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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.5147)

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もっと教えて!フォーラム 質問 ゲームのキャラクターデザイナー

2008/11/25 08:32  sisiaさん[高校生・女]

[Q] 私は将来イラストレーター目指しています。

☆職業に就くなら、ゲームのほうが主職業で、イラストのお仕事を副職業でやることってできるのですか。

☆それと、もしグラフィックデザイナーを目指すなら今、どんなことをやったらでしょうか。

☆学校はどうやって選べばいいのでしょうか。

私は成績がいいとは言えません。
中の下ぐらいか中ぐらいの成績です。

☆それでもグラフィックデザイナーにはなれるのでしょうか。

2008/12/03 08:52  sisiaさん[高校生・女]
[A.12]

まこさん今回も回答ありがとうございます!!
私も自分の描いた絵がキャラクターになって喜びたいです!

話を聞いていてキャラクターデザインの仕事は思った以上に大変そうでアイディアがいるものだと知りました。
その過程の中でいろんな人が関わるのでコミュニケーションも大切だし、なんと言っても魅力の絵がかけなきゃいけなことも。

難しそうです。でも、夢を追ってなってみせます!!
絵描いてがんばっていきたいです。
まこさん本当にコメントありがとうございます!


[A.11]

こんにちは、sisiaさん。
回答のニュアンス、伝わっているようでよかったです。

さて、以下の質問、
> ☆知っておいたほうがいいこと。
> ☆習得しといたほうがいいこと。(デッサンやCGなど・・・)
> ☆覚えていてほしいこと。
については、ごめんなさい、わかりません。

私はグラフィックのパートではないので、グラフィックの実務はよく知らないのです。
詳しい方のフォローをお願いします。
あるいは、CESA(コンピュータエンターテインメント協会)が、
「ゲーム産業における新卒開発者人材育成事業報告書」という報告書を出していて、
その中に「新卒グラフィックデザイナ向けスキル」という項目があります。
求められているスキルが具体的に書かれていますので、ヒントになるかもしれません。
http://www.cesa.or.jp/per/report_index.html

ということで、私は
> ☆その他言いたいこと。
について、回答します。

キャラクターデザインとしてあがってきたデザイン画を見て一番喜んでいるのは、
もしかしたら、我々プランナーかもしれません。
文字で書いたキャラクターの設定が、イラストになるのは感動的です。
大喜びで、そのイラストを机の前に貼ったり、スキャナで取り込んで、
パソコンの壁紙して、イラストを見ながら作業をおこなっています。
ゲーム作りを何年もやっていても、子どものように喜んでいます。
いつも感謝しています。

キャラクターデザイナーがデザイン画を作り、
シナリオライターがセリフを作ったり、グラフィックデザイナーが動きを作ったり、
声優さんが声を入れたりして、キャラクターはどんどん命を吹き込まれていきます。
最初は文字だけだったキャラクターに命が吹き込まれていくのを見るのは、
ゲームを制作する上での醍醐味であり、クリエイターの特権です。
そういった楽しさを共有できるようになるといいですね。


2008/12/02 09:01  sisiaさん[高校生・女]
[A.10]

コメント遅れました・・・すみません!
毎回ためになる話ありがとうございます!!
ニュアンスちゃんと伝わりました。
イラストの雰囲気が変わらないのは、いろんな人がひとつの絵に描き込んでいるからなのですね。
ニュアンスちゃんと伝わってます。
イラストレーターより絵で決める!ですよね。

新しい質問です。多分これで最後になると思います。

ゲームキャラクターデザインをするにあたって・・・

☆知っておいたほうがいいこと。

☆習得しといたほうがいいこと。(デッサンやCGなど・・・)

☆覚えていてほしいこと。

☆その他言いたいこと。

多分最後の質問回答お願いします。


[A.9]

> ☆ゲーム製作にイラストレーターが関わるのは何ヶ月ぐらいでしょうか。

ゲームによります。
たとえば、私が多く関わっているカードゲームだと、スケジュール的な問題で、
1ヵ月くらいしか時間がありません
(第1弾、第2弾と出て行けば、最終的には何年もおせわになりますが)。
また、どの工程までおつきあいするかにもよります。
場合によっては、実際にゲーム内で使われる1枚絵を、彩色から背景から効果まで、
最終版まで行う方もいるようです(特にノベルゲームなどで)。
そうなると、ゲームの制作期間中まるごと、ゲーム制作にかかわることになりますね。
ただ、たとえばゲーム制作に3ヶ月間かかわるとしても、
3ヶ月間その仕事にかかりっきりになるとはかぎりません。
他の仕事と同時進行でおこなうことが多いと思います。


> ☆キャラクターのイメージが合わないイラストの場合は何度も描き直しですか。

ごめんなさい、描き直しです。
ただ、完成版で描き直しにならないよう、ラフの段階で何度も描き直しをしますし、
打ち合わせをして、イメージに合うように近づけていきます。


> ☆ゲーム会社ではどんなイラストレーターを望んでいるのでしょうか。

キャラクターデザイナーとして外部のイラストレーターに発注する場合と、
社員としてグラフィックデザイナーを雇う場合で、大きく違うと思います。
ここでは、外部のイラストレーターの場合について、私個人の意見を述べますね。

世の中にはイラストレーターがごまんといますので、
イラストを発注する側としては、多くの選択肢を持てることになります。
イメージにあったイラストレーターさんを、自由に選べるようになりました。
ですので、「なんでも描ける」という器用貧乏なイラストレーターさんよりも、
「これを描かせればピカイチ」というような人を選びやすいです
(もちろん、なんでも描けて、しかもどれもクオリティが高い人なら最高ですが)。

作業スピードは、早いにこしたことはありません。
スケジュールも守ってもらったほうがもちろんいいです。
そうなると、より多くの仕事を頼むことができます。

性格は、描いていただけるのなら、少々難があってもかまいません(我慢します)。
やはりイラストレーターさんには、ちょっと変わった人もいますが、
いいイラストさえ出来上がるのなら、変人でもかまいません。
口ばかりで、イラストの出来が悪いと困ってしまいますが。

どんなイラストがいいかは、これはゲームによって、求めるイメージが違います。
ですので、イラストレーターさんにそれを求めるのではなく、
求めているイメージにあったイラストレーターさんを探します
(ニュアンス、伝わっていますか?)。
そういう意味では、「ご縁」なのかもしれませんね。


[A.8]

こんにちは、sisiaさん。
例によって、イラストを発注する側の視点で回答していきますね。

> ☆イラストレーターが複数関わっているのに、イラストの雰囲気がばらばらにならない
>  のはなぜですか。

いいところに目をつけましたね。
私はカードゲームのゲームデザインをやっていますが、
特にカードゲームでは複数のイラストレーターを起用することが多く、
イラストの雰囲気の統一は、避けて通れない問題になっています。

まず、「アートディレクター」などと呼ばれる、
イラストやグラフィック全体の責任者を置く場合があります。
アートディレクターは、自分自身ではイラストを描いたりしませんが、
ゲーム全体のグラフィックに統一感が出るように、うまく指示をだします。
グラフィック関係の監督のようなものですね。
アートディレクターを置かない場合は、ディレクターがその役割をします。

具体的には、以下のような手法があります。

1.同じような雰囲気のイラストレーターに発注する
そもそも元々のゲームの「イメージ」がありますから、
そのイメージにあったイラストが描ける人にお仕事を頼みます。

2.細かな指示
複数のイラストレーターの場合、どうしてもそのクオリティに差がでます。
一定の基準に達してない場合は、何度もリテイクを出していき、
クオリティの差が少なくなるようにします。

3.塗りを統一する
イラストの雰囲気を一番大きく左右するのは、色の塗り方です。
ベタっとしたアニメ調の塗りなのか、ブラシっぽく塗るのか、
CGっぽく影にグラデーションをつけるのかなど、色の塗り方を細かく指定します。
それによってイラストの統一感をかなり揃えることができます。
イラストレーターさんには、色のついていない線画だけを書いてもらい、
それを彩色専門の人に塗ってもらうことも多くあります。

4.後工程で統一していく
特に家庭用ゲーム機用のゲームなどの場合、
イラストレーターさんの絵を、ゲーム中でそのまま使うことは少ないです。
イラストレーターさんの絵を元に、ディフォルメをかけた2Dのグラフィックにしたり、
3Dのグラフィックにしたりします。
その作業で、雰囲気がそろうよう、修正(アレンジ)をおこなうことがあります。

5.バラバラでよしとする
特に(紙の)カードゲームの場合、イラストレーターによって雰囲気が違っても
よしとする、むしろそれを魅力の1つとすることも多いです。
たとえば、「ハヤテのごとく!トレーディングカードゲーム」という商品があるのですが、
このイラストなどは、カードによって同じキャラクターでも、別のキャラに見えるくらい、
統一感がありません。
いろんな意味で「すごい!」と思いました。

まあ、全体的に、イラストの雰囲気を統一させるのは、
イラストレーター側の仕事ではないと思います。
アニメーターやグラフィックデザイナーなら、発注されたグラフィックのイメージに
雰囲気を合わせていくのが職能かもしれません。

長くなったので一度切ります。


2008/11/29 10:52  sisiaさん[高校生・女]
[A.7]

まこさん、わかりやすい説明ありがとうございます!
ゲームのはじめの工程が詳しく書いてありためになりました!
大体の工程のイメージがつかめました。
イラストレーターってただいわれた通りに絵を描くのではなく、アイディアを出したりしてよりいい作品をつくっていくのですね。

また、質問です。

☆イラストレーターが複数関わっているのに、イラストの雰囲気がばらばらにならない のはなぜですか。

☆ゲーム製作にイラストレーターが関わるのは何ヶ月ぐらいでしょうか。

☆キャラクターのイメージが合わないイラストの場合は何度も描き直しですか。

☆ゲーム会社ではどんなイラストレーターを望んでいるのでしょうか。
 性格や、イラストとか何でもいいです。個人的なことでもいいです。
 理由みたいなものもあれば書いてほしいです。

以上の四つお願いします。


[A.6]

では、キャラクターデザインの工程について回答します。
長いです。

私は、有名イラストレーターを起用したゲームにいくつか参加していますが、
そういうプロジェクトの場合、キャラクターデザインを誰に頼むのかというのは、
企画の一番初期の段階で決まっていることがほとんどでした。
「有名イラストレーターがキャラクターデザインをやる」というのが、
そのゲームの一番の「ウリ」になるからです。
昔はコネがないと、有名イラストレイターさんにアクセスするのも難しかったのですが、
最近では多くのイラストレーターさんが、自分のウェブサイトをお持ちなので、
連絡を取りやすくなりました。

そのイラストレーターのスケジュールを何となくおうかがいを立てつつ、
同時にどんなゲームなのかを決めていきます。
どんなゲームなのかを説明し、そのゲームを気に入ってもらったほうが、
イラストレーターさんにやる気になってもらえるからです。
どんなゲームなのか、どんなストーリーなのか、どんな世界なのか、
どんなキャラクターが出るのかを、「企画書」という形でまとめ、見てもらいます。
場合によっては、ここでイラストレーターさんから意見をいただき、
企画を修正することもありました。

この時点で、イラストレーターさんに、どのくらいの仕事をやってもらうかを
はっきりさせます。
登場するキャラクター全員をデザインしてもらえるといいのですが、
スケジュールや金額があわない場合は、
主人公クラスのキャラクターだけという場合もあります。
私がやったゲームだと、基本の服装パターンは有名イラストレーターさんにお願いし、
特別なイベントでの服装は、別のイラストレーターさんにお願いしたりしました。
また、イラストレーターさんによっては、キャラクターだけでなく、
舞台のイメージボードをお願いすることもあります。
外部の方に発注するときには、発注点数には気を使います。

発注することがきまったら、キャラクターの設定を「文章で」用意します。
どんな外見なのか、どんな性格なのか、どんな考えをもっているか、
ゲームでの役割はどんな感じか(肉体戦闘系とか、回復系とか)、
キャラクターデザインに必要そうな設定を作っていきます。
場合によっては「髪型は、ショートカットにしたあとの北乃きい」のように、
芸能人とかの名前を使ったりもします。

こういったキャラクターの設定をもとにミーティングをします。
ゲームデザイナー側からお願いするだけでなく、アイデアを出してもらうこともあります。
個人的にありがたいのは、その場でどんどんラフを書いて、
イメージを実際に見せてくれるイラストレーターさんです。
ミーティングが終わると、イラストレーターさんは一度案件を持ち帰り、
自分の仕事場で、作業をされます。
次のミーティングには、鉛筆で書いたようなラフ画を3点くらい持ってきてもらい、
その3点でどれがいいかという感じで、どんどんイメージを絞り込んでいきます。
こういったミーティングを1週間に1回くらいのペースで行いました。
イメージが固まってきたら、ラフではなく、
色つきのしっかりしたイメージイラストを描いてもらい、
そこでキャラクターデザインは一度終了という感じです。

そのキャラクターデザイン画から、ドット絵や、ポリゴンを作るのは、
グラフィックデザイナーの仕事です。
また、アニメのムービーを入れる場合には、もとのイメージイラストから、
アニメ用のキャラクターデザインをやってもらうこともあります
(その作業はアニメーターの方に、やってもらいます)。
そうやって加工していったものを、もとのイラストレーターの方に、
チェックしてもらうこともあります。

という感じで、できるだけ具体的に書いてみました
(私はゲームデザイナーですので、ゲームデザイナー視点になってしまいましたが)。
ただ、いろんなパターンがあると思いますので、
これは私が体験した工程の一例だと思ってください。


[A.5]

こんにちは、sisiaさん。
新たな疑問をどんどん出して、イメージを明確にしていくことは大切です。
なかなかつかみにくい仕事だと思いますので、遠慮なく質問してください。

★大手企業がキャラクターデザインを頼むことはあるのか
大手のゲーム会社だからといって、すべてをその会社内で作るとは限りません。
ゲームの制作はすべて外部の会社に委託して、
会社にはプロデューサーしかいない、という会社もあります。
名前が挙がったスクウェア・エニックスや任天堂の場合ですと、
タイトルによって、会社内部で作る場合と、外部の開発会社に委託する場合があります。特に、スクウェア・エニックスは、スクウェアとエニックスの2社が合併した会社ですが、
スクウェアは自社で開発を持ち、会社内で全部作るタイプの会社、
エニックスは自社に開発がなく、外部の会社が制作するタイプと、
まったく別のタイプの会社でした。
現在もタイトルによって、制作の形態が異なるようです。
ですので、大手かどうかには関係なく、制作のスタイルによって、
外部にキャラクターデザインを頼んだり、内部で行ったりという感じです。
ただ、大手ですと資金力がありますので、より有名なイラストレーターなどに
キャラクターデザインを頼み、それをゲームの「ウリ」にすることができます。

★キャラクターデザインをするはじめの工程の部分は?
ちょっと長くなっちゃうんで、後述しますね。

★知名度が高いとキャラクターデザインを頼まれたりするのでしょうか?
知名度が高い人にキャラクターデザインをやってもらうと、
それだけでゲームの「ウリ」になります。
また、知名度が高い人なら、その人の実力とか雰囲気が、事前にわかりやすいです。
ですので、知名度が高い人にはそれだけのメリットがあります。
反面、スケジュールをおさえるのが難しいとか、金額が高いなどのデメリットもあります。
作り手によっては、知名度よりも、個人的な「好き/嫌い」を優先している人も
多いと思います。

残りの質問については、私はイラストレーターではないのでよくわかりません。
詳しい方、フォローをお願いします。
ただ、イラストレーターさんによって、制作のペースは異なりますので、
仕事を発注するときには、どのくらいのペースかうかがって、
そのペースにあった分量を発注するようにしています。


2008/11/27 08:39  sisiaさん[高校生・女]
[A.4]

まこさん詳しい説明ありがとうございます!
ゲームのイラスト製作とゲーム製作では全然ちがうことがわかりました。
グラフィックデザイナーとイラストレーターは別の仕事と知りましたので、イラストレーターを目指したいと思います。


新たに疑問が浮かんだので質問します。
☆大手企業がキャラクターデザインを頼むことってあるのですか?(スクウェア、任天堂など・・・。)

☆キャラクターデザインを頼まれるところから、キャラクターデザインをするはじめの工程の部分が知りたいです。知名度が高いとキャラクターデザインを頼まれたりするのでしょうか?

☆キャラクターデザイナーだけをやっている人って毎日充実したお仕事があるのです か。(休暇以外の日)

☆イラストレーターって毎日どれくらいの量のお仕事をしているのでしょうか。

新しい質問お願いします。


[A.3]

こんにちは、sisiaさん。
私はゲームデザイナーをやっています。
ゲームのグラフィックデザイナーや、キャラクターデザイナーに、
お仕事を頼む立場にありますので、その立場から知っていることをお話しますね。

まず、ゲームのキャラクターデザイナーは、ゲーム会社の社員ではなく、
外部のイラストレーターや漫画家、アニメーターのことが多いです。
ですので、ゲームのキャラクターデザインをやったからといって、
ゲーム会社の社員と同様の激務になることはまずありません。
キャラクターデザインはゲームの工程の中でも、かなり始めの工程になります。
ゲームの製作で徹夜になるのは、ゲーム制作の最終工程あたりになり、
そのころにはキャラクターデザインの仕事はほとんどありません
(宣伝や販促のための描きおろしイラストを描くくらい)。

フリーランスのイラストレーター、漫画家、アニメーターなら、
ゲーム会社から発注されたキャラクターデザインの仕事をしつつ、
ほかのイラストの仕事をするのは自由です。
ゲームのイラストをメインにするか、他のイラストの仕事をメインにするかは、
本人の意思というより、発注の量により、という感じです。
ゲームのキャラクターデザインの仕事は件数はあまり多くありませんので、
どうしてもゲームのキャラクターデザインをメインにしている人は少なくなります。

ゲーム会社の社員としてキャラクターデザインの仕事をしている人もいます
(限られた会社の限られた人になりますが)。
その場合、会社の仕事以外の仕事をするのは、制約があると思った方がよいでしょう。
多くの会社が、副業を禁じています。

キャラクターデザインを専門にする会社や、企画会社もありますので、
そういった会社の社員になったり、その会社と契約するというパターンもあります。
会社の社員になれば、その会社の仕事のみをすることになります。

ゲームのキャラクターデザインといっても、
特に「ゲーム」であることの専門性は少ないです。
より広く、イラストレーターとしての能力が評価されるでしょう。

あと、ゲームのキャラクターデザイナーと、
ゲームのグラフィックデザイナーは別の仕事だと思ったほうがよいです。
もし、sisiaさんがイラストレーター志望なら、
ゲームのグラフィックデザイナーは、別の目標だととらえたほうがよいでしょう。
sisiaさんは中学生ですので、どちらか1つに決める必要はないと思いますけどね。


2008/11/26 06:04  sisiaさん[高校生・女]
[A.2]

ぴよさん、ありがとうございます♪
両立は難しいのですか。
今はイラスト描いて、高校にいくようになったら、
それなりにデッサン身につけるようにしたいと思います。
回答のおかげで少しすっきりすることができました!!
また、質問ができたら質問します!


[A.1]

sisiaさんこんにちは。

ゲームの仕事とイラストレーターの仕事をしている人は結構います。
ただ、ゲーム制作の仕事は夜が遅かったり(泊まりも普通)、休日出勤も多いので、副業をしている余裕はあまり無いようです。だから両立はなかなか難しいかもしれませんね。

sisiaさんはデザイナーでもどの方向性に行くかまだ迷っているようですが、デザインでも広告デザイン、雑誌のデザイン、本の装丁(表紙や扉)、パッケージに販促ツール・・・まだまだいろいろあります。何がやりたいかで入る会社も変わります。

グラフィックとゲームもまた違います。グラフィックがやりたいのであれば、美大や美術専門学校(その中でも学科で分かれてます)、ゲームがやりたければゲーム専門学校のグラフィック科に行くのが1番の近道。まだどの道を選ぶのかまでは時間があるので、基礎をきっちり固めるのが大事かも。

グラフィックでもゲームでも必ず要求されるのはデッサン力です。
専門学校の入試で鉛筆デッサンをする学校もあります。
デッサンスクールや、高校に入ったら美術系予備校に通うといいですよ。