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回答・コメントする(No.7712)
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迷っています...
[Q] 私は今、受験真っ只中の高校3年生です。
英語を話すことが好きなので、
将来は英語を生かした仕事に就きたいと
思っています。
けれど、英語だけでなく
たくさんのことを学び
自分の価値観を高めていきたいと感じ、
大学は社会学を志望しようと
考えていました。
けれど、最近になって
カフェなどで働いている方たちを見て
接客業に関心を抱くようになりました。
接客業だとやはり観光学の方が
働いたときに役に立つと思うのですが、
専門分野なので自分の可能性を
狭めたくないとも思っています。
もうすぐ本格的に進路を決めなければ
いけない時期なので
とても迷っています。
ぜひ、意見をよろしくお願いします。
そうなんですか!
英語をしっかり学べると知って安心しました。
大学に受かったら、自分で学ぼうという姿勢を大切にして
色んなことを吸収できるように頑張ります!
そのためにも、今自分が出来る限りのことを
したいと思います。
お忙しい中、丁寧にコメントしていただき、
ありがとうございました。
(また、いつかお世話になってしまうかもしれませんが...笑)
目標に向かってベストを尽くします!

こんにちは。追加で質問をいただいた部分について、簡単にコメントします。
社会学を専攻したら、いやというほど英語とつきあわされるはずです。社会学の本場は、やはり欧米ですから。
あなたがまだ生まれる前に私は大学生だったのですが(苦笑)、専門のゼミに入って初めて習った教科書は400ページ以上もある英語の本でした。しかも、ちょっと特殊な分野だっただけに、普通に売っている辞書に載っていない単語のオンパレードで、英語の苦手な私はいやもう困ったのなんの。今でも記念に実家の本棚にとってあります。
例えば通訳になるとか、常に外国の文化と接する仕事をするといった、極めて具体的な希望がある場合は別ですが、普通に英語を学びたいという時に、語学系の学部を選ぶ積極的な理由は、あまり多くはないでしょう(入ってはダメという意味ではありません)。某公営放送のリトルチャロを欠かさず見るとか、Webラジオで1日10分ずつBBCの英語教室を聞くとか、身近なところで(しかも無料で)英語に触れる機会はたくさんありますから、そういう場所で英語に親しむことは、少なからず役に立つはずです。それ以上を望むなら、それなりに時間とお金がかかるでしょうから、大学生になってからじっくり考えればいいでしょう。
実際の英語力の向上は、どこで何をどう習うか、ということより、あなたがそれをどういう姿勢で学ぶかということの方が、より大きく結果を左右することになると思います。
はんがんさん、コメントありがとうございます。
理論的なことを聞くのと、実践的にやるのでは
違うということですね!
周りが明確な目標を持っている人が多く、焦っていたので
はんがんさんの言葉にとても勇気付けられました。
それと、もう一つ悩んでいることがあって...
初めにも書いたように私は英語をマスターしたいと思っています。
けれど、社会学は英語とあまり関わりがないように感じます。
普段から英語に触れるには、やはり語学系の学部のほうが
いいのでしょうか?
社会学部での英語の習得は難しいのでしょうか?
ご意見よろしくお願いします。

こんにちは。接客業といってもたいへん幅広い仕事ので、一概には言えませんが、お客様をおもてなしする上で必要なことの大半は、大学では教えてくれません。「接客」を教科にする専門学校が幾つかあり、技能をはじめそれなりの専門教育はしてくれるはずですが、本質的な部分はやっぱり教えてもらえないはずです。
他の多くの仕事同様、接客業は結局のところあなたの人柄が問われる職業です。例えば、気配り、心配り、マナーといったものは、「こうすればいいよ」というものは専門学校などである程度学ぶことが可能です。では、学校で学んだ通りできればもう一人前か、と聞かれると、全然そうじゃない。うーん、いい例えが浮かばないのですが、学んだことをちゃんとできることはすばらしいんだけど、その先を自然にできるかどうかが、本当の気配りだったり心配りだったりします。こういうことができる人は、やはり人間そのものの魅力があります。
お客様とお話しする時にいかに多くの話題を持っているかは、たとえ二言三言しか話す時間しかなくても、とても重要なことです。あなたが大学で社会学を学んだとして、それはきっと接客のお仕事でも役に立つことがあるはずです。言い換えると、どんな勉強をしていても、接客のお仕事をすることは可能です。だからといって誰にでも接客が勤まるというわけではない、という点が、接客業の奥深いところだと思います。
まずは大学生活を満喫して、就職を考える時に改めて自分の将来を考えてみると、いいと思います。まだ時間はありますから、焦る必要はないでしょう。