YUMIさんへ

公務員というのは「職種むでなくて「身分」ですよね。
例えば、私は、現在地方公務員（教育職）です。

ですから、YUMIさんが公務員の中のどういう職種を目指されているかによって、
答えは違います。
ちなみに、高卒なら教育公務員にはなれません。
国立大学病院の医師なら、大学の医学部を卒業する必要があります。
行政職でも、三日公務員試験のI種合格者しか採用していない部署もあるので、
YUMAさんのご質問は、希望される職種によって、答えが大きく違ってくると思います。

私は現在ハローワークで公務員の方たちと一緒に仕事をしている民間出身の
相談員です。

働いてみて感じたことなのですが、女性が多く活躍している職場です。
面接してくれたのも、採用され私の上司になったのも女性です。
その後、専門援助部門（障害者就職支援）の上司も女性でした。

それぞれ強いリーダーシップを持ち、その上司がいるだけでチームが引き締まる
存在感でした。そう言えば、最初に入職した都内の、全国一の求人・求職者数のハローワークの私の配属先の部長も女性でした。転勤も1~3年で有ります。東京都内17箇所の安定所（職員はこう言います）を異動するのです。最後になりましたが現在の職場の
上司も女性です。

民間も公務も仕事の厳しさは同じです。
でも、有給休暇取得、育児休暇取得、早帰り日の徹底、などなどライフワークバランス
運動を推進する厚生労働省ならではの様々な環境整備が行われています。

公務員としての働き方は地方自治体や国レベルと様々あります。
また高卒、大卒での入職の方法があります。

だからこそ、まず貴方が考えるべきことは、自分はどんな形で地域、地方、国家
レベルで公務員として貢献できるのかを考えることです。

安易に、楽そうだから、安定していると皆が言うから、何となく自尊心が高まるから
などとは決して考えないでください。

これからこの国は大きく変化します。自治体、国レベルの運営実態が全て
国民に公開される日が実現すると思います（期待を込めて）。だから
今まで、公務員は一旦採用されれば、絶対に解雇されないとの神話は
分限制度（解雇要件に該当すれば解雇）の導入により崩壊しました。
市民・国民の厳しい視線のなかで業務を遂行することになるのです。

厚生労働省は国民の暮らしに直結する業務を運営する巨大組織です。
貴方がこれから国民のために自分の強みをどう活かすか、十分慎重に検討してください。改めて伝えますが、仕事は楽ではありません。

国民のために奉仕するのが公務員の務めなのです。
まず、詳しく公務員の仕事調べをしてください。
そこで、これをやりたいと明確な方向を決めてください。
そして自分がその仕事にどう役立つか、そのために自分はどんな努力をしてきたのか
面接やエントリーシートに詳しく志望動機を書く準備をすることが大事です。

貴方がまずやるべきことは、自分としっかり向き合い、自分の自己分析をすることです。その中で、貴方の行動特性が活かせるのは、民間、だと気がつくことがあるかも
知れません。自分の強みを見つけてください。

たった一度の人生です。周りに流されず、自分の生き方を貫いて欲しいと希望します。

Ｑちゃんさんのおっしゃるように、公務員の立場からしても応えにくい質問です。
YUMIさんが公務員となり、どのようなことをしたいのかにもよります。

たとえば、一般事務なら高卒も大卒も給与等級以外は大差ありませんが（うちの自治体だと2万円弱月収が違います）、専門職を希望であれば大学まで行かないとなれません。

公務員の仕事は色々あります。
私は福祉の専門職ですが、同期は土木関係から税金、健康保険、公民館、図書館、教育委員会、保育所までさまざまです。
異動があるのでどの部署に行くかは配属されるまで分かりません。

うーん・・・
公務員の私でもなかなか答えにくい問題ですね。

大卒の公務員と高卒の公務員
問題は、採用段階かと思います。

たとえば高卒でも大卒でも
田舎の市役所レベルなら大差はありません。

ところが国家公務員三種と一種では雲泥
の差があります。

公務員の仕事は多種多様です。
事務してる人もいれば
税金徴収業務
企画立案
保健衛生
消防防災
建築・土木
・・・・数えたらきりがありません。