分かりやすいコメントありがとうございます。
では、中学校の内容をきちんと理解する必要があるということですね。
では今からしっかりと復習などをして、基礎になる部分をしっかりと造っていこうと思います。
また、何かあれば相談にのって頂けますか？
よろしくおねがいしす。

　こんにちは、MS06FZSです。読んでくれてありがとうございました。コメントに若干の補足をいたします。
　高校に入学してからのことを考えると、中学校における復習の基本は教科書内容だと考えます。授業の内容自体は中学校と高校に大差がないからです。しかし進度や深さに差があり、中学校における基礎がないと理解するのに時間がかかり、結果として授業から取り残されることになります。
　まずはじっくりと教科書を読んでください。可能であれば、総復習用のノートを必要な冊数用意し、教科書の内容（重要な語句や公式を中心に）をメモしながら読むことをおすすめします。
　この勉強方法ははあくまでも高校に入学してからの話ですが、必要となってくる「自分で勉強する力」を養う重要な訓練ともなっています。それが結果的に高校受験のための基礎力向上につながり、点数を底上げする大事な勉強方法でもあります。
　あせらず、しかし妥協することなく、着実に一歩一歩進まれて進路希望を実現されることをお祈りしています。

こんばんわ。
とても詳しいコメントありがとうございます。
やっぱり高校受験は大変ですよね。
春休みには復習しようと思っていますがどういうふうに一年間の復習をすれば良いんでしょうか？
ぜひ教えてください。

　姫那さん、こんにちは。そして、はじめまして。
　地方の高校で教員をやっていますMS06FZSといいます。高校受験されるということは、現在は公立中学校に行っておられるのでしょうか？東京は私立中学校（中高一貫の学校）に行く割合が高いと思いますが、そんな中でも受験を頑張ってくださいね。努力したことは必ず生きてゆく糧となります。
　さて遠い昔の都立高校（私も公立中学～都立高校の出身です）は、あまり学校による特色の違いはなかったと記憶しています。希望する学校を選べない学校群を受験するという制度があった時代もあり、つまるところどの都立高校に行っても大差がなかったわけです。しかし今は各校が特色を競っており、全都の学区が統合されたこともあって、学校選びは難しいことでしょう。
　高校教員としてお伝えできることは、「高校に行くのは手段であって目的ではない」ということです。そして受験勉強は入学するためというより、入学してからの授業のために必要だという側面が強いということも最近感じるようになりました。ですから、入れる学校を選ぶより、入りたい学校を選んでそのために何をしなければならないか、を最初に考えてから受験対策をすべきだと思います。
　そして受験勉強は「自分でやる」ものであって、「人に教えられる」ものではないと思います。仮に受験対策テクニックだけを身につけて高校に入学したとしても、入学後の伸びは期待できませんし、ましてやその後の進路実現（進学や就職）に向けての自分での勉強が自分では難しいという事実に直面してしまいます。
　今は学校の授業とその復習主体でいいと思います。もしそれで物足りないのでしたら、自分で教科書を一通り読んでしまいましょう。貴女の通う中学校の授業の様子はわかりませんが、もし授業が成り立たない状況にあれば、自分でやるしかありません。そして自分でやる力を一旦身につけてしまえば、その力は一生役立つものになります。
　とはいえ、具体的アドバイスを。公立学校の入学試験は中学校の教科書内容が基本です。1年生が終わった春休みにでも1年生内容を復習しましょう。そして教科書類は処分せずに高校受験まで取っておき、受験勉強に活用してください。日々の授業を大事にし、それを1日1日積み重ねてゆくことが大事です。勉強でわからない点があれば、個人で教科担任の先生に質問に行きましょう。全体での指導でわからなかったことも、個別に聞くとわかることが多いです。最良の受験対策は「継続と反復」です。
　貴女の進路希望が実現することをお祈りしています。高校生活は勉強が大変なこともありますが、全体には楽しいですよ！希望を持って前に進まれることを願っております。