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回答・コメントする(No.8214)
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いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
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回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
自然や動物の役に立ちたい
[Q] 私は、自然や動物の役に立ちたいです
植樹や汚い川を綺麗にしたり、動物を保護したり・・そういう活動を仕事にできたらすごくいいなと思います。
でも、そんな仕事があるのか分かりません。
こんな私に合う仕事はあるでしょうか?
REXさん有り難うございます。
本当にREXさんが書いていたことを考えていて、びっくりしたし、嬉しいです。
「あります」と書いて下さっていたのにもなんか、安心しました。
体験談とか、情報もたくさん書いてくださって、感激というか、ものすごく感謝しています。
ほんっとうに有り難うございます

上記回答を書いたREXです。
以下に私の知っている情報を書いておきます。
●自然を相手にする職業に就くのに関係するであろう 専門学校や大学●
・東京環境工科専門学校 http://www.tce.ac.jp/
・東京農工大学 http://www.tuat.ac.jp/
・立教大学異文化コミュニケーション学部 http://www.rikkyo.ac.jp/kohoka/ibk2/
・都留文科大学 http://www.tsuru.ac.jp/
・岐阜県立森林文化アカデミー http://www.forest.ac.jp/
・帝京科学大学アニマルサイエンス学科 http://www.ntu.ac.jp/
●自然を相手にする職業に就くのに関係するであろう 会社や団体●
・キープフォレスターズスクール http://www.keep.or.jp/ja/foresters_school/
・国際自然大学校 http://www.nots.gr.jp/
・ホールアース自然学校 http://wens.gr.jp/
・インタープリテーション協会 http://interpreter.ne.jp/
・自然体験活動推進協議会 http://www.cone.ne.jp/
・日本環境教育フォーラム http://www.jeef.or.jp/
・フルハシ環境総合研究所 http://www.fuluhashi.jp/
・JICA http://www.jica.go.jp/
・NPO関連情報 http://www.npo-homepage.go.jp/
・国連大学 http://www.unu.edu/hq/japanese/index-j.htm
・サントリーのCSR事業 森と水の学校 http://suntory.jp/kids/gakko/hakushu/index.html
・エネオスのCSR事業 森のわくわく学校 http://www.eneos.co.jp/company/csr/morikids/
・日本エコツーリズム協会 http://www.ecotourism.gr.jp/
・ナマケモノ倶楽部 http://www.sloth.gr.jp/
・全国日本新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be-farmer/
・全国林業改良普及協会 http://www.nca.or.jp/Be-farmer/
●自然を相手にする職業に就くのに関係するであろう 施設など●
・東京ガス環境エネルギー館 http://www.wondership.com/
・国立科学博物館 http://www.kahaku.go.jp/
・科学未来館 http://www.miraikan.jst.go.jp/
・ストップ温暖館 http://www.jccca.org/ondankan/
・やまねミュージアム http://www.keep.or.jp/ja/yamane/
●その他●
・このガイドさんに会いたい100人プロジェクト http://www.ecotourism.gr.jp/guide100/
・フェアトレードファッション販売 「ピープルツリー」 http://www.peopletree.co.jp/fairtrade/index.html
・100万人のキャンドルナイト http://www.candle-night.org/jp/
・雑誌「エココロ」 http://www.ecocolo.com/editorial/index.php
・雑誌「ソトコト」 http://www.sotokoto.net/index.php
・雑誌「ナショナルジオグラフィック」 http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml
・私が今までどうやって生きてきたか http://www.pref.yamanashi.jp/challenge/interview.php?id=29
他にも山のようにあるので書ききれません。
ここに書いていない情報もたくさんありますよ。

ありますよ、あります。
あなたの質問を読んですごく懐かしくなりました。私も中学生のとき、同じことを考えていました。環境問題を知り、それまでの環境問題を作った大人にいら立ち、自分が何とかしてやるという意気込みで地球環境を守る仕事をしたいと考えるようになりました。高校は普通科に進学し、その後日本動物植物専門学校という専門学校に入学しましたが、学校が入って半年で倒産、その後3年半フリーターで過ごし、その後自然ガイド業の会社に就職しました。ガイドで森を案内しながら、自然に少しでも興味を持ってもらえるようにと願いをこめて仕事をしています。環境問題解決の第1歩は興味を持つことから始まるという自分の考え方に基づいています。
ただ、環境や動物や自然を守る仕事はこれだけでは決してありません。私のように直接的に自然に関わる仕事だけでも、環境省のレンジャーもそうだし、環境調査の会社もそうだし、自然学校と呼ばれるところもそうだし、動物の研究者でもそうだし、JICA(海外青年協力隊)で海外に派遣される人もそうだし、NPOで国際協力に携わる人もそうです。
直接的ではないのであれば、自然系の雑誌の編集に関わる人、写真家やテレビなどの番組を作る人もそうだし、飲料や食品やエネルギーの会社の中でCSRと言って会社の社会貢献事業を担当する部署の人もそうです。みんな、どうやったら自然や環境が守れるかを考えていろいろなことをしています。
中学生のあなたにできることは、まずは調べること。こうやってこのサイトに質問を書き込むこともそうでしょう。自然に関わる仕事はどんな仕事があるのか?どうやったら、何をしたら自然を守れるのか考えること。
次に、その職業や仕事についている人に話を聞くこと。そして行動してみること。頭で考えているだけではわからないことがたくさんあります。教科書や本に書いていないこともたくさんあります。他の人がなんと言っても自分でしか感じられないこともあります。行動を起こすことはすごく大事です。他の人が書いているようにボランティアもその1つだと思います。
ここで勇気を持ってその会社に見学に行ったり人に話を聞いたりできるか、そこに本当にその職業になれるかのハードルがあります。こういう仕事はまだまだマイナーな職業だったりして普通の大人には「そんな職業はない」とか「夢みたいなこと言ってないで現実を見なさい」とか言われるでしょう。それでへこたれているようではこういうマイナーな仕事には就けないと思ってください。それくらい、マイナーな仕事に就くということはハードルが高いことです。給料も安かったりするし、世間の目も厳しかったりする。それでも自分の考えを貫けるかどうかで未来は変わります。
自然や環境や動物を守るために、未来のではなく、今のあなたにできることはたくさんあります。あなたの生活と自然はつながっているのですから。それを考えてみるのもいいかもしれません。
以下に私が知っている関係するであろうところのHPを載せておきます。ぜひ見てみてください。がんばってね。私はあなたを応援します。質問などあったらまたメールでもください。

まず、身近なボランティア活動に参加されてはどうですか?
実体験から得られる知識は計りしれません。思い悩む前に実際に行動に起こしてみましょう。
それが仕事なのかどうかは全く別の問題です。あなたの意志が何をしようとしているのかが問題です。
登山家の野口健さんは、登山という視点から清掃登山、環境問題などを考え訴える立場になっています。講演活動や実際の清掃活動などが「仕事」になっていますね。
行動することから色々な物事が見えてきます。教室と自宅の往復ではなかなか見えてこないと思います。ましてテレビから見る世界にどれだけ本当のことがあるでしょう?
自然や動物を守るのも立派な事だと思います。どうか机上で済ませずに行動を起こしてみて下さい。

ありませんね。
おっと、本当のことを言われて、そんなに落ち込むことはありません。
お互いに顔の見えない仮想空間は、虚虚実実の世界です。
でも、だからこそ”づばっと”真実を伝えることができるのです。
謙虚、思いやり精神を美徳と考える日本人は、建前と本音を使い分けて、
他者と日々接しています。親も教師も同じです。
つまり、相手を思わんばかりに、自分の気持ちを正直に伝えないのです。
ここが、外国人と日本人の大きな違いの一つです。
分かりやすく言えば、物事の真実が若者たちには見えない、見えにくい
社会なのです。色々な大人がいます。一般的な日本人から観れば、私は
変わった大人なのです。変人も今の日本社会、混乱、こんとん、
先の見えない不安な時代には必要な人材なのです。
(思い込みかもしれませんが。(笑))
前置きが長くなりました。
貴方に合わす社会など世界中探しても、どこにもありません。
貴方が社会に合わすのです。ここをしっかり理解してください。
つまり貴方は、高校、大学に進むかどうかは別にして、一旦社会に出れば、
短期間の社内研修を終えた後は、現実の中で生き抜いていかなければならないのです。
分かりやすく言えば、ドッジボールの様に、あちこちから飛んでくる、現実の問題
を解決していかなくてはならないのです。大事なことは、現実から逃げないことです。
全ては自己責任です。自分の身は自分で守る、自分のことは自分で決める、
との覚悟が大事です。
最後に、今の状況(中学生)を最大限活用してください。つまり、何でも聞ける
年代なのです。でも何でも聞けるのは、もうしばらくです。大人になったら、
他人は貴方の自主性を尊重し、余計なことは言いません。自己研鑽が必要です。
やりたいことがあれば、今からその準備をする。単純ですが、それしかないのです。
出来ない理由、やらない理由などはいりません。
前向き、肯定的な活き方を志向してください。何事もプラス思考が大切です。
やればできるのです。あきらめず、本気になって活動してください。