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回答・コメントする(No.5064)
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リペアマンになる為の進学先。
[Q] はじめまして。
私は高2で今、音大を目指してレッスンに通っています。
しかし通っているうちに演奏をするよりもリペアなどの楽器のメンテナンスをする方が好きだと気が付き、レッスンに通いつつもリペアマンになりたいと思っています。
そこで楽器屋さんと親に相談したところ、楽器屋さんにはあまり音大は薦められず、ヤマハの養成所(?)とグローバルを紹介して頂きました。
親には将来の安定性を考え、音大に行き教員免許を取得してからそちらの方へ行くように言われました。
私は楽器屋さんと同じく、リペアマンになるのに音大を出る必要性はあまりないのではないかと思っています。
しかし最終学歴が高卒と言うのは少し気が引けます・・・。
なので音大に行くべきか一般大学に行くべきか、さらには専門に行くべきか悩んでいます。
実際にリペアマンになったら音大での知識は役立つのでしょうか?
一般大学に行くとしたら行った方が良い学部・学科はありますか?
一般に行くぐらいなら専門に行った方が良いのでしょうか?
因みに音大受験での成績は全く良くありません。
それと入学金などの金銭面での問題はありません。
詳しく分かる方がいらっしゃいましたら回答、宜しくお願いします。
長々と質問ばかりですみません。汗
ご回答ありがとうございます。
確かに言われて見れば、リペアの需要は多くないのかもしれませんね。
その事についてあまり深く考えていませんでした。汗
やはり専門ですか...。
ここに書き込みをしてからまた考えたのですが、回り道であるのかもしれませんが大学は出ておきたいな、と思いました。
しかし一般に行くとしたら理系ですか・・・。
もうすでに文系ですので手遅れな状態ですよね。
とりあえず人生経験の一環としても音大に進学する方向でやってみます。
音大での経験は無駄にはならないと思えてきましたし。
遠回りなのかもしれませんが、頑張ります。
はんがんさんのご回答、とても参考になりました。
本当にありがとうございました。
矛盾だらけの書き込みですみません。

こんにちは。私はあなたが希望するお仕事に直接関係しているわけではないのですが、分かる範囲で簡単にコメントしておきます。
楽器のリペアマンを希望する人はたくさんいますが、その夢を叶える人はそれほど多くありません。理由は簡単で、楽器のリペアの需要がそれほど多くないからです。そんなことはない、リペアをお願いすると何週間も待たされてしまう…というのは事実ですが、その修理代金が(確かにけっこうかかるけど)決して高くない、ということをちょっと思い出してください。
楽器の修理は、どちらかといえば職人的な要素が多いので、それを志す人の大半は、専門学校をはじめとする養成機関で基本的な技能を学んでいます。そこで一通りの技能を身につけることができれば、楽器店や専門の工房といったところに就職して、修行を始められる可能性があります。言い換えると、いくら養成機関に入っても、技能が身につかなければリペアマンになることはできません。
もちろん、他の学校を卒業してリペアマンになるという道もありますが、この場合も先の養成機関で学び直すことになるでしょう。それを遠回りと見るか、教養を得るためと見るかは、人それぞれです。仮に大学で将来に備えた知識を得たいなら、例えば材料工学や木材学といった分野がありますが、どちらもバリバリの理系です。外国には楽器修理を専攻する大学もありますが、日本にあるかどうかは、よく知りません。
なお、楽器の修理をするには、その楽器をある程度演奏できることが望まれます。プロ並みでなくてもかまいませんから、「この楽器は本来こういう音色で鳴る」というイメージを、できるだけたくさんの楽器で感じ取れるようになりましょう。