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回答・コメントする(No.8042)
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子供向け会社を立ち上げたいのですが、どうやったら立ち上げられますか?
[Q] 私は13歳なんですが
絵本やぬいぐるみが大好きで、
そうゆう子供向けの会社を立ち上げたいんです。
いわゆる、子供向け会社の社長になりたいんです
小さいところからでいいので
会社を立ち上げたいのですが
どうやったら立ち上げられますか?
また、売り出すとしたら
絵本、ぬいぐるみ、お菓子などの商品で
魔女のステッキやDSなどといった
おもちゃなどはあまり作りたくないのですが、
私は分類するとしたら何の職業なんでしょうか?
下手な文章ですみません
なんでもいいので教えてください><;

USAGIさんが絵本やぬいぐるみを作るメーカーを作りたいのか、
それらを売るショップを作りたいのかちょっとよくわからないのですが、
ショップという前提で話をさせてください
(とはいえ、メーカーでも通じる話ですが)。
私は、ゲームやおもちゃを作るのを仕事にしていて、
ゲームやおもちゃ屋さんの知り合いが何人もいます。
最近は、大手のおもちゃ屋さんや、家電量販店などが安売りをするので、
小さなおもちゃ屋さんや雑貨屋さんは、たいへんになっています。
そんな中で小さい規模でも成功しているおもちゃ屋さんには「こだわり」があります。
「おもちゃ」ならなんでもかんでも売るのではなく、
「木のおもちゃ」とか「赤ちゃんのおもちゃ」とか「ドイツのボードゲーム」のように
あるジャンルのものに絞って専門化しているのです。
また、仕入れを問屋さんだけに任せず、自分が「いい」と思ったものだけを仕入れる、
「セレクトショップ」的なお店もあります。
USAGIさんは、絵本やぬいぐるみなどの商品を扱いたいようですから、
絵本とぬいぐるみだけのセレクトショップを作るといいんじゃないでしょうか。
そういったこだわりの店は、どうしてもお客さんの層を絞ってしまうので、
ネットショップや首都圏のお店になってしまうかもしれません。
お店としてもうかるかどうかはわかりませんが、
USAGIさんが好きなお店にすることができます。
つまらないアドバイスを1つすると、
「子ども向け」のおもちゃなど、「子ども向け」の商品がありますが、
実は「子ども向け」とは限りません。
そういった商品を買うのは「親」である「大人」がほとんどです。
「子どもがほしいと思うおもちゃ」と「親があたえたいと思うおもちゃ」は
結構ちがったりします(ぬいぐるみや絵本も同じです)。
純粋にビジネスとしての成功を考えるなら、
「親」である経験はあったほうがいいかもしれませんね。
ただ、個人的には、親視点の「子ども向け」商品には、辟易しているので、
13歳のUSAGIさん視点での「子ども向け」会社がどんな会社になるか、
とても興味があります。
ぜひがんばってください。

楽しい、夢のある質問ですから方法を考えてみます。
①どうしたら?
貴方がまず”本気”になること。
たった一人では貴方の年齢では立ち上げられないので、保護者、親戚、
など貴方の周りの大人に相談し、数人の事業協力者を見つけること。
後はネットでよく調べれば、会社設立までの大きな流れは理解できると思います。
方法さえわかれば会社登記の準備は一人で出来ます。
心配なら登記所の窓口で相談してください。行動すれば沢山の発見があります。
聞く観る調べる、全てはここから始まります。
②何が必要?
人、物、金、情報です。
まず一番大事なのはお金です。個人ではお金と言いますが、会社経営では
会社運営”資金”と呼びます。この資金をどう準備するかが課題です。
大金持ちの保護者から、出世払いで融資(お金を借りること)を受けるか、資金提供者(スポンサー)を見つけるしか方法はありません。なお、出世払いとは、事業がもし成功すれば融資を返済しますよとの意味です。実際は貴方に資金を融資した相手は、
返済などあてにしていません。つまり貴方への寄付と考えているのです。
こんな人たちが貴方の周りにいますか?
資金は通常、国民金融公庫などの公的機関や民間の金融機関(信用金庫・銀行)から融資を受けますが、13歳の貴方に融資をする機関は皆無です。元銀行員の経験から断言します。と言って、話がこれで終わると貴方も私も楽しくないので、宝くじに当たった、天からお金が降ってきたとなどと想定し、話を先に進めます。
③商品を売る方法を決める
売る商品はおよそ決まっているので、その販売方法を考えなくてはいけません。
今はやりのネット販売するか、商店街にお店を構えて売るのかを選択するのです。
運営コストから考えると、ネットショップを立ち上げることが始めの一歩になると
思います。HPを作成し、貴方が売りたい商品を展示して、購入者からの連絡を
待つことになります。無名のショップには誰も訪問しないので,お店の宣伝に、
楽天市場などに出店料を支払い、出店することになります。
誰でも気楽に開店できるネットショップですから競争力も高く、簡単には利益は
出ないと思います。相当な出費と忍耐力が必要です。
最初は13歳の女の子のお店で営業マンも宣伝してくれるかも知れませんが、
商品の質、価格競争力が無ければ(良質な商品を低価格で販売)会社は消滅します。
④商品を創る方法を考える
製造業者にたよると費用がかかるので、自分で何でも創ることを提案します。
材料を仕入れ(仕入れ代金が必要)、13歳の感性で、どんどん商品を創りあげると良いでしょう。大人の発想とは全く違う商品が生まれてくると確信します。但し大人の様に、費用対効果、つまりどうしたら儲けられるかの発想が無いと思うので、貴方の手作り商品はかなり費用がかかると思います。一番の問題点は量産できないこと。
⑤まだまだ続きはありますが、話尽きなくなるので、ここでやめます。
その理由は、会社を立ち上げたら、貴方は一体、何時中学校に行く時間があるのだろうかと素朴な疑問を持ったからです。
会社を立ち上げたい、との貴方の前向きな、夢のある気持ちに私はエールを贈ります。その前に、職業人になるための基本的な勉強が必要です。しっかりとその基礎を学んでください。社会の仕組みをまず知ることが大事です。
そして何時かまた、体力も気力もあり、十分な会社運営の資金づくり
の目途がたったら、是非もう一度このサイトで質問してください。もっと詳しく
会社経営について説明します。それまでは多いに遊び、多いに学んでください。
子供向けグッズ販売会社の社長さん!
夢をでっかく持って、是非その夢を実現してください。
Dream come true.

こんにちは、USAGIさん。
細かいところは色々あるのですが、
まずは会社を立ち上げるのに必要なことをおおざっぱに挙げていきます。
会社にはいくつか種類があるのですが、
その中でも一般的な「株式会社」について説明します。
また、話を簡単にするために、USAGIさん1人で会社を作ると仮定しますね。
1.どんな会社にするか考える
2.会社のハンコを用意する(会社代表印、会社銀行印、会社角印)
これから書類にハンコを押すのに必要です(安くて2万円くらい)
3.「発起人決定書」を作る(これは1人で会社を作る場合)
1で決めたことを書類にします。
4.会社の定款(ていかん)を作る(会社のルールです)
5.作った定款を、公証役場で認証してもらいます(4~10万円くらい)
6.資本金を用意する
現在資本金は1円あればよいので、銀行の口座を用意して、
そこに1円以上振り込みます(振り込んだことを証明する書類も作ります)
7.各種書類(いろいろあるので省略)を、法務局に登記申請します(15万円)
基本的には3~6で作った書類になります。
8.登記が無事できたら、「会社を作りました」ということを、
税務署、社会保険事務所(年金関係)、労働基準監督署(労災)、
ハローワークなどの役所に報告します
細かいところは省いたので、
「いろんな手続きをしないといけないな」くらいにイメージしてください。
ただ、これでは「会社ができた」というだけです。
実際には、物を売るなら、商品を仕入れるルートを用意しないといけませんし、
商品を売る方法や、宣伝の仕方も考えないといけません。
「会社を作る」という大きな意味では、やらないといけないことは
もっとたくさんあります。
また、「社長サン」の響きにこだわらないのなら、
「会社」ではなく「個人事業主になる」という選択肢もあります。
インターネットショップなどの小さなお店は、
会社ではなく個人事業の場合も少なくありません。
また、絵本作家やおもちゃ作家も会社ではなく個人事業主のことも多いです。
現在は資本金1円で株式会社が作れるようになりましたが、
それでも設立の費用自体は1円ではありません(25万は見ておいたほうがいいです)。
中学生のUSAGIさんにとっては、25万円はかなりの金額でしょう。
個人事業主なら、手続きも簡単ですし、費用もほとんどかかりません。
まずは個人事業主から始めて、軌道に乗ったら法人化するという手もあります。
ちなみに私も個人事業主ですが、今のところそんなに困ってはいません。
ちょっとだけ続きますね。

こんにちは。会社を作りたいのであれば、会社のあり方について定めた法律(会社法といいます)に基づいて、一定のお金(資本金=今では1円以上)やその他必要なものを用意して、会社を作りますという書類手続きをすれば、誰でも可能です。年齢制限は特になかったような気がするのですが、どうなのかな?
あなたがすぐにでも会社を作りたいのであれば、インターネットで「会社設立」などのキーワードで検索すれば、さまざまな情報が得られるはずです。もっとも、そこに書いてある法律用語や経済用語の意味がわかっていないと、仮に会社を作ってもすぐにつぶれてしまいます。そうならないよう、しっかり勉強しましょう。
あと、職業の分類はあまり深く考えなくていいでしょう。あなたが会社を立ち上げたなら、あなたは「経営者」です。なにをしていた会社ですかと問われれば、「おもちゃを作っています(玩具の製造業)」とか「絵本を作っています(出版業)」などと答えることになるはずです。