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回答・コメントする(No.8479)
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法律知識と英語を活かせる仕事とは?
[Q] 見て頂き有り難うございます。
今年高校3年になる受験生です。
私は将来の夢がまだ決まっていませんが、
大学の体験授業で受けた法学部の授業をきっかけに
将来、法律関係の仕事に就きたいと思っています。
そのため、大学は法学部を目指しています。
また、英語を使って世界貢献出来るような人材になりたいと思っています。
ですが、法律知識と英語を二つ同時に活かせて働ける仕事にどのような仕事があるのか分かりません。
ちょっとした事でも良いので、何かアドバイスが有りましたら教えて頂けると有り難いです。御願いします。

賢明な選択です。
世界はグローバル化しています。つまり世界はつながっているのです。
これから、この時代を生き抜く日本の若者には、英語は必須になります。
人的資源しかない貿易立国日本、国内は少子高齢化の進行により
今後は大きな成長は望めません。これからは新興国の中国、インドなど
爆発的な成長が望めるアジア地域を主たるターゲットにして、ビジネスを拡大
していくことになります。アメリカやヨーロッパなど先進国を中心にしてきた
ビジネス戦略の大きな見直しの時になったのです。
すでに中国や韓国などは、次代の成長を予想し資源国家の多いアフリカをターゲットに
拠点を各国に設置しています。国と企業が協働し数十年後を見据えて国家存続のために
行動しているのです。ここで重要なのは進出していく国の法律です。
法律を基本に社会が営まれているのです。
法律+英語=無限の可能性とも言えます。余りにも大きな質問です。
公的部門、民間部門などの分け方など、まず貴方がどの方向に興味関心があるのか
を判断してください。
例えば私が育った金融の世界では、今は法務部門が大きな存在です。
世界進出している日本のアニメ、漫画、映画の世界でも知的所有権への理解が
欠かせません。いずれにしても、強欲同士がぶつかり合う、世界のライバルとの競争に打ち勝つには、将来の法廷闘争に備え、ビジネスの現場を熟知したプロの日本人法律家の存在が欠かせません。
希望を実現できれば、貴方は”手に職”をつけた、その道のプロになる可能性
が高くなります。日本国内に限らず、貴方の働く場所、居場所は世界にあります。
責任感と忍耐力を持ち、努力を続けてください。