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回答・コメントする(No.4395)

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もっと教えて!フォーラム 質問 デザイン系の仕事は専門学校をでなければいけない?

[Q] 私は現在中3で進路を決める時期です。

具体的な将来の夢は決まっていませんが、デザイン系の仕事には興味があります。

そこで質問なのですが、グラフィックデザイナーやゲームデザインなどの仕事をしたい場合は専門学校や美大をでなきゃなれないのですか?

また、私は絵に自身があるわけでもなければ、デザインの才能があるとは思えません。

才能がなければやはり、デザイン系の仕事は辛いと感じてしまうのでしょうか?


お返事待ってます。

[A.2]

はじめまして、まこ様。
沙兎音(さとね)と申します。

ゲームデザインの仕事はそういうことをするのですね。
今まで勘違いしたました。
これからは勘違いしないようにします。

美大を卒業しなくても、技術を現場で身につける人もいると知り、安心しました。

自身ってやっぱり、大切なんですね。

まこ様のアドバイス通り、受験勉強の合間をぬって少しグラフィックデザインをやってみたいと思います。

私はまだ「絶対、この職業につく!」ということは言い切れません。

とりあえず今は上級学校へ進学しようと思ってます。

そしてその学校で今は大好きな絵を描くことを続けたいと思ってます。


まこ様の回答はとても役にたちました。

本当にありがとうございます。


[A.1]

こんにちは、沙兎音さん。「さとね」さんとお読みすればいいんでしょうか?
私はゲームデザインの仕事をしていて、肩書も「ゲームデザイナー」となっています。

まず、確認しておきたいのが、沙兎音さんがしたいのは「ゲームデザイン」ですか?
ゲームデザインとは、ゲームの「しくみ」をデザイン(設計)する仕事です。
たとえば、RPGなら、戦闘のシステムを考えたり、モンスターの強さを決めたり、
魔法の効果を考えたり、その他いろんなことを設計します。

おそらく、沙兎音さんがしたいのは、美術系の仕事だと思いますので、
それは「ゲームグラフィックデザイナー」とか「グラフィッカー」と呼ばれる
仕事なんじゃないかと思います。
「ゲームデザイナー」と「ゲームグラフィックデザイナー」では、
やることが全然ちがうので、注意してください
(業界人でもかんちがいしている人がいるくらいです)。

その上で、私は「ゲームデザイナー」で、グラフィック畑の人間ではないのですが、
(紙の上の)グラフィックデザイナーや、ゲームグラフィックデザイナーとも、
一緒に働いているので、わかる範囲で回答しますね。

私の知る範囲だと、(紙の上の)グラフィックデザイナーさんの経歴は色々です。
やはり美大出身の人が多いような気がしますが、若い人には専門学校卒の人もいます。
そして、美大や専門学校を出ず、現場で学んだ人も多いです。
DTPオペレーターから、グラフィックデザイナーになった人もいますね。

家庭用ゲームの、ゲームグラフィックデザイナーさんですと、
やはり美大と専門学校卒の人が多いように思います。
18禁ゲームのグラフィックの方だと、独学の方もいるみたいです。

ただ、あまり一緒に働いている人の、学歴を聞くことはあまりありません。
本当に、私の知り合いのわずかなサンプルなので、
できれば、現職の方からの情報を待ってください。

ちなみに、ゲームデザイナーの場合ですが、これもまた様々です。
印象としては、(一般の)大学卒の人が多いような気がします。
「ゲームデザイン」「プランナー」に限って言えば、専門学校の人はほとんど見ません。

さて、最後に「才能」について。
私はグラフィック畑の人間ではないので、絵の才能についてはよくわかりません。
あくまで、クリエイティブな仕事の「才能」についての、私の考えになります。

まず、「才能」はよくわかりませんが、「自信」は必要です。
やはり自信がなくてものを作ると、それが作品にも出てしまいます。
ですので、「自信」は持つようにしてください(盲目的な自信はダメですが)。
「自信」は、技術と経験と努力のたまものですので、
しっかり技術を学んだり、長くその仕事をしたり、そのために努力をすることで、
身につけることができると思います。
逆に、いつも「自信がない」「自分には才能がない」とネガティブに思っていたら、
仕事を続けていくのはつらいと思います。

沙兎音さんの「その仕事、自分にはできるだろうか?」という気持ちはよくわかります。
中学生ですと自分の才能を正しく評価するのはむずかしいでしょうし、
仕事をはじめるまで、少なくとも、あと3~7年はあります。
その期間で、沙兎音さんがどう変わっていくかわかりません。

さいわい、デザインは、プロにならないとできないわけではありません。
絵を描くことや、本やチラシのグラフィックデザインをすることは、
今からでもやってみることができます(ゲームも作れます)。
実際にいろいろやってみると、沙兎音さんに本当に才能があるかどうか、
グラフィックデザインの仕事がやりたいかどうか、わかってくると思います。

実際にものを作っているうちに、グラフィックデザインが好きになるかもしれません。
その、「ものを作ることが好き」というのは、
クリエイターにとって、一番たいせつな「才能」だと、私は思っています。