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回答・コメントする(No.4699)
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営業とは?
[Q] 営業という仕事はよく耳にしますが、
具体的にはどんなことをしているのでしょうか?
朝、出勤してから帰るまでの流れを
教えてください。
やはりパソコン操作は必要ですか?

こんにちは。実は「営業」という仕事には絶対これだ、という定義がありません。だから、以下の話は肩の力を抜いて読んでください。ここでは、実際に商品を扱う立場にある、本来の意味での営業職について説明してみましょう。
あなたは「販売」と「営業」の区別ってつきますか? これが意外と難しい。ここで辞書を引こうと思い立ったら、あなたは少し「いい営業マン」になれる素質があります。
さて、辞書を引かずに私なりに考えると、
○販売…ある商品をお客に売ること。お客様は基本的に素人(≒一般消費者)
○営業…ある商品をお客に買ってもらえるようにすること。お客様は基本的にその商品を買うプロの人
だと思っています。何だか微妙に違いますね。これはあくまで私個人の感覚ですが、この違いが何かを、あなたなりによく考えてみてください。
営業の仕事は、何を売るかによってかなり変わります…例えば、私が営以前担当したステンレス鋼板と、次世代ゲーム機向けの最新ゲームソフトでは、明らかに違うと想像できるはずです。とはいえ、ある程度基本的な部分もあります。極めておおざっぱに言って、営業の仕事は次のように区分できるでしょう:
(1)お客様に商品のPRをすること。
(2)お客様からご発注があったら、会社の代表としてその注文に応じること。例えば工場や商品の仕入れ先に、「こんな注文がきたから必ず作って/届けて」と依頼して、それがちゃんとお客様の手元に届くまでフォローすること。
(3)万一お客様から苦情があった場合、最初の窓口として対応すること。
(4)この商品をこのくらい販売しよう、という計画を作ること。
(5)工場や仕入れ先に対して、お客様の声を伝えること。
(6)お客様から代金の支払いが正しくされているか、確認すること。
(7)お客様や業界の情報を集めて、これからどんな商品が売れるのか考えること。
他にも幾つかありますが、とりあえずこんな感じだと感じてもらえればと思います。実際に仕事をしていると、いちいちこんな区別をすることは少なく、自然とこなしていけるものです(そうなるまでが修行です)。
毎日の仕事はこれらの組み合わせになりますので、必ずこれだ、というものはありません。お客様から苦情があれば優先的に対応しないといけないので、その日予定していた仕事の順番が変わることもあります。
必要があれば、お客様や、工場・仕入れ先に出張することもよくありますが、一部の業界を除いては事務所での作業が欠かせません。データの集計などでパソコンを使う機会は、意外とたくさんあります。
営業の仕事をすること自体は、決して難しいことではありません。だから、あなたが営業マンになりたいのであれば、ぜひ気軽にチャレンジしてほしいです。ただ、優れた営業マンになるのは、確かにかなり難しい。これは相当努力する必要があります。
でも、基本となることは、次の2点もあれば十分でしょう。
○物事に対して誠実であること
○自分の担当する商品/業界について、よく学ぶこと
いざ実際に営業をすると、この2つですらなかなか大変だということが分かるはずです。でも、そう努めようと努力することが大切です。お客様はあなたのそういう姿勢を必ず見ています。

クマさん
営業マンの心構えをお伝えします。将来の参考にしてください。
君は営業マンは何時も外出している人たちと思い込んでいませんか?
全社員が会社の営業マンなのです。訪問企業の受付の態度一つでその会社の
規律や社員教育の程度がわかります。植え付けられた第一印象を変えさせることには
大変時間がかかります。これも社長の人間性でしょう。そう社員は皆上司を見て
育つのです。
営業とは
①旺盛な向上心
営業とはまず自分自身を売り込むこと。
自分自身の商品価値を高めるため人間の幅を広げること、
知識のアップデートに努めることを心掛ける。人間の能力に差はない。
あるのはやる気と根性の差だ。
②人間の幅を広げること
できるだけ多くの顧客と会う。お客様から教えていただくことも多いので、
できるだけ沢山のお客さまにアプローチするよう心がける。
担当させていただいているだけでは、真に自分のお客ではない。
直接会って、商いをして頂いて、やっと自分の顧客になる。
その後のフォローがいかに大切かは言うまでもない。日々新たな出会いがある。
人的ネットワークの広がりは自分自身の成長につながる。
③何年たっても1年生。
先輩はもちろんだが、後輩から教えてもらう事も多い。
他人から教えていただくのだから常に1年生という謙虚な気持ちであり続けること。
④仕事だけにならない。
営業では雑談も大切なひとつの武器。仕事だけではなく、趣味を持ち、
話題豊富であること。
⑤知識のアップデート
情報収集をおこたらない。新聞・雑誌・インターネットから最新ニュースや
情報を収集し、社会を知る。役立つ情報は項目別に保存し読み返す事を忘れない。
⑥分からないことはその日のうちに調べる。
分からない事は放置しない。すぐに調べられるよう日頃から資料を整理し、
情報ツールを作っておく。
⑦他人は実績で説得
他人を説得し、納得させるためには実績で勝負する。
人の信用は、その人が言った事をどれだけ実行したかによって決まる。
言動には責任が伴う。
企業が繁栄と成長を持続するには社員全員が営業マインドを持つ事が大切です。
21世紀の“強い会社”は上記の心構えを全員が実践している企業です。