HOME > もっと教えて!フォーラム > 業界・職種選び > 回答・コメントする(No.8399)

もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.8399)

いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
 
  • 回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
    しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
    投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。
  •  
  • 白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
    このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。

もっと教えて!フォーラム 質問 私に合う仕事はありませんか?

[Q] 私は春から高校3年生になります。
そろそろ志望校を決めてないといけない時期なのですが、
自分が将来やりたいことがわかっていません。
これでは大学は選べないと思ったので、ここで質問させて頂こうと思いました。

今まで私はTV局でADになって働くことや、新聞記者になること、広告代理店で働くこと、雑誌の編集者になることなどメディア関係の仕事に就くことを将来の夢にしてきました。そういうことが昔から大好きで、興味があったからです。

でも最近は、それでは何か違うような気がしてきました。いろいろ考えていくうちに、人と触れ合って役に立ちたい、人を笑顔にできる仕事に就きたいと思うようになってきたのです。
また、外国の人とも一緒に仕事をしたい、海外の人も幸せにできるようになりたい、ついには、世界を平和にしたいなんて大きすぎることも考えるようになりました。

こうなってくると、本当にメディア関係の仕事を目指していいのか、将来その仕事に就けたときにやりがいを感じられるのかなど、夢がぶれてきて、大学選びどころじゃなくなってきました。

全部叶えるのは無理だとわかっていますが、こんな風だとメディア関係の大学を目指しても死ぬ気で勉強を頑張れる気がしません。

こんな私に合うような仕事はないでしょうか?
またメディア関係の仕事でもこんな風に人の役に立てるんじゃないか?などあれば教えてほしいです。

よろしければ、お答えください。

[A.6]

まこさんこんばんは。

またまた丁寧なご回答ありがとうございます。
こんなにたくさんのお返事を頂けるとは思っていなかったので、
本当に嬉しいです!

本題からそれますが、「伝え手と作り手は違う」という話の中で、
まこさんのように大人になって仕事に就いてからやりたいことが変わっていき、
そのやりたいことを仕事にできたりもするのだなと思いました。
いま大学選びを間違えたら将来やりたいことが全くできなくなるのだと
思っていたので、もう少しだけ気楽に進路を考えられそうです。

とにかくやっぱり、出来る限りのことをやってみます。
ブログもTwitterもイラストも活用して、
私なりの情報発信の楽しさを見つけてみたいです。

ありがとうございました。


[A.5]

こんにちは、かなちょさん。
すでにかなちょさんは回答を得ている感もあるのですが、一応追加の質問に回答します。

●ブログやTwitterなども情報発信のうちに入るのでしょうか?

「情報発信が可能」というのが、正しいと思います。
他人とのコミュニケーションツールとして使っている人もいますし、
自分用の備忘録として使っている人もいます。
Twitterで「ごはんなう」とだけつぶやくのが情報発信かといえば、かなり微妙です。
私はニュース系のアカウントをいくつかフォローしており、その情報はとても重宝していますが、
そのように積極的に情報発信をしている人もたくさんいます
(しかも個人でやっておられるかたも少なくありません)。

●イラストの投稿は情報発信にあたるのでしょうか?

大きなくくりとしては「情報発信」にあたるのでしょうが、
私は、それは「創作物の発表」だと思います。
私は「伝え手」と「作り手」の両方を経験しましたが、
「伝え手と作り手はかなり違う」というのが私の感想です。
「伝え手」で満足できなくなり、「作り手」に移った感じです。
イラストや文章など(ついでにゲームも)を創作し、それを発表することは、
「情報発信」とはまた別のおもしろさとたいへんさがあると思います。
まあ、今のかなちょさんですと、この2つを区別する必要はないかもしれません。

と、一応回答はしてみたものの、かなちょさんの
「とにかくやってみないとわかりませんよね、今すぐ頑張ります。」
というのがすべてだと思います。


[A.4]

ご回答いただき、ありがとうございます。

そういう風に考えてみると、
自分が楽しいからという理由だけでかきこみやつぶやきをしていた私の情報発信は
価値のある情報発信には程遠いものであることがわかりました。
たしかに私の発信している内容なんてどうでもいいことばかりでした。

価値ある情報発信とは何か、ということは今はよくわかりませんが、
これからはそんな発信ができるようにしたいです。それができたらおのずとみんなが興味を持って見てくれるようになるのだろうなと思います。
その難しさや辛さがわかった上で楽しくなってきたら私にも適性があるということなのですね。

またそれを仕事にせず、趣味として続けていくという道もあるのですね。

一人で考えて、どうしていいのかわからなかったのですが、
お2人のご回答をいただいて、私の今やるべきことが見えてきたように思います。
私の伝えたいことを近くの友達だけでなく、できるだけ広い範囲、できるだけたくさんの人に発信できるような新しい手段も探してみます。
とにかくやってみないとわかりませんよね、今すぐ頑張ります。

本当にありがとうございました。


[A.3]

こんにちは。私があなたぐらいの年齢の頃、ごく普通の市民が「情報発信」をする手段はごく限られていて、やろうと思ってもなかなか手が届かないものでした。いや、そもそもやろうと考える人すら少なかった。
今は違う。理論的には、誰もが自由に世界中に向けて情報を発信することができます。あなたがやっているブログやTwitterはまさにそう。この点では、情報を発信するという行為の敷居はかなり低くなったと言えるでしょう。あなたはそれをどんどん活用すればいいと思います。別にインターネットサービスに限らず、昔ながらの手法も健在ですから、手間ひまを惜しまないなら、こちらにもチャレンジしてみましょう。
一方、この状態の見方を変えると、発信される情報が飛躍的に増えた、いや、増えすぎたとも言えるでしょう。様々な人々が自由に自分の思いを述べるのはいいのですが、それに反比例する形で、情報一つあたりの価値は果てしなくゼロに近づいていきます。その中で、自分が発信する情報の価値を少しでも上げようとするなら、一体どうすればいいのでしょう? いや、そもそも、情報の価値って何? 某検索エンジンで上位にヒットすれば、それが価値のある情報なのかな?
…こういうことを少しでも考えて、自分のブログを更新したりつぶやいたりできるなら、それはちゃんと意味のある情報発信です(またまた言い方を変えれば、ほとんど意味のない情報発信も、世の中にはあるということです)。既に他の回答者の方がお答えになっていますが、こういう作業を楽しいと思えるかどうかが、あなたの適性を測る物差しの一つになるはずです。

私事ですが、私は小さなサイトをのんびり運営しています。初めてページを作ってから12年が過ぎました。個人運営のサイトが10年以上続くケースはかなり珍しく、手前味噌ながらそれなりに価値あることかな、と思っています。
それは、私がプロの発信者ではないから続けられるのでしょう。自分が楽しいと思える範囲で、無理をせずにやって来たから、なんとかここまでやって来た。でも、プロの仕事ではそうはいきません。自分が楽しいと感じることと、仕事でそれをすることとの間には大きな距離があります。
あなたが自分なりの情報発信を続ける中で、いつかこの点に気づくことがあるでしょう。それをどう捉えるかが、あなたの将来をある程度決めるきっかけになると、私は思います。


[A.2]

お早い回答ありがとうございます。
まこさんのお話で、今すぐに情報発信の手段を探してみようと考えました。
そこで気になったことがあります。

私が今やっているブログやTwitterなども情報発信のうちに入るのでしょうか?
また最近イラストの投稿サイトで他人に絵を見てもらって評価してもらう機会がありました。へたくそなのですが、少しでも気持ちが伝わればと思って描いた絵なので、「お気に入りのイラスト登録」をしてもらえた時は言いようのない嬉しさがありました。
これも情報発信にあたるのでしょうか?

私ができる情報発信には、具体的にはどんなものがあるのでしょうか?
勉強不足なうえに、質問ばかりで申し訳ありません。
もしよろしければご回答ください。


[A.1]

こんにちは、かなちょさん。
「メディア」というとおこがましいのですが、私は雑誌のライターをしていました。
かなちょさんはメディア関係の仕事について迷いを感じているようですが、
それを明確にするためのアドバイスをちょこっとだけ。

メディア関係の仕事の一番の魅力は、「多くの人に情報を発信できる」ことです。
以前は情報発信はマスメディアの特権だったのですが、
インターネットなどの情報インフラの発達で、情報発信はマスメディアでなくても
できるようになってきています。

なので、就職や進学まで待つ必要はありません。
今日からでも、情報発信をしてみてください。
実際にやってみることで、情報発信のおもしろさやたいへんさがわかると思います。
情報を伝えることのおもしろさがわかれば、それはかなちょさんのモチベーションになりますし、
おもしろさがわからなければ、他の進路を考えるのもアリだと思います。