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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.5037)

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もっと教えて!フォーラム 質問 ミュージシャンの方々にインタビューできる仕事に就きたい!

[Q] 以前ここで質問させていただいたものです。今まではアーティストとともに音楽に携わる仕事をしたいと思い、レコード会社に就職することが目標だったのですが、ここ最近音楽雑誌(JAPAN,MUSICA,H,WHAT's IN,B=PASSなど)を読んでいて、特定のミュージシャンだけでなく様々なミュージシャンから刺激をもらえる仕事に、とても魅力を感じるようにもなりました。なので今は、アーティストマネジメントとメディア・ライヴ、どちらがいいのか悩んでいます。アーティストマネジメント、メディア・ライヴについて就職する際に必要なこと、資格、大学など、どんなに小さなことでもいいので教えて下さい。よろしくお願いします。

[A.3]

こんにちは。どんな事柄でも、伝えたいと願う気持ちがあることは、とても大切なことです。でも、自分がそう思うだけではダメで、人に分かってもらうために努力しないといけない。それを正しく行える人が、あなたの希望する仕事をこなしていくことができるでしょう。このやり取りの中で、あなたが少しでもその意味に触れることができたのであれば、よかったと思います。

さて、日本のポップカルチャーについて専門に学べる課程を持つ大学は、残念ながらほとんど存在しません。音楽メディアで活躍するために大学でバリバリ勉強しよう、とあまり肩を張らない方がいいのでは、と個人的には思います。文化系の学群・または一部の経済系学群(マーケティング・広告など)からあなたが楽しそうと思えるものを選んで、きちんと勉強すれば、将来専門としてポップス/ロック系の音楽を話す時に、大きな支えになるでしょう。これらの音楽は「今」を表現するものだから、単に音楽そのものを見るだけでなく、それが演奏されている時代そのものをよく理解しておく必要があるからです。
また、普段あなたが聴かない種類の音楽についても、たまには触れておきましょう。例えば、ロックだけしか聴かない人と、ロックも聴くけど民謡も悪くない、という人では、音への感受性が全然違います。賛美歌とこのバンドのサウンドってけっこう似ているかも、なんて発見があるかもしれません。
もう一つ、上手でなくてかまわないから、何か一つ楽器が演奏できますか? 音階が演奏できればベターですが、カラオケ系パーカッション(タンバリンとかマラカスとか)でもOK。譜面を見て、こんな風に演奏するのかな? と思えることが、他の人の演奏を聴く時に、決定的に重要な意味を持ちます。

あなたと同じことを夢見る人はたくさんいるでしょう。その中で自分の才能を磨けるのか。いろんなところにチャンスがありますから、それを自分で見つけてください。あなたが目指す仕事も、ミュージシャンと同じぐらいにクリエイティブであることを、忘れないでほしいと思います。


[A.2]

2es2BGR6回答ありがとうございます!私の質問文が言葉足らずだったため…すみません!私は以前、両親の夫婦喧嘩に巻き込まれ、その時のショックで一種の精神病にかかってしゃべることができず、入院していました。でも音楽に触れて、音だけじゃない文面にも表れる音楽の世界に救われました。これも受け身なのかも知れませんが…。今ではしゃべれるようにもなって大学受験もできるまでになって、音楽に感謝しているのです。こうやって音楽で救われる人間がいるってこと、人生変わるってことを伝えたいんです。給料が低くてもそれでもいいんです。音楽は私の一部であってそのために生きたいです。またまとまりのない文で申し訳ないです。


[A.1]

こんにちは。
あなたはさまざまなミュージシャンの皆さんから刺激を受けて、何をしたいのかな? 毎日が新鮮で刺激的でハッピー(古い表現)!! というだけなら、それは単に音楽が好き、というだけです。その程度なら、サイトやブログであれこれ語るだけでも事足りるはずです。
少々厳しい物言いですが、クリエイティブな世界において、受け身であることで喜んでいる人に、お仕事をする場所はありません。あなたが音楽の世界で仕事を得たいと望むなら、まずはあなた自身がそこで何を生み出したいのかをよく考える必要があるでしょう。単に刺激を受ける=何かをもらうためにその世界にいる人には、誰も何も与えてはくれません。これは音楽の世界だけでなく、私のようなおカタイ業界でも同じです。
ひょっとすると、実はあなたには音楽の世界でやってみたいことが具体的にあるのかもしれません。でも、少なくとも私には質問文からそれを読み取ることができません。あなたが望むお仕事はいずれも、人に何かを伝えるためにあります。そこを目指すなら、まずあなた自身の姿を正しく表現できるように、努力してみましょう。

…あなたがこの文章を読んで、「なにくそ!」と思うようでなければ、あなたは音楽の世界で生きていくことが難しいかもしれません。あなたの積極性に期待します。