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回答・コメントする(No.8609)

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もっと教えて!フォーラム 質問 教師になる前に企業に就職して社会を知りたい。

[Q] はじめまして。
今大学受験に向けて浪人中のさっこといいます。
かなり長文になります。おつきあいください(>_<)


私はずっと高校の理科教師を目指していました。
教育学部に行って教育学を学びたい。
そういう思いで受験勉強をしてきましたが
最近考えが変わってきました。


そもそも教師になりたいと思った目的は
1.子供の心の支えとなる大人でありたい
2.勉強の本当の楽しさを教えたい
3.学校と外の世界を結ぶ人間であり、
  子供が未来に希望を持てるような進路指導をしたい
ということでした。


1については現場での経験の積み重ねによると思います。
学問や技術でどうにかなるものではなく、
思いを受け止め的確に返すことができるようになるには
経験と、自分が今まで磨いてきた人間力しかないですよね。


そして3についてなのですが
大学に入ってすぐ教員になると
学校を出てまた学校に入るのですから
外の世界というものを知らずに始まることになります。
「仕事」になるのですから世界はがらっと変わるとは思いますが、
企業とは体質が全く違うものになると思います。
しかし実際生徒の多くは会社員になっていくと思うんです。
会社員にならなくても、教師は進路選択を迫られた生徒に対して
この資本主義の世の中でどのように世界は動いているのか
どんな人間が必要で、自分は今何をするべきなのか
そういった「現実」というものを教える窓であるべきだと思うんです。


正直私自身甘えていると思います。
現実ってなんなのか、働くって何なのかわかりません。
ほかのみんなも将来に対する認識が甘いし、
どうしたらいいのかわかんなくて
ただ「いい大学」を目指して受験勉強をしています。
学校の先生に聞いても社会についてはよくわからなかった。
先生は教師なので仕方ないと思います。
でも大抵の生徒にとっては他に進路相談にのってくれるような人はいないので先生に頼ってしまうのに、
将来どんな大人になりたいか、
どんな仕事をしていたいか、
そこが不安なのに「大学に入って見つければいい」と言われ、
「どこの大学にいくか」という問題に
結局すり替えられてしまうのです。


もちろんやりたいことを決めて専門の大学や資格のとれるような大学に進む人もいます。
やりたいことのない人は大学に入って見つけることができるかもしれません。
就く職業を決めるという具体的なレベルではその段階でいいと思います。
しかしもっと大元の、
なんで勉強をしないといけないのか
今なにをするべきなのか
自分は社会の役にたつ人間になれるのか
そういう根本的で抽象的な疑問に対応できる人間になりたいと思うのです。


だから敢えて教職に就く前に企業に就職するという
遠回りをしてみようかなと思ってます。
1度世間の荒波に揉まれて、現実というものを理解したい。
それこそ甘いかもしれませんが私は真剣です。
就くなら理系の技術職がいいので工学部に行こうかなと考えています。
これなら2もクリアできると思うんです。
勉強っていうのはそれだけが独立して宙に浮いてしまっているからおもしろくない。
実生活や自分の成長と結びついて、それを実感してはじめて
勉強っておもしろいって思います。
すべての勉強は直接じゃなくても何か意味を持っていると思います。
その意味を知りたいという思いもあります。
その意味を伝えられる教師になりたいです。


また教育は地域で行なうものだと思ってます。
学校はもっと地域とつながりをもって
そのエネルギーを借りて
魂から鍛えて
地域に生き世界に伸びる・・・ってどこかで聞いたような標語ですけど(笑)
そんな子供を育て、広く高く羽ばたいてくれたらと思います。


なんだか質問ではなくなってきてしまいましたが(笑)
私のこの意見について何かアドバイスやご意見などありましたら教えてほしいです。
「教師になる前に企業に入るのは賛成」or「教師は現場の経験ありきなんだからすぐに教職に就くべき」など・・・
よろしくお願いします。

[A.8]

numlockさんのご意見、ごもっともです。
私も、「公務員の副業は禁止」されていなければ、「二足のわらじ」を履きたい職業は、ほかにもあります。でも…教員と副業が認められているのは、僧職くらいなので…

誤解のないように申し上げますが、numlockさんのお話に出てくる「銀行に対する認識」は、教員だからそうなったのではなくて、そういう認識の方が、たまたま教員採用試験に合格しただけなのだと思います。

教員を「聖職」だなどと思っている人は、今では数少ないでしょうが、人口比で言えば、200人に一人ぐらいは、教員になるのです。そんなに特別の存在ではありません。職種が「エンジニア」や「事務員」ではなく、「教える」という分野なだけなのだと思います。

しかし、私は、この仕事についてよかったと思っていますし、教員になりたい後輩がいたら、心から応援します。


[A.7]

大賛成!

OECDのPISA(詳しくは調べてください)で世界1位を取ったことで有名になったフィンランドでは、教師は修士号が必要とされ、つまり大学院を出ないと教師になれない国なのだそうです。
それよりも驚くのは、教師は教員職のほかにビジネスを持つことが推奨されているとか。人に教えるという仕事にいろいろな社会経験が不可欠という考え方が感じられます。

私はフツーにサラリーマンなのですが、仕事上関わった経験から言うと、教育機関の方とは、話が合わないというか同じ常識の上で話が出来ないことが多かった印象があります。
また、サラリーマンから教員に転職した方の話を聞いたことがあるのですが、中学の教員の方で、銀行が貸したお金で利息を取るのは法律で禁止するべきと真顔で主張する人がいらっしゃったそうです。
多分、大学を卒業してから毎日学校という塀の中と家の間を往復するのみの生活をしてしまうと、社会の仕組みを知る機会を失ってしまうのではないかと思います。

純粋に子供達と向き合い、子供の心に共感しようとするスタイルの先生からはそういったヘンな話は聞かされませんし、むしろ芸術家のような専門職としての境地みたいなモノを感じることもあります。

なので、さっこさんの回り道案は大賛成。


[A.6]

「起用員」は「教員」の打ち間違いです。失礼しました。


[A.5]

さっこさんへ

私は大学を出て、すぐに教員になりました。もう30年以上前のことですが…笑
「転職」されて教員になられた方を見ていると、本当にいろいろご存じで、うらやましく思うことがよくあります。

その分何とかいろいろ身につけたいと思い、自分なりに、他の世界の方と交わる方法を探ってきました。その中で得たものも大きかったような気がします。

要は、大学から直接教員になるにしても、ほかの職種を経験されてから起用員になるにしても、問題なのは、本人の「やる気」なのだと思います。

だからこそ、面接試験などでは、どこでも「コミュニケーション能力」が問われるのだと思います。
これは、学生のうちにだって身につけなければなりません。お互い「幅の広い教員」をめざしましょう!

日本社会は、少子化が急速に進んでいる上に、公務員改革で、教員の定数が大幅に増えることは、今のところ望めません。
その上、教育界に対する世間の要望は、ますます大きくなっています。これから起用員を目指す方にとって、決して楽な状況ではないと思います。がんばって下さい。

これからは、「学歴」としても「大学院修了」が、教員の世界でも普通になってくると思われます.そちらの方も検討してみて下さい。


[A.4]

もう回答をくださっていてびっくりしました!
ありがとうございます!

改めて自分の質問内容を見て
現職の教員の方々にも会社員の方々にも
とても失礼だなぁと思いました。
すみませんでした;

「働く」と言うことは「腰掛け」程度の意識では本当に失礼だと思います。
それでは「働く」のではなく職場体験になってしまいますよね。
働くからには人生をかけるつもりで真剣に取り組もうと思います。
しかし、教師にはなりたいと思うので一段落ついた頃に退職するとは思いますが・・・
しかるべきときというのは訪れるものだと思っています。
いや、でもどんなに言い訳したって、
そこで一生頑張る覚悟のある人に対して
私の中途半端な行動が失礼であることには変わりませんね><
その分人一倍努力することで許されることでしょうか・・・
しっかり考え直します(-_-;

あと、誤解のないようにしていただきたいのですが、
ただ私は社会経験を強みにしたいだけであって
私は大学を出てすぐ教師になった方が
よくないとは思いません。

いろいろやりたいと思えば思うほど
どれも中途半端な気がして
こんがらがってきてわからなくなってきました;
とにかく真剣に生きなきゃなぁと思います。。。


[A.3]

さっこさんへ

「ほかの仕事を経験する」ということは、教員というキャリアにおいても、教員採用試験という入り口においても、プラスにこそなれ、マイナスに働くことはほとんどないと思います。最近の新規採用者にも「転職組」はたくさんいらっしゃいます。

ただ、転職前の仕事対して「とりあえずやってみる」というような姿勢は、少々疑問です。
それなら、教員も「ちょっとやってみる」という風になってしまいませんか?

その場その場を真剣に取り組むことは、教員としてばかりでなく、社会人として一番大切な心構えだと思います。


[A.2]

こんにちは、さっこさん。
私は教師でもなければ、会社員でもないので、ただの感想です。

自分がなりたい教師のイメージをしっかりもち、
それにむかって進路を決めているさっこさんはすごい人だな、と思いました。

ただ、あくまで個人的に、
「今の仕事は現実を理解するためにやってるのであって、
 そのうち会社員はやめて教職になる」
という腰かけ会社員の方は、お仕事相手としてはあまり嬉しくないなぁ
と、ちょっとだけ思いました。


[A.1]

さっこさん、こんにちは。
卸問屋で営業の仕事をしています、なみテックと申します。
ひとつの意見としてご覧いただければ、と思います。


さっこさんの書き込まれた内容を拝見して、私はとても共感しました。
私自身、学生時代に教員免許を取得し、今でもチャンスがあれば教員採用試験
に再チャレンジしたいと考えています。

ですから、一度一般企業で勤めてから教員になる、ということについては
個人的には大賛成です。
教員になっても研修制度などはちゃんとありますので、大卒で即教員になること
に否定的なわけでもありませんが・・・。


私の仕事は営業ですが、普段の業務でこれまで勉強してきたことが
(ジャンルを問わず)必要になったり、役立ったりする局面を何度も
経験しましたした。
そういった観点から、勉強することの意義や大切さを実感を伴いつつ
子どもたちに指導するには、やはり社会経験は強みになると思います。

実は、学校という空間は塀に囲まれた、きわめて特殊で閉塞的な環境です。
社会に出ると、このことを嫌というほど実感させられます。
「守られてたんだな~」と思うのです。
ですから、子どもの世界が学校という狭い空間に占められるのはしょうがない
にしても、指導する立場である教員は広い視野や多彩な経験を持っていること
が好ましい気がします。


なお、一般企業に就職した場合、職種や勤務形態などによって状況は
様々だと思いますが、思った以上にプライベートの時間がとれません!
通勤時間を上手に使ったり、意識的に勉強時間をつくるようにしないと、
せっかく学生時代に勉強したものが、会社員をしているうちにさび付いて
しまいます。(今の自分がまさにそう・・・。)
さっこさんも「遠回り」の自覚がおありのようですが、やはり簡単な道では
ないと思います。
かといって、あまり苦労がなさすぎるのも、将来的に子どもたちへの指導に
役立てることを考えると物足りなく思えますね。
この辺のバランスは、ご自分の状況に応じてお考えになるのが良いのでは
ないでしょうか。

さっこさんは、教員になってどんなことをしたいか、子どもたちにどんな風に
向き合っていきたいか、というビジョンをしっかりお持ちのようにお見受けします。
そのビジョンこそが、もっとも重要なものだと私も思います。

仕事も勉強も、モチベーションがあってこそ、頑張れるものです。
是非、今の情熱をあたためて子どもたちに寄り添う、頼れる教師を目指して
欲しいと思います。
頑張ってください!