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回答・コメントする(No.5261)
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私が持っている持病でパイロットになれますか?
[Q] 私は将来ANAのパイロットになろうと思っています。
しかし、私は喘息とWPW症候群という2つの病気を持っています。
どちらも日常生活には何ら問題はありません。
こんな私でもパイロットになれますか?
また、
喘息を持っている
WPW症候群を持っている
方でパイロットをしている人はいますか?
答えにくい質問だとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
マリオンさん、私の質問に細かい所まで回答していただいて、ありがとうございます。
喘息をコントロールできるよう、これから努力していきたいと思います。
本当にありがとうございまじた。

はじめまして、poohさん。内科医のマリオンと申します。
パイロットの免許は、更新が頻回で健康管理に厳しいことで有名です。調べてみたところ、財団法人航空医学研究センターのホームページ内、航空身体検査マニュアルに具体的内容が載っているので参照ください。
http://www.aeromedical.or.jp/manual/manual.htm
と言っても、医学用語ばかりのマニュアルなので、少し解説します。
気管支喘息:2-1呼吸器疾患の項でいきなり不適合疾患に挙げられているが、読み進むと但し書きがある。
「気管支喘息でコントロール良好な者が、国土交通大臣の判定を受けようとする場合は、治療内容や発作の頻度を含む臨床経過、ピークフロー等の検査結果を付して申請すること。 」
だから、気管支喘息があっても、所定の呼吸機能検査(評価上の注意を参照)をクリアし、かつコントロール良好であれば可能性はある。
WPW症候群:3-7心臓の調律異常の項に属する。「WPW症候群のうち、発作性頻拍を伴うもの又はその既往歴のあるもの 」が不適合とされている。逆に言えば、発作性頻拍(脈拍が異常に速くなる発作)になったことがなければ、いきなりアウトということはないだろう。たぶんホルター心電図(24時間心電図)などの精密検査は施行されるでしょうが。
血糖値や尿酸値が上がってもパイロットは飛行機から降ろされるとは聞いていたけれども、今回このマニュアルを読んで事実だと確信しました。
パイロットに求められる健康の度合いは、「日常生活に支障がない」というレベルではないようです。
気圧の低い機内で長時間緊張を強いられる仕事を遂行するための、非常に厳しい基準であると、私には思えます。
さて、パイロットの夢実現のためには、少なくとも気管支喘息は発作が出ないようにコントロールするしかないようです。かかりつけのお医者さんと相談してがんばってくださいね。
書き込みありがとうございます。
視力は大丈夫です。
WPW症候群というのは心臓病の1種なんです。
しかし運動制限などは無く、日常生活に支障はありません。

専門ではないので、こんな意見もあるんだという感じで見てください。
WPW症候群という言葉がわかりません。喘息は程度にもよりますがたぶん大丈夫でしょう。でもこの症候群がわかりません。日常に支障がなけてば大丈夫でしょうが、パイロットは多くの人の命を預かる職業なので、慎重に調べるほうがよいでしょうね。
あと視力がよいのが条件だと聞いたことがありますが、眼はよいのですか?私は悪いのできっとパイロットは無理なんでしょうね。(矯正方法はあるのでしょうが・・・)