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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.7713)

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もっと教えて!フォーラム 質問 車掌について

2009/10/17 03:52  ビクターさん[大学生・専門学校生・男]

[Q] はじめまして。
私は物心がついたときから鉄道が好きで、一般の方よりも思い入れがあると確信しています。もし鉄道会社に就職するのなら、車掌として列車に乗り込みお客様のお役に立てるような仕事をしたいと思っています。
私は現在首都圏に住んでおり、関東から離れたいとは思っていないので、できればJR東日本さんと大手の各私鉄のどれかを考えていました。ところが、近日ある大手の私鉄の会社では駅員でアルバイト、運転士と車掌が契約社員からスタートすると知って大変驚きました。なぜなら、大手の会社なら車掌はみんな正社員で採用されると思い込んでいたからです。
よく考えてみると鉄道員は社会的にも目に見える職業であるにもかかわらず、その待遇や職業生活が意外と知られていないと気づきました。
私は今大学受験の真っ最中ですが、空前の大不景気などにより安定した収入のある職業の就職のニーズが高まっている時代になってしまいました。実家は決して高所得の家ではないので、こういった職業の情報を今集めています。
どなたか、ご返信の方をよろしくおねがいいたします。

[A.5]

ビクターさん>

その後の、進路はいかがでしたか?

夢はありますか?

ちゃんと、楽しく、前向きに、生きていますか?

回答をしたものとして、あなたの、歩んでいる道が、時折、気になるときがあります。

悩んだら、相談。

疲れたら、休憩。

明るく、楽しく、前向きに学生生活を謳歌してくださいね!


2009/10/31 14:46  ビクターさん[大学生・専門学校生・男]
[A.4]

しまりす様、ご回答ありがとうございます。
実際に現場で働いていらっしゃる方からのお話を聞けて光栄です。
自分の進路にとっても実に良い資料になれそうです。
これからもお客様の安全を守るお仕事をがんばってください。
本当にありがとうございました。


[A.3]

 ビクターさん、こんにちは。関東の大手私鉄で車掌をしている、しまりすと申します。

 ご質問いただいた内容について、解答させていただきます。

 昔は、車掌になるためには、鉄道会社に正社員として入社し、数年、駅務係をした後に車掌登用試験を受け、車掌へなるというパターンがほとんどでした。

 しかし、職場の男女比や年齢層の平均化をするために、最近では、車掌から入社してもらうパターンもあります。この場合は、車掌の研修中は契約社員として働いてもらい、最終試験に合格後、正社員として登用し、乗務してもらうことになります。

 僕の場合、中途社員(契約社員)として、駅務係を過ごし、正社員に登用してもらった後に、車掌となりました。ですから、車掌への道は、いくつかあると思います。

 ビクターさんは、高校生ですから、高校卒業後に鉄道会社へ就職して、正社員として働いた後に、車掌へ行かれるのが一番、手っ取り早く、確実だと思います。

 ぜひ、がんばって車掌を目指していただきたいと思います。


2009/10/19 14:21  ビクターさん[大学生・専門学校生・男]
[A.2]

はんがん様、お礼のコメントがおそくなってしまい申し訳ありません。
ご回答していただき本当にありがとうございました。
ぜひ参考にさせていただきたいとおもいます。


[A.1]

こんにちは。鉄道会社に勤める人に限らず、世の中のほとんど全ての職業は、その実務や待遇などが広く知られているわけではありません。例えば、世の中では一般的な勤務形態の一つである「四直三交代」って何のことか、あなたは知っているでしょうか? 知っていればすばらしいし、知らなくても当然です。なにも鉄道の運転士や車掌の実際が知られていないことが特別なわけではありません。あなたがこの仕事に興味を持ったなら、そこで初めて調べて、いろいろと知ることになるはずです。

車掌職の待遇(+どうすれば車掌になれるか)は、鉄道会社によって大きく異なります。とても同じ仕事とは思えない。就職活動をする際に、希望する会社の人事部門に問い合わせてみましょう。
なお、多くの鉄道会社では、車掌職は基本的に高校卒業程度の学歴を持つ人から採用します。大学卒業以上の学歴を持つ人が車掌になることは不可能ではありませんが、会社によっては歓迎されないこともあるようです。大学卒業の人が車掌になると、いきなり管理職扱いになる会社もあります=自分より遥かに年長の部下を持つことになり、責任が重い。
中期的に見て、車掌という仕事は、ゼロにはなりませんが次第に減少するでしょう。大都市圏の私鉄を中心に、ホームドアなど乗客の昇降時の安全対策を行う結果、列車運行のワンマン化が進むからです(他にも理由はありますが、省略)。このため、どの会社も車掌の新規採用は減らしているようです。長距離列車の多いJRグループでは、比較的車掌のニーズはありますが、ここに就職する場合には、転居を伴う転勤の可能性を意識しましょう。