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回答・コメントする(No.8619)
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笑われて悲しむ「正しい子」を救いたいのですが、どんな職業に就けば良いのでしょうか
[Q] 私は、知り合いが全くいない所から中学校生活をスタートしました。
入学してすぐ、私は「正しい」と思ってしている事を、他の人と違うからと笑われました。
それを担任の先生に相談したところ、「あいつらはそういう教育を受けていないから。お前みたいなちゃんとした奴が珍しいんだよ。」と言われました。
どうやら、私が入学した学校の近くの小学校は、いわゆる「荒れている」学校だったらしいのです。
私は、これ以上私の様に悲しむ子を作りたくありません。なので、「荒れている」学校をどうにかしたいです。
やはり、この夢を叶えることが出来る職業は、教師でしょうか?だとしたら、私は、実際に私が体験した悲しみのもととなる小学校の教師になりたいのですが、話を聞いて下さった担任の先生にとても憧れるので、中学校の教師にもなりたいです。
意見を、お願い致します。
回答有難う御座います。
通りすがりの大学教員さん、いつも有難う御座います。「生徒諸君!」は、ドラマをほんのちょっと観た事があります。今度本を見つけたら読んでみたいと思います。
私はまだ中学生ですが、「歳を取らなければ分からない」というのは、少し経験した気がします。ふと昔の事を思い出して、今の考えとかなり違っていて、「あぁ、これが成長なんだなぁ」と(笑)。なので、気長ぁ~に待ちます。それ迄の人生も、充実した物にして、「あの頃に戻りたい!」って思わない、例え思ったとしても、「まぁしたい事もするべき事も全部やったよな」と、多少遠回りでも思える様頑張ります!
まこさん、私は、趣味として小説を書いています。漫画も描きます。映像もいつか作ってみたい…。とにかく、物語を作るのが好きです。
今まで、「好きな事」と「将来の夢」を分けて考えていたので、目から鱗でした。そういう手もあるのですよね。有難う御座います!

こんにちは、青林檎さん。
私は「教育」の話はできません。
ですので、気分転換のつもりで、気楽に聞いてください。
青林檎さんはわりと「教師」に気持ちがかたまっているように見えるのですが、
質問のタイトルどおりの「笑われて悲しむ『正しい子』を救える職業」について、
教師以外の職業を考えてみました。
「笑われて悲しむ『正しい子』を救える」もののひとつには「本」があります。
本がすべての悩みや悲しみを解決するとは思いませんが、
本は色んな価値観を教えてくれます。
「最近の子どもは本を読まない」なんて大人は言いますが、
実際の最近の小学生・中学生は、たくさん図書館を利用して、
もりもり本を読んでいるみたいです。
ですので、本を書く作家や小説家は、教師と同じように、
「笑われて悲しむ『正しい子』を救える職業」になれる可能性を持っています。
ただのエンターテイメント小説でも、恋愛小説でも、
そこには作者の思想があり、メッセージが織り込まれています。
そのメッセージが読者である小学生・中学生を救うこともあるかもしれません
今、「本」と小説家を挙げましたが、別に小説でなくてもかまいません。
マンガでもいいし、アニメでもいいし、映画でもいいし、
(私が作っている)ゲームでも、メッセージを織り込むことができます。
本やマンガやアニメや映画やゲームで、人生に必要なことを知ったり、
それで人生がかわることだってあります。
そういった作品を作る仕事は、教師と違い、子どもに「直接」関わることはできません。
ただ、「間接的」だからこそできることもあると思います。
また、より広く多くの子どもに接することができます。
まあ、「笑われて悲しむ『正しい子』を救いたい」なんて考えて作品を作る
クリエイターなんてほとんどいなくて、
「作品を作りたいから作る」って人がほとんどだとは思いますけどね。
くどいようですが,また補足させて下さい.こんどは「親」としての意見です.
「荒れている学校をなくすのは「無理だ」と言う大人は、私達子供から見て、正直格好悪いです」というくだりは,ちょっと刺激的かな.学校の先生などを差しているのではなく,一般論で仰っているんですよね?私は荒れている学校をなくすことは,絶対に不可能である,とは思っていませんよ.ただし前提として,青林檎さんのおうちのように,家庭教育がしっかり成されている,という条件が必要です.
私論ですが,学校というのは,化学で言うところの「触媒」でしかありません.酸素を発生させるために,過酸化水素水に二酸化マンガンを入れますが,学校はいわば二酸化マンガンです.それ自体が化学変化を起こすわけではありません.酸素を発生させるためには過酸化水素水が必須です.この過酸化水素水に相当するのが,家庭における「知育・徳育・体育」考えています.一言で「しつけ」と言ってもよろしいかと思います.青林檎さんが実際にママになるのはまだ大分先でしょうが,実際に親になってみると良く分かるでしょう.これはズルい言い逃れかもしれませんが,さすがに年を取らないと分からないかもしれませんね.
最近世の中では,とかく「学校任せ」「塾任せ」といった風潮がありますので,青林檎さんの仰ることも分からなくもありません.でも,あなたが学校教師として出来ることは,あくまでも「触媒」としての役割のみ.あなたが生徒全ての人生を背負うことは出来ないわけですからね.・・・ただし,あなたが今持っている情熱を上手く触媒として使うことが出来たなら,素晴らしい生徒達が巣立っていくかもしれませんね.そして,尊敬する先生に出会えたということは,その先生が(あなたにとって)素晴らしい触媒であった,という事なのだと思います.私も現在は教育に携わる立場にいますが,果たして何人の学生さんに,青林檎さんの先生のような「触媒」としての役割を果たすことが出来るのかな.
お互い頑張りましょう.
追伸:「触媒」と散々使いましたが,別の言葉で言い換えると「啓蒙」とか「啓発」という言葉になると思います.教師の本分は勉強を教えることではなく,勉強を教えることなどを通じて学生がこれからの人生を進んでいく上での「切っ掛け」みたいなものを与えることなのではないか,と思うからです.
青林檎さんがしっかり書いて下さったので,私の更なる書き込みは蛇足でしかありませんが・・・
あなたが自分の考えを一生懸命伝えてくれたことは,とても大切なことだと思います.私もいい経験をさせてもらいました.素敵な先生になって下さい!
「生徒諸君!」って言うマンガ,読んだことあります?もしなければ,おすすめです.是非読んでみて下さい.
回答有難う御座います。
通りすがりの大学教員さんはそう仰って下さいましたが、私は、私の言いたい事が皆さんに伝わっていないと感じました。
私の文章力の問題です。誤解を招く様な表現をしてしまい、申し訳ありませんでした。
ただ、通りすがりの大学教員さんのご回答で少し勇気が湧いたので、「私の言いたい事」を言わせて頂きます。
私は自分の事を「正しい」と決め付けたかった訳ではありません。私の書き込みを読み返すと、皆様が「決め付けている」と感じるのは仕方がない、本当に私の文章力の問題だと感じますが、補足として言うとすれば、私が小学校時代に体験したことから、私なりに「正しい」と信じていた事が他人から笑われ、幾ら考えても笑う人達が正しいとは思えず、私の言い分を聞いて欲しくても本気で聞いてくれず、笑う人達の言い分を聞きたくても本気で話してくれなかったのが悔しかった、と言う事です。
そして私は、担任は悪い人ではないと、今でも思っています。私は「恵まれていない」なんて思っていません。「あいつらはそういう教育を受けていないから」と言う発言に皆さんが色々仰りたくなるのは分かりますが、それは私の文章力の問題が大きいです。本当に上手く伝えられませんが、とりあえず、私は担任を尊敬しています。「騙されている」とか、大袈裟に言えば「洗脳されている」とか仰る方もいらっしゃるかも知れませんが、私は担任を尊敬しています。
そして、荒れている学校をなくすのは「無理だ」と言う大人は、私達子供から見て、正直格好悪いです。数十年掛かったって、良いじゃないですか。私は学校を荒らす「正しい子」を許したくないのです。荒らされて悲しむ「正しくない子」だって、救いたいのです。私の様に自分が「正しい」と言い張る強がりなだけの弱く醜い心を持った子供を、一緒に「正しい事」を考えて、どうにかしたいのです。
まだまだ伝わった気がしませんが…少々脱線気味なので最後に結論付けるとすれば、皆さんに意見を頂き、もう少しゆっくりと将来について考えてみようと思いました。「教育免許を取得する頃には」と言う言葉を信じ、色々な目で世界を見て成長して行こうと思います。
回答有難う御座いました。
これまでコメントをされた方々には誠に失礼だとは思いますが,何だか
「子供に対する親の説教,それも一方的な」
のように感じます.正論なんだけれど,ちょっと頭に来るんですよね.その有り難みが分かるのは大人になってからなのですが,その頃には親はいない・・・.
コメントされた方々,大変含蓄のあることを仰っていると思うのですが,私は親子でなく,兄貴のようなスタンスで書かせて頂きます.
青林檎さん,あなたの書く文章には感心しました.序論・本論・結論の明瞭な文章構成,そしてコメントに対する返答も,適切な引用を含めたうえで,かつ自分の考えを述べる・・・今時,「高偏差値」で有名な医学生でも,あなた程の記述が出来る学生は少ないです.
私は,あなたの国語力を高く評価します.そして,このような国語力を身につけたあなたの能力に感心しています.これは学校だけで身につけられるモノではありません.おそらく,ご両親が日頃から折り目正しい言葉遣いと分析的な思考をするようにあなたを教育されてきたからだと思います.あなたの「言葉の力」は,これからの人生に大きなメリットをもたらすでしょう.
あなたのような分析能力に優れた方は,確かに教職に向いているかもしれません.ただし,中学生の時点で「教師」と決めつける必要はないかもしれません.なぜなら,他の方々が仰っているように,世の中には子供達の力になれる職業は,それこそゴマンとあるからです.
私は医者ですが,大学の最終学年時,実習で行った病院の小児科医師(有名な先生でした)に,このような言葉を教えて頂きました.漢文ですので,読み下しを右に記します.
上医医国 (上医は国を癒す)
中医医民 (中医は民を癒す)
下医医病 (下医は病を癒す)
これが何を意味しているのか,まだ私も完全に説明できません.でも,時折この言葉の意味を考えながら,「いつか分かるかなぁ」と思いながら,仕事をしています.あなたも,この言葉の意味を考えてごらん.

教師になりたいという具体的な目標がある、それに繋がる体験をしたのは貴重なことです。
だけど一番大事なことが欠けています。まだまだ視野が狭いし心も狭い。残念ながら担任に恵まれていないから、その成長が阻まれてしまっている。
貴女が正しいと思っていることでも違うことだってある。正しさの基準、正誤の線引きは、千差万別だし背景によっても違ってくるのです。荒れていることをいけないと決め付けていますが、荒れている中から見付かる事や学ぶ事も多くあるんだよ。それを悲しい事という自分の基準だけで判断するのは、正しいことではありませんよ。
小学校でも中学校でも教師という職業に差はないのですよ。自分が、どんな教師になりたいのか、それにはどうするのかを考えましょう。そうすれば、教員免許を取得する頃には、自分でどちらにするかの答えが出せます。
それまでは、もっと人間性を磨いて、担任の言うことを鵜呑みにしないで、自分自身でさまざまな方面からよく観て考えて、自分勝手な「正しさ」を正していくことからしましょう。
回答有難う御座います。
私も、自分が完全に「正しい」と思ってはいませんし、私を笑う同級生が「正しい」と思う時があるからこそ、悔しいのです。
打たれ強い人間になろうとすると、弱い自分が見えてきて、悲しくなります。その辺の事は、時間に任せようと思っています。私がもっと成長するにつれて、もっともっと辛い事がある事は分かっています。その度に私は、私なりに悩みながら、少しずつ強くなっていくのだとお思います。
今回の回答を頂いて、もう少し気長に、色々な職業を見ながら考えていこうかと思いました。
ただ、今の時点では、やはり現場の教師が良いかと思っています。

貴方が夢を叶えたいなら、まずは眼の前の貴方の仕事、勉強に一生懸命真剣に
取り組むことです。他者のことを考える前に貴方自身が打たれずよい人間に
なることが大事です。
将来何時か貴方が就職したらそこには貴方を知る人は誰もいないのです。
職場は学校の延長ではありません。全く違う環境なのです。
どんな環境でもたくましく生き抜く力を身につけることが大切です。
責任感と忍耐力を今から一つひとつ身につけていってください。
人は一人では生きていけません。何時も他者との関係の中で生きているのです。
だからこそ生き抜くために最も必要とされるのがコミュニケーション力なのです。
もし、本当に貴方を笑う人がいたら、現状から逃げるのではなく、貴方を相手に
よりよく知らしめるため積極的に貴方から話しかけることを提案します。この努力が
将来貴方が就職したとき、何時かきっと、必ず役に立ちます。
「荒れてる」学校をどうにかしたい、との貴方の気持ちには敬服しますが、
それは無理です。その為には教育界や社会システムの大変革が必要です。
変革するにはこれから数十年かかります。
他人と過去は変えられません。でもやり方は変えられます。
もし本気で貴方が教師を目指したいなら、まずは社会人経験を十分積むことを
提案します。社会と隔離した受験だけのための教育からは、世界に通用する
グローバル人材は育ちません。仕事場は世界にあります。
前向きな考え方、何事もポジティブに考える力が身につけば貴方は成長する
可能性があります。貴方の人生で出会う人たち全てが貴方の教師です。
中には質問にある様な笑う子も貴方にとっては反面教師なのです。
まずは自己を確立すること。他者の事を考えるのは未だ先のことです。
一旦社会に出たら、貴方の知らない世界が広がります。素晴らしい人たちが
世界中ににいます。そんな人たちとの出会いの中から貴方は磨き上げられるのです。
狭い教室内での出来事に神経を使わなくて良いのです。時間がすべて解決します。
先のことなど誰にもわかりません。だからこそ眼の前の課題に真剣に取り組む
ことが大切です。何時か貴方が眼を世界に向けられる時が来ると良いですね。
”好奇心”を何時までも持ち続けてください。
最後に、教師以外にも貴方の今の夢を叶える仕事は沢山あります。
案外教育現場を知らない人たちの方が、現状に妥協することなく、
的確なアドバイスができると私は思います。
青林檎さんの1件だけ取り上げて、青林檎さんが笑われて悲しむ「正しい子」と決めるのは難しいです。
青林檎さんにも言い分があると思うし、笑った生徒たちにも言い分があると思います。
笑った生徒たちにも失礼な部分がある感じますし、自分を正しい子という青林檎さんや「あいつらはそういう教育を受けていないから」という先生にも傲慢さを感じます。
何が正しいのか...
これは時代の変化、青林檎さん自身の変化で正しさは変わっていくものと思います。
青林檎さんにとってつらい経験だと思いますが、いろいろな経験が青林檎さんの成長が小学校の教師に限らず視野の広い人間へと結びつくと思います。
shouichi narita
あきちゃんで~すさん、回答有難う御座います。
私も、子供に対する親の影響は大きいと思います。
しかし、大人が「親」として接する事が出来る子供は、とても数が限られていると思うのです。
確かに、その分長く付き合う、親という物が大きな存在であるとは思います。しかし私が思うのは、「教師」という物は子供にとって2番目に近い大人であり、1番近い職業だという事です。
私は、親ではなく先生に相談した事が沢山ありました。そんな子供達を、若しくは、誰にも相談できない子供達を、私は救いたいと思うのです。
どうでしょうか…?でも、あきちゃんで~すさんの回答で、「良い親」になろうと思ったのは事実です。
本当に、回答有難う御座いました。これからも…なんて、図々しいですかね(笑)。

青林檎さんへ
今まで、様々な学校や相談機関に勤めてきました。
「何が、子どもの考え方に一番影響を与えるか」の命題の答えは、やはり「親の考え方」であろうという結論に達しています。
ですから、子ども若菜しませないためには、「よい親になること」が.回り道で、直接的でないように見えても、じつは、一番の「効果的で、早道」なのではないのかな、と思います。