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回答・コメントする(No.4978)

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もっと教えて!フォーラム 質問 大人になってから、大学に行ったことが、どれだけ役立つのか?

[Q] こんにちは。作家を目指しているβёττγといいます。
まだ中学生ですが、将来大学に行こうかどうしようか迷っています。
行ってみたい大学はあるし、いろいろなことを経験しておいたほうが将来役立つとは思います。しかし、現在中学生の時点でも、自由な時間をほとんど習い事と文章を書くことに使っているため、個人面談のとき先生から遠まわしに「勉強しろ」のようなことを言われています。これで大学受験ともなれば、勉強三昧で本を書く暇なんてなくなってしまうかもしれません。
作家の方でもそれ以外の方でも、大学を卒業したあと、肩書き云々(就職のとき役立ったとか)は別として大学に行ったことがどれくらい役立ったか、もしくは行って良かったと思えたか、教えてください。

[A.3]

βёττγさん 、こんばんわ。
通りすがりの学芸員です。

専門外の分野ですが、コメントを。
大学には行っても行かなくても作家になれるし、中退しても大学院まで行っても作家になれます
作家になるために文学系の大学に行く必要もありません。要は自分次第です。

色々な作家の方々が、働くことと書くことの狭間で、色々なことを考えてきました。
戦後生まれとして初めて芥川賞を受賞した中上健次という作家がいました。
日本の作家の中でも働くことと書くことの意味を深く考えてきた方です。
彼は大学へ行くために行く予備校の学費を仕送りしてもらいながら、結局大学へ行かず薬と酒とジャズの日々を送り、やがて生活のために土木作業員などで生計を立てました。
羽田空港で荷物の積み降ろしなどの肉体労働をしていたころは、原稿を書くための紙を作業ズボンのポケットに折り畳んで持ち歩き、休憩時間にトイレの便座を机代わりにして執筆していたこともあったそうです。
彼はそうやって書いた小説で芥川賞をとり、日本を代表する作家となったのです。

少々厳しい意見かもしれませんが、受験勉強しなければいけないから小説が書けない、なんていうのは単なる言い訳にすぎません。書こうと思えばどんな状況でも書けるし、書かなければいけないという衝動が突き動かすはずです。また、その受験を控えているときだからこそ書けるものもあるはずです。
大学へ行くのはもちろん個人の自由な選択なので、最後は自身が決めることです。

今は、星の数ほどと言ってよいくらいの書物が溢れていて、誰もが望めば作家になれるような時代です。
でも、5年、10年と経った後でも作品をしっかりと残し続けていける作家は、それほど多くありません。
今でも読み継がれている作品を見つめ直し、自分は何のために書くのか、問い続けていくことが求められると思います。

中上健次の人生を眺めると、大学なんか必要ありません。しかし彼は後年、地元の人々のために校舎の無い大学を作り、文学とその背景、特に彼の作品の下敷きとなる熊野について講義を行いました。
どのような形であれ学ぶことは人にとって必要だし、その機会を自ら放棄するのはもったいないことだと思いますよ。


[A.2]

まこさん、ありがとうございます。
時間が無くても文章は書けるとのアドバイスをいただいて少し安心しました。
やっぱり、忙しくても書けるようでなくちゃだめですね。
まだ時間はあるので、じっくり考えてみたいと思います。
ありがとうございました。


[A.1]

こんにちは、βёττγさん。

私は大学に行きましたが、残念ながら優秀な生徒ではなかったので、
「学んだ」といえるほど何かを学んだわけではありません。
ですので、大学で学んだことで、役に立ったことはほとんどありません。
ですが、「行って良かった」とは思っています。

私の場合、友人に恵まれ、その友人たちと密度の濃い時間を過ごすことができました。
いろんなことを語り、考え、体験できたことは、何よりの収穫だったと思います。
今から考えると、人のテリトリに土足で踏み込み合うような人間関係でした。

まあ、大学でなくても、どんな体験でも役に立つと思います。
私の場合、たまたま20歳前後の時期に大学生だったというだけで、
別のことをしていたら、そこで印象的な時期を過ごしていたかもしれません。

あと1つだけ。
私も小説を出版した経験もあるので、そこからアドバイスを。
どんなにやることがあっても、時間がなくても、文章は書けます。
βёττγさんが作家を目指しているのならなおさら、
忙しい中で文章を書く時間を見つけるようにしてみてください。