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回答・コメントする(No.8218)
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投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
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読みたい、と思わせる小説とは?
[Q] 私は、中学1年生のメイというものです。私は小説家になる事が夢です。まだまだ小説を書くには未熟者の私なのですが、だんだん物語を作っていくうちに、いつもある1つの事を考えます。それは、読みたいと思わせる小説は、書きたいまま書いていては作れないのではないか、というものです。そこで質問です。読みたい、と思わせる小説とは、どのような点に気をつけたら書けるようになっていくのでしょうか?私は今出版社さんに作品を応募してみたい、という夢を密かに持っています。その為に聞く、というのもなんだかイヤらしい話ですが、そこは1つ、教えて頂けたらとてもとてもありがたいです。本当にめんどくさい質問をしてすみません。どうかよろしくお願いします。
ハロワのおやじさん、ご回答ありがとうございましたッ!!人間性を磨くこと、ですか。納得です!!確かにそれを磨いておかなければ、読者の共感や登場人物の気持ちの動きも分からないですもんね、頑張って努力します、色んな経験を積みたいと思います。作品も、ハロワのおやじさんのおっしゃる通りバンバン書いていくつもりですので、またその時に疑問に思う事があればハロワのおやじさんよろしくお願いします!!いつかハロワのおやじさんに私の作品を読んで下さる事を願って。本当にありがとうございました。
まこさん、ご回答ありがとうございましたッ!!私、他の方々の質問にご回答しているまこさんのご意見を見て、「私の質問に対する、この方の意見を聞けたらなぁ」と思っていましたので、本当にご回答して下さって嬉しいです!さて、まこさんのご意見に関してですが、読者を想定して書く、というのは今まで思い当たらずにいました。私はまだ社会人というモノを経験したことが無いので、まだ想定出来る読者の範囲は狭いかもしれませんが、なんとか今は自分の出来る範囲で頑張ります。そしてたくさん書いて、まこさんや他の方々のご意見を参考にさせて頂きながら、小説家を目指していきたいと思います。また私がここに質問させて頂く時はまこさんにもご回答して頂けるととても嬉しいです。では、本当にありがとうございました。

読者の立場にたって回答します。
最初に本を手に取ったとき、私(たち)は何をすると思いますか?
それは、前書きを読んで作者の語りたいことを知り、そして後書きを
読むのです。これで本の内容が大体わかります。
そこで、これは面白いと感じたときに、中身を読んで行くのです。
読者は不特定多数です。年代、それと置かれている立場、環境は
人それぞれです。考え方、感じ方も人それぞれ、そんな多くの読者に
感動を与えられる本を創ることは、貴方たった一人ではできません。
出版関係者の皆さんなど、多く人たちの協力が必要です。
作者になる前に、人間性を磨くことが大事です。
人は一人では生きていけません。何時も他者との関係の中で生きているのです。
そこで最も重要なことが、コミュニケーション力なのです。
それは特別に勉強することがらではありません。日々の生活の中から見につくもの
なのです。本とは、正直な今の気持ちを言葉に表したものです。
つまり究極のコミュニケーションの方法と言えるでしょう。本を通して
読者と貴方をつなぐのです。
答えは貴方の心の中にあります。私たち読者が読みたいと思う本は、
読んだあと、感動を覚える本です。そしてそれらは巷にあふれています。
これでもかこれでもかと世界中で良書が出版されています。
評論家の目にとまり、新聞などの書評欄に掲載されると、本好きの人たちが
注目します。今から作品をどんどん書き、有名出版社に送ると良いでしょう。
デビューの第一歩は関係者とのネットワーク造りです。がんばってください。
貴方の作品を読書好きの一人として、楽しみにしています。

こんにちは、メイさん。
私は小説家を肩書きにしていませんが、小説を出版したことがありますので、
回答してみますね。
まず、今のメイさんの立場なら、
「書きたいものを書きたいまま書く」でいいような気がします。
文章を書く仕事の中には、自分の書きたいものを自由に書けない仕事も多いのですが、
その中でも小説家は「その人の書きたいもの」を大事にしてもらえるほうです。
とはいえ、これでは質問の答えになっていないので、
「読みたいと思わせる小説」についてちょこっと。
小説に限らないのですが、
私は「どんな人に向けて」ということを意識しながら作品を作ります。
小学生と高校生では興味のあることも好きなことも違うので、
小学生向けの作品と高校生向けの作品では、作り方や表現を変えます。
もちろん、沢山の人に楽しんでもらえるほうがいいのですが、
「伝えたい人」に、「伝えたいこと」を、直球で送るのが私の好みです。
このように、読者を想定して文章を書いていくのは、ひとつの方法かもしれません。
ちょっと抽象的になったので具体的に。
まず、メイさんが応募しようとしている出版社(あるいはレーベル)の本を、
ひととおり見てみましょう。
小説のレーベルには、ファンタジーに強いとか、現代ものが多いとか、
男性向きなのか、女性向きなのかなど、そのレーベルの「カラー」があります。
そのレーベルを買っている人は、そういった「カラー」を好む読者です。
レーベルに合った作品を書くことは、より読者を意識した作り方になるでしょう
(もちろん、そのレーベルにはない新しい作品を応募するのも手ですが)。
またメイさん自身、そういった小説を楽しんでいる読者だと思います。
ですので、メイさんが「こういう小説があったら読みたい」というものを、
ご自分で書いてみるのもいいでしょう(これはかなり正統派)。
あと、友達とかに、どんなものが読みたいか聞いてみるのもいいです。
ただ、何もない状態で聞いても、あまりいい話は聞けません。
小説の冒頭部分でもプロット(あらすじ)でもいいから「たたき台」を作って
実際に読んでもらったほうが、いろんな意見をもらえます。
色々考えるよりは、まずは書いてみることが大切だと思います。