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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.4830)

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もっと教えて!フォーラム 質問 編集と雑誌

[Q] 私は出版社に興味を持ち始めた小学生です!将来はペットに関する雑誌を作りたいなあと思っています。でも、出版社や雑誌についてよく知らないので、2つ質問します。 

1、編集者になるには、何か資格がいるのですか?

2、雑誌が出来るまでの作業の流れを教えて下さい。

 どちらかだけでも答えていただけると、とてもうれしいです。どうか、宜しくお願いします(∨-∨)!

[A.1]

こんにちは、retoriyさん。
私は出版社の編集ではないのですが、単行本の編集をしたことがありますし、
雑誌をライターをやっていたことがあります。
その経験からお話ししますね。
編集者になるための資格については、私自身よく知らないので、
「2」の「雑誌が出来るまでの作業の流れ」について説明します。
私が書いていたのはゲーム雑誌でしたので、ゲーム雑誌の場合です。

1.雑誌の内容を決める
その号の内容を決めます。特に特集ページを何にするかが一番の課題です。
私が書いていた雑誌では、編集さんたちが集まって会議で決めていました。
連載記事や小さいコーナーの内容は、そのページの担当編集が個人で決めていたようです。
台割(だいわり)という、それぞれの記事がどの順番で、何ページなのかを書いた、
目次のようなものをつくり、今後は、それをもとに進行していきます。

2.打ち合わせ
ゲーム会社の人や、実際に記事を書くライターと打ち合わせをします。
打ち合わせでは、どんな記事にするかを、ライターやゲーム会社の人と話し合いをします。

3.デザインラフの作成
ページの内容が決まったら、具体的に、ページの中にどんな写真やイラストをおいて、
文章はどのくらいの量をどの位置におくか、ページのイメージをおおまかに書いた、
デザインラフを作ります。
この作業は、雑誌や編集さんによっては、ライターが行う場合もあります。
このデザインラフができると、ライターに文章を発注します。
また、デザインラフをもとに、グラフィックデザイナーに紙面のデザインを発注します。

4.素材のとりまとめ
締め切りになると、ライターの文章があがってきます(締切を守る人なら)。
文章をチェックしたり、文章が紙面のどこに入るかラベルを入れたり、
写真やイラストなどの絵素材をまとめて、グラフィックデザイナーにわたします。

5.入稿
グラフィックデザイナーが、カンプと呼ばれる、紙面の完成見本を作ったら、
それを見て、チェックします(時間があれば、直しを入れます)。
チェックがおわったら、そのデータを印刷所に入稿します。

6.校正
印刷所から、実際の印刷の見本が出てきますので、それを見て、チェックをします。
主に文字などの間違いがないかをチェックする文字校と、
印刷の色味などをチェックする色校があります。
校正は、ライターや、ゲーム会社、グラフィックデザイナーにもチェックしてもらいます。
校正で間違ったところを直すと、「校了」といって、すべての作業が終了します。

編集の仕事は、この流れの中で、内容をチェックすること、
スケジュールどおりになるように進行を管理すること、
素材をしっかり受け渡すことが、主な仕事になります。
編集者が自分で記事を書くかどうかは、雑誌やその編集者によります。
編集者が特集記事を手がける雑誌もありますし、
ライターにまかせてまったく文章をかかない編集者もいます。

今回お話ししたのは、私がライターをやっていたゲーム雑誌での仕事の流れです。
編集者の仕事は、雑誌によって、また編集者によって大きく変わります。
雑誌のジャンルによってもかわってくるでしょう。
ひとつの例だと思ってください。