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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.4896)

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もっと教えて!フォーラム 質問 小説家になりたいのですが...

[Q] 小説を書いたりしてるんですが...

なかなか話がまとまりません。

いつも最後まで続かなくて><

短編で書きたいのですが

どのように書けば良いのでしょうか?

[A.4]

はんがんさん、まこさん、ちひろさん
ありがとうございました!!
参考になりました。
これからもっと頑張ってみます!


2008/10/05 05:07  ちひろさん[ライター]
[A.3]

らいらいさん、こんにちは。

ある著名な脚本家の方が、
「面白い作品はあらすじが簡単に言える」と仰っていました。

らいらいさんはテレビを見た時に、
「このドラマはこんな話で、主人公がこうしたから面白かったんだよ」
とお友だちや家族に伝えた事はありませんか?

その逆を考えると、伝わりやすいあらすじを作る事で、小説を書く
準備ができた事になります。もちろん書いているうちに気が変わって、
こっちの方が面白い展開ってこともあるでしょうけどね。

どうぞ書く楽しさと同じくらい、まとめる力を大切にしてくださいね。


[A.2]

こんにちは、らいらいさん。
私は小説家ではないのですが、小説を出したことはあります。
また、ゲームという形でストーリー作りの仕事をやっています。
小説の書き方やストーリーの作り方には、「これ」といった正解がないので、
私のやりかたを紹介しますね(自分では一般的だと思うのですが)。

小説やシナリオをいきなり書き始めることはあまりしません。
まずは「プロット」というものを書きます。
「プロット」とは、簡単に言えば「あらすじ」のようなものです。
ストーリーをいくつもの章にわけ、その章ごとに、舞台はどこなのか、
キャラクターが何をするか、読者に伝えなければいけない情報(伏線)は何か、
などを箇条書きにしていきます。
ここで、気をつけてほしいのは、プロットは読者向けではなく、自分のために書くので、
ネタバレをどんどん書いていくということです。
本のあらすじには、ネタバレをさけるため「さあ、主人公の運命は!」などと
ストーリーの核心部分をかくすような表現がされていますが、
プロットではちゃんと書くようにしてください。

プロットができたら、そのプロットを見ながら悩みます。
話に矛盾はないか、読者に伝えるべきことは書かれているか、そして面白いか。
で、プロットをどんどん修正していきます。
これならいける!という段階になったら、ようやく執筆をはじめます。
プロットをしっかり作っておくと、いきなり書き始めるよりは、
悩みも少なくいっきに書き上げることができます。
それでも、書いている途中で、プロットとは違うストーリーになることもありますけどね。

あと、らいらいさんは中学生ということですから、
文章を書く基礎体力が足りてないのかもしれません。
長い文章を書く基礎体力は、文章を書いているうちに身につきます(たぶん)。
今は、自分が思うように文章が書けなくて歯がゆい思いをしているかもしれませんが、
まずは文章を書くことを楽しむようにしてください。


[A.1]

こんにちは。私に文才があるわけでもないのですが、ごく一般的なことをコメントしておきます。

まず、どんなにむちゃくちゃでもヘタクソでもいいから、とにかく「最後まで書き上げる」こと。これが大事です。あなたは最後まで続かなくて…と言っていますが、それは「むちゃくちゃになりそうなので投げ出した」からではないでしょうか? 少々厳しく言えば、そうして自分の実力と向き合うことから逃げている間は、文章を書く力は伸びません。
まず、ちゃんと物語を終わらせてあげる。それを読み返して、あまりのむちゃくちゃさにうんざりする。でも、次はこう書けばもう少しマシになるかもと考えてみる。こういう作業はとてもしんどいものですが、それを少しでも楽しいと思えるなら、あなたには小説家になるチャンスがあるかもしれません。

小説よりもう少し広く、文章の組み立て方を磨くということなら、例えば400字詰め原稿用紙2.5から3枚以内で、あなたの暮らしの中でその日気になった出来事を、人に紹介するつもりで書いてみる、といった方法があります。日記やブログと同じような感覚ですが、
○必ず原稿用紙に書く
○改行などの規則を守る
○文字数を厳しく守る(短すぎてはダメ、長いのはもっとダメ…原稿用紙3枚という長さには、それなりの意味があります)
を、せめて毎週1回チャレンジしてみましょう。
最初はたぶんむちゃくちゃです。数ヶ月経って、なんとか文字数を合わせられるまでになる頃には、あなたなりの文章の書き方が、原稿用紙3枚の中にも少しずつ表現できるようになっているはずです(それがあなたの個性です)。あなたがそこまで続けることができるかどうか、ここがあなたの夢を実現するための最初の関門になるかもしれません。