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回答・コメントする(No.7688)

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もっと教えて!フォーラム 質問 ゲーム関連の仕事には数学、英語は必要??

2009/10/09 07:25  xihorさん[中学生・女]

[Q] はじめまして中学校3年の女子です。
私は将来ゲーム関連の仕事に尽きたいと思っています。そのために絵を描いたり、本を読んだり地道ながらも努力しています。
突然質問なのですがゲーム関連の仕事につくためには数学、英語は必要なのでしょうか?教えてください。
また、この仕事に就くために「これは読んだらいい!」というお勧めの本などがあったら紹介お願いします。
以上です。
長々と失礼しました。

2014/12/02 08:46  そうさん[中学生・男]
[A.7]

はじまして、中3の男子です。
自分は将来ゲーム関係の仕事に就きたいと思っています。
しかし、ゲーム関係のゲーム関係の仕事に就くには高校やその先どうすればいいのかよくわかりません。
しといたほうがいいことや、どのような進路にいけばいいのか教えてください。
よろしくお願いします。


2009/10/18 04:10  xihorさん[中学生・女]
[A.6]

まこさんいろいろとありがとうございました。今回のアドバイスもとても参考になりました。プランナーの奥の深さを改めて知りました。でも、まだまだ時間はたくさんあるのでいろんなことをたくさん感じたり体験して無事ゲーム関連の仕事に就けるようにがんばりたいと思います!
また良ければアドバイスよろしくお願いします。


[A.5]

続きです。
私はゲームデザイナーですので、プランナーの話を中心にしていきますね。

「キングダムハーツ」はいいですよね。私も全タイトル買っています。
ただ、アクションがむずかしくて、クリアはできていないのですが……。
ディズニーのキャラとスクウェアのキャラという、雰囲気が全然違うものを、
新たな世界観でうまくまとめた、「キャラクターゲーム」のお手本の1つだと思います。

スクウェアさんのゲーム製作は、他の会社に比べて独特な面があり、
多くのスタッフで分業化が進んでいます。
通常、プランナーは、ゲームのルールやデータの色んな部分を作るのですが、
スクウェアさんでは「バトルシステム」を考えるプランナーは、
バトルシステムだけを作るようです。
同様に、ストーリー(シナリオ)を作る人は、別の部署になります。

でも、今の段階では、大まかにプランナー(あるいはグラフィックデザイナー)
ということで全然よいと思います。
本来、プランナーは「何でも屋」的なところがあって、
小さいチームや会社だと、本当になんでもやらされます。
仕様書の作成やシナリオはもちろんのこと、簡単なプログラミング作業や、
簡単なグラフィック作業をやることだってあります。
ゲームデザインという「専門性」も大事ですし、ゲーム全体を見る「総合力」も大切です。

もちろん、それは、分業化が進んでいるスクウェアさんでも同じだと思います。
2000年ごろ、スクウェアさんが使っていたスクリプトの仕様を見せてもらったのですが、
かなり高度なものでした。
スクリプトはプランナーが作るものですが、そのスクリプトの機能を使いこなすためには、
プログラミングの知識もある程度のレベルは必要です。
また、スクリプトでカメラや光源まで指定できるものだったので、
グラフィックの知識も必要かもしれません
(私が他の会社で使ったスクリプトはそこまでの知識は必要ではなかったです)。

これを読むと、プランナーは知っておかないといけないことがたくさんありすぎて、
何から手をつけていいか分からない、と思ったかもしれません。
比呂さんはまだ中学生ですから、あせる必要はありません。
まずは、小さいもの、簡単なものから、少しづつ知識を積み重ねていけばいいです。

参考となる本はいろいろ出ていますが、
とりあえず知識は中途半端でいいので、まずはゲームを作ることが一番のお勧めです。
市販のゲームはチームで作りますが、自分1人で全部作ることで、
いろんなことを学ぶことができます。
最初は、ただの数字あてゲームや、もぐらたたきで構いません。
ストーリーが好きなら、文字だけのテキストアドベンチャーも作りやすいです。
比呂さんは絵が描けるので、他の人より有利にゲームが作れます。
「RPGツクール」や「メイドin俺」のようなゲームを作るソフトを使ってもいいし、
パソコンを使うなら、ゲームを作るためのソフトが無料で手に入ります。
知識だけを貯め込んでも力にはならないので、どんどん作ってみてください。
「ゲームを作るのが楽しい」と思えることが、プランナーの第一歩です。

あと、「数学」や「英語」という知識も大切なんですが、
勉強、遊び、友達と話すこと、恋愛、悩むこと、みんな役に立ちます。
シナリオなど、ストーリーに関わるなら、どんな経験も必要です(知識ではなく)。
例えば、受験で勉強したことは大人になると忘れてしまうかもしれませんが、
受験勉強でたいへんだったこと、不安だったこと、受験当日の緊張などは、
結構覚えているもので、貴重な経験になります
(感動させるストーリーを作るには、自分がたくさん感動するのが近道です)。

グラフィックデザイナーについてはよく分からないので、別の人におまかせします。


[A.4]

こんにちは、比呂さん。
遅くなりましたが、前回書名を忘れていた本を確認してきました。

「メディア業界就職ナビ アニメ・ゲーム76の仕事」(理論社/2100円)

という本でした。
すべての漢字にルビがふってあり、小学生中学生向けの本です。
全体ではアニメの仕事のほうに多くページが割かれており、
ゲームもアニメ原作のキャラクターゲームを中心に紹介されています。
でも、ゲームの仕事も44種類、1種類につき1ページ紹介されており、
この手の本ではかなり多くの仕事を集めていると思います
(「カードゲームデザイナー」について書かれていた本は、他では見ません)。
わざわざ2100円出して買うほどではないですが、
図書館などにあれば、読んでみるとよいと思います。

とはいうものの、比呂さんはやりたい仕事がある程度決まっているようなので、
この本で「ゲーム関連でどんな仕事があるか知る」という段階より
先に進んでいるかもしれませんね。

続きます。


2009/10/11 13:03  xihorさん[中学生・女]
[A.3]

すみません訂正します・・・デザイナー→ゲームグラフィッカーです。


2009/10/11 12:58  xihorさん[中学生・女]
[A.2]

まこさんいろいろとアドバイスありがとうございました!!
私がゲーム関連の仕事に就こうと思った理由は、スクエニさんの「キングダムハーツ」シリーズの爽快なバトルシステムと感動するストーリーにすごく心を動かされたからです。私はゲームを作るほうに行きたいと思っています。もっと詳しくするとまこさんのようなプランナー、もしくはデザイナーになりたいと思っています。本当にいろいろとアドバイスありがとうございました!!もしもっと詳しい情報があればよろしくお願いします。


[A.1]

こんにちは、比呂さん。
私は、ゲームデザイナーと呼ばれるゲーム関連の仕事をしています。

比呂さんは「ゲーム関連の仕事」に就きたいと考えているようですが、
具体的にどんな仕事をしたいと思っていますか?
一言に「ゲーム関連の仕事」と言っても、いろんな仕事があります。
「ゲームを作る」仕事でも、大きく企画、プログラム、グラフィック、サウンドの4つに
分類されると言われていますし、それぞれの仕事はさらに細かく分かれます。
ゲーム会社の中にも、実際にはゲームを作らなくても、広報、経理、営業など、
ゲームを売る上で大切な仕事があります。
また、ゲーム会社以外でも、ゲーム雑誌のライターや、ゲームショップの店員さんなど、
ゲーム関連の仕事はたくさんあります。

それぞれの仕事で、必要とされる能力や知識はかわってきますので、
「数学、英語が必要かどうか」は、その仕事によってかわってきます。
必要な仕事もあれば、必須でない仕事もあるでしょう
(でも、数学や英語のスキルがあって、マイナスになることはないと思います)。
比呂さんが、どんな仕事がやりたいかコメントしてくれると、
もうちょっと正確にアドバイスできるかもしれません。

また、ゲームを作る仕事で言えば、「どんなゲームを作るのか」によっても
大きく変わります。
例えば、「スーパーマリオギャラクシー」(Wii用)では、
3Dのキャラクターが様々な動きをしますが、
その動き方は、一定の物理法則にのっとった動きをします。
そういうゲームを作るためには物理の知識が必要になり、数学の知識も必要となります。
反対に、ほぼ小説のようにテキストを読むだけのアドベンチャーゲームなら、
数学の知識はほとんど必要ないでしょう。

参考になるかどうかわかりませんが、
私がやっているゲームデザイナー(ゲームプランナーと呼ばれることもあります)
という仕事の場合について回答しておきます。

私が得意としている、カードゲーム、ボードゲーム、シミュレーションゲームでは、
数学はとても必要です。
特にその中でも、確率・統計が必要です。
例えば、ポケモンカードで、ヒトカゲをリザードンまで進化させるとき、
カードの山札に、リザードンのカードが1枚だけのときと4枚あるとき、
その確率はどのくらいまで上がるかを考えてゲームを作ります。
また、すごろくを作る時も、止まりやすいマスと止まりにくいマスがあることも、
数学的に検証しながら作っていきます。
(例えば、モノポリーというボードゲームではオレンジ色のマスに止まりやすい)。

また、「ゲームをどんな手順で処理していくか」ということはとても大切ですが、
そういった筋道を立てて物事を考えて行く考え方は数学で身につきます。
比呂さんは中学生なので、「図形の証明」のようなことを、数学でやったと思います。
その証明のように、筋道を立ててゲームを組み立てて行くことが必要なのです。

英語もそこそこ必要です。
特にカードゲームの分野だと、トレーディングカードゲームの元祖は、
アメリカで作られた「マジック・ザ・ギャザリング」というカードゲームなので、
日本語訳される前には、英語のルールブックや、英語のカードを読みました。
また、英語のサイトを読むこともあります。
ボードゲームの本場はドイツなので、ドイツ語ができるともっといいのですが、
残念なら私はドイツ語ができません(授業ではドイツ語を選択したんですが…)。
なので、ドイツ語から英語に翻訳されたものを読むことが多いです。

まあ、これは私の場合であって、
「数学も英語もほとんど使わないよ」というゲームデザイナーもいると思います。

お勧めの本ですが、これもまたどんな仕事をするかによって変わってきます。
ゲームデザイナーにおすすめの本と、プログラマにおすすめの本は、
全然別なのです。
でも、もし比呂さんがどんな仕事をやりたいのか決まってなかったり、
どんな仕事があるのかわからないのなら、
まずはゲームの仕事を集めた本を読んでみるとよいと思います。
最近図書館でそういう本を読んだのですが、プロの私が読んでも
「こんな仕事(肩書き)があるんだ」といろいろおもしろかったです。
残念ながら書名は忘れてしまいましたので、また図書館に行ったときにでも
ちゃんと調べておきます。