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回答・コメントする(No.5389)
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作家を目指す前に・・・
[Q] 2回目の投稿になります、
秋桜(コスモス)です。
私の将来の夢は、「作家」です。
しかし、「13歳のハローワーク」の
作家の項目を見ると、
「作家はいつでもなれる職業だから、
もっと別の(?)職業を探したほうがいい。」
というふうに(私はそういう解釈をしました。)
書かれていました。
小さい頃から、お話を書いたりするのがスキだったので、
ちょっとだけショックを受けましたが、
作家になる前に、社会のことも
少し経験したほうがいいのかな、と思い、
別の仕事を探そうとしています。
そのことを、担任の先生に言うと、
「だったら、新聞記者はどう?」
といわれました。
だけど、新聞記者が何で、後で作家に
なろうとしている人にいいのかが、
よくわかりません。
もっとほかに作家を目指す人には
最適(?)な職業があるのではないか?と思います。
私的には、やっぱり文章に関わる仕事が
いいとおもいますが、
後で作家になりたいっていう人オススメの
文章系の仕事はありますでしょうか?
ありましたら、書き込みよろしくお願いします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
お返事大変遅れてすみませんでした。
10円コピーというものがあったんですか!!
今度試してみようと思います!!
でも、たくさんの人に読まれるって、
なんだか怖いような、ワクワクするような
不思議な気分ですよね・・・
なんかすごくホッとしました。
まこさん。ありがとうございました!!
こんにちは、秋桜さん。
現実に引きもどされちゃいましたか。ごめんなさい。
では、ちょっとだけ希望のある話を。
私が中学生のとき、自分たちで小説を書いたものをもちよって、
それをコピー機(当時、10円コピーが出始めたころでした)でコピーして、
みんなで読み合いました。でも、クラス内でしか、その本は出回りませんでした。
高校のときは、文芸部の部費で冊子を印刷しましたが、
その本は高校内にしか出回りませんでした。
昔ですと、せっかく小説を書いても、数人しか読んでもらえません。
デビューして、印刷された本が流通することで、やっと何万人という人に読んでもらえます。
秋桜さんがめぐまれているのは、今はインターネットがあることです。
自分が書いた小説をインターネットで発表することは、どんな人でもできますし、
お金もほとんどかかりません。
それなのに、うまくいけば、何10万、何100万人の人に読んでもらえます。
そんなにうまくいかなくても、100人くらいの人には読んでもらえるでしょう。
これから先もプロの作家がいなくなることはないとは思いますが、
プロとアマチュアの間の垣根は、どんどん低くなってくると思います。
プロの作家として生活できるかどうかは保証できませんが、
自分の楽しみとして小説を書き、それを多くの人に読んでもらうことは、
これからもどんどん簡単になっていくはずです。
ですので、その点は安心して、小説を書くのを楽しんでみてください。
あと、ゲームシナリオライターは、確実に文章系の仕事なのですが、
ゲームプランナーは小説とはあまり関係ない仕事になる場合もあります。
ゲームプランナーがゲームのシナリオを書かない場合もありますので、一応念のため。
(そもそも、ストーリーがないゲームとかもありますしね)
まこさん、1回目の投稿に引き続き、
回答ありがとうございました。
「作家でありつづけることは難しい。」
という言葉を読んで、
あぁ、やっぱりそうか・・・。
と、現実に引き戻されたような感じになりました。
やはり、夢だけで作家になるのは難しいんだなと実感しました。
実は、私は、
「作家でずっと生き残れるとは限らないし、
一応ほかの仕事も探しておこうか」
ということでも、この質問をしました。
でも、だからといって、
やりたいような仕事はなく、
焦ってしまって、悩みにもなっていました。
でも、まこさんが
「(元)作家でも別の仕事はできる」
と言ってくださったので、
ふっと気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
まこさんがオススメの仕事3つ(4つ!?)も
まこさんがオススメな理由がきちんと書いてあって、
すごく興味を持ちました。
ゲームデザイナー/シナリオライターも
文章系の仕事だということも、
初めて知りました。
お礼も長くなってしまい、すみませんでした。
ご回答ありがとうございました!!
では、作家になりたい人におすすめの職業についてです。
まず、作家を目指す人に「最適」な職業というのはありません。
上でも書いたのですが、ありとあらゆる職業が、小説を書くのに役に立ちます。
めずらしい仕事を経験すれば、読者をおどろかせるようなネタを入れることができますし、
ありふれた仕事を経験すれば、多くの読者に共感をあたえる文章が書けるかもしれません。
なので、どんな仕事でもいいんじゃないかと私は思います。
その上で、担任の先生がすすめている「新聞記者」は悪くない職業だと思います。
文章を書く仕事ですので、文章になれしたしむことができます。
また新聞記者は、世の中についていろいろ調べるので、様々な知識を持つことができます。
そして、一番いいと思うのは「取材力」です。
小説を書くときには、いろんなものを調べないといけません。
私は「文化祭を舞台にした高校生の恋愛小説」を書いたのですが、
そのときは、その舞台のモデルになった鎌倉のことや、主人公が文化祭でやろうとした
人力飛行機についていろいろ調べました。
こういった「ものを調べる力=取材力」は、新聞記者をやっていると身につくと思います。
その他、文章にかかわる仕事については、
このサイトの「文章が好き」のコーナーを見てみてください。
http://www.13hw.com/interest/interest02_03.html
その中でも、作家になるのにおすすめの仕事を紹介します。
(私が経験した職業ばかりになるのですが)
まずは、ライター。
雑誌の記事を書いたり、単行本の文章を書いたりする人です。
まず、なるのか簡単です(というと、怒られてしまうかもしれませんが)。
文章を書く仕事なので、文章に慣れ親しむことができます(いい文章かどうか別にして)。
また、出版社に出入りするので、小説を出すチャンスに出会いやすいです。
その出版社に小説を出す部門があれば、担当の編集者を紹介してもらえるかもしれません。
つぎに編集者。
作家に小説を依頼したり、小説をチェックしたり、本を作る仕事ですが、
作家やライターと直に会って仕事をするので、作家とは非常に近い仕事です。
秋桜さんは推理小説が好きみたいですので、有名な例をあげると、
「金田一耕助」シリーズの作者、横溝正史は、
「怪人二十面相」の作者、江戸川乱歩の担当編集者でした。
編集者になると、出版社へのコネもできると思います。
最後に、私がやっている、ゲームデザイナー/シナリオライター。
特にアドベンチャーゲームやロールプレイングゲーム、一部のシミュレーションゲームは、
ストーリーがとても重要です。
ストーリーを作る点において、小説と似た部分があります(違うところも多いけど)。
シナリオは、ゲームシナリオライターが手がけることが多いですが、
場合によってはゲームデザイナー(ゲームプランナー)が書くこともあります。
お話を作るのが好きな人には、結構おすすめの仕事です。
また、ゲームをもとに小説版をつくることがしばしばあります(ノベライズと言います)。
ノベライズの仕事で、小説を書くチャンスが転がり込んでくるかもしれません。
(私はそうやって、小説デビューをしました)
作家になるために、色々作戦を立てるのはおもしろいですが、
とりあえずは、自分でいろいろ小説を書いてみることだと思います。
こんにちは、秋桜さん。2回目の回答になりますね。
「13歳のハローワーク」の作家の項目、なかなか衝撃的ですよね。
そもそもこの本の作者の村上龍氏自身が作家ということもあり、
作家の項目だけは、シニカルなウィットに富んだ内容だと思います。
作家という仕事はちょっと変わった仕事です。
学歴も資格も必要ありませんし、就職試験もありません。
とはいっても作品(小説)を書かないと作家にはなれないのですが、
作品はいつでも、どこでも、どんな職業でも書けます。
実際、多くの小説家は、デビュー前には別の仕事をしていて、
その仕事をしながら、デビュー作を書きあげています。
秋桜さんのような小学生だって、小学生をしながら小説を書いて、
デビューすることは夢ではないのです。
そういう意味で、村上龍氏の言う「作家はいつでもなれる」というのは正しいと思います。
また、現実的な話をすると「作家になる」ことはなかなか難しいです。
がんばって何本も小説を書いても、デビューできるとはかぎりません。
また、私の経験では、作家としてデビューするのは案外かんたんだったのですが、
そのまま売れ続け、「作家であり続ける」ことは相当むずかしかったです。
そういった、なるのが難しい、続けるのが難しい作家をめざすとき、
別の仕事を人生の設計の一部として用意しておくのは、かしこい方法だと思います。
(これは、村上龍氏が書いていることではなく、私個人の感想です)
ちなみに、村上龍氏は、「作家はほかに転身できない最後の仕事」と書いていますが、
これについては、私はそうでもないと思っています。
私の周りに「作家としてデビューしたけど作家を続けられなかった人」が何人かいますが、
今では別の仕事を立派に、楽しくこなしています。
「元」作家でも、別の仕事はできますので、その点は安心してもいいかもしれません。
さて、秋桜さんは「作家になる前に、社会のことも少し経験したほうがいいのかな」
と考えているようですが、これは前向きな考えだと思います。
小説を書くのに、無駄な経験はなにもありません。
他の職業につくことはもちろんいい経験になります。
そのときの職業の経験を生かした小説を書いている作家もたくさんいます。
それどころか、無職やニートや引きこもりの経験すら、役に立つかもしれません。
仕事に限らず、いろんな経験をしてみるといいと思いますよ。
長くなるので、作家になりたい人におすすめの職業については、次に続きます。