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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.8627)

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もっと教えて!フォーラム 質問 ヴァイオリン、諦めがつきません

[Q] こんにちは。5歳の頃からヴァイオリンをやっている現在15歳です。
才能に恵まれず、また私立大学の音楽科などに行く経済的な余裕もなく、プロとしての道は、諦めることにしました。
しかし、10年も続けてきたものを、今更諦めたくないという思いが強く、その反面、目標を失った今、なんのために続けていくのだろうとも思い、悩んでいます。
なにか、アマチュアとしてでも一生、ヴァイオリンと向きあっちけるような方法はないでしょうか。
はっきりとした目標を持ちたいので、具体的に教えてください。

[A.8]

ヴァイオリンではないのですが私もずっと楽器をやっていて、プロを諦めたのは音大を中退した20歳くらいのときです。

そのとき、どうやったら一生続けていけるか?私なりに考えました。
練習時間を確保したい。続けるにはそれなりにお金もかかる。そのためには短時間で効率よく収入を得たい。楽団の練習が土日中心なので、土日が休みの仕事・・・そして、パソコンのスキルを身につければいいのではないか?と思い立ち、ちょうど爆発的にインターネットが普及していた時代だったのでWEBディレクターになりました。

就職してみて、実際は徹夜あり・休日出勤ありで激務だったので拘束時間が長いところだけは予定と違ってしまいましたが、今は結婚して仕事量を少し調整しているので、20歳の頃の理想だった生活がある程度実現できています。

・・・と長くなってしまいましたが、こんな職業の選び方もあります。ご参考までに。


[A.7]

皆さん、ありがとうございます。
お礼が、遅くなってしまいました。申し訳ありません。
書き込みをするのは初めてで、回答がたくさんあったときには、こんなにも色んな方が私たち子供の将来を応援してくれていることに、感動しました。

皆さんの、アドバイスを呼んで、考え直してみると、今までやっぱり練習がきつくて、先生も親も怖くて、いつの間にか、音楽を楽しめない、いやどこかで嫌いだとさえ思うように、なっていたのかもしれません。
そうした思いから、10年もやってきたという自分のステータスとして考えてしまっていた気がします。
これから、もう一度ヴァイオリンを見つめなおして、初心に帰って、音楽を楽しんでいきたいと思います。
そして、他のジャンルや、アマチュアオケなどを通して、一生このヴァイオリンと付き合っていけたら良いなと思います。

皆さんのアドバイスで、こんな考えを持てるようになりました。本当にありがとうございました。


2010/05/21 14:39  D.A.Iさん[医師]
[A.6]

ピアノを昔弾いていました。
腕を磨けば苦労はあってもちゃんとプロになれるんじゃないでしょうか。
プロには誰かがならせてくれるものですか?そうではないでしょう。
音楽は「自分」を出す場ですのでもっと自分で道を切り開く覚悟も必要だと思います。

・・・とはいっても自分はスカウトを断ってピアノもやめてこんな仕事しちゃっていますが。


[A.5]

まっつーさんへ

音大を出なくてもプロになっている人はたくさんいますよ。
アマチュアとして、一生音楽とつきあっている人もたくさん知っています。かく申す私も、音楽とつきあい始めて半世紀になります。バイオリンと管楽器を少々?やります。

まっつーさんの心のどこかに「プロはすばらしいが、アマチュアは程度が低い」というような「偏見」はありませんか。

そうでないのなら、特にバイオリンなら、ソロでもアンサンブルでもオーケストラでも、演奏する機会は、「山のように」あると思いますよ。

どうして「諦める」などという発想が出てくるのですか?
そういう環境がないのではなく、「続ける熱意」が、実は失せているのではないですか?

私自身は、高校の時に学校の部活動が盛んではなかったので、地域の市民オーケストラに入って吹いていました。学校とは違う「大人の交わり」などもあり、私の音楽ばかりでなく、その後の生き方にも大きな影響を与えたと思います。

大学では、一般大学のオーケストラのサークルに入って、演奏旅行やテレビ出演などもしました。

半世紀続けていて、高名な指揮者や一流のホールで演奏したりした経験は、いまでも私の力になっています。

地域の広報誌や楽器ショップなどに「メンバー募集」のお知らせがたくさん出ていますよね。そういう機会を利用したらいかがでしょうか?


[A.4]

こんにちは。あなたは今、音楽を演奏する時間を楽しんでいますか? もしそうなら、これからも楽器と親しくすればいいでしょう。
音楽を楽しむ事は、才能の有無とは全く関係なく、誰にだってできます。あなたにプロとしての才能があるかどうかなんて私には到底分かりませんが、楽しいと感じる事は(社会に反しない限り)どんどんやればいいのです。ただ、「これまで10年やってきたから」なんて事は考えない方がいいと思います。音楽を楽しむ事に必要なのは、経験よりも、それを楽しむ事ができる素直な心なのですから。
もし、今のあなたが楽器を触れる事を楽しめないなら、別に音楽にこだわらずとも、世の中には他にも楽しい事がたくさんあります。あなたにはいろんな可能性があるのですから、音楽を続けながらでもかまわないので、様々な事にどんどんチャレンジすればいいと思います。

周囲に音楽がなくても、人間はそれなりに幸せに生きていく事ができます。だけど、音楽に触れる事ができれば、人生は間違いなく豊かになりますよ。
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楽器なんて触った事もない女子高生が廃部寸前の軽音楽部に入って…というTVアニメが去年大ヒットして、今ちょうど続編が放送されています。巷では賛否両論あるようですが、おっさんの視点から見ると、このアニメはけっこう上手くできているな、と感心してしまいます。それは登場する女の子がみんなかわいいから…ではなくて、「音楽を演奏する楽しさ」を意外なほどしっかり描いた作品だと思うからです。
この作品に反発する人の多くは「このバンドは全然練習しないのにどんどん上手くなってしまうのが許せない」とおっしゃるのですが、本当にそうなのかな? この意見を裏返せば、「俺たちはここまで上手くなるのに、血のにじむような練習と努力を積み重ねて来たんだ!」と言いたいわけなのですが、そんな自慢話をする人の演奏ほど、出てくる音楽はちっとも楽しくなかったりするのです。
このアニメの貴重な(笑)音楽演奏シーンでは、演奏するメンバーが眩しすぎるほど輝いています。演奏が楽しくて仕方がないというのが手に取るように分かる。メンバーの演奏に「これまでずっと練習してきたんだ!」なんて野暮な思いが全然ないところがいいのです。私もこれぐらい素直に音楽を楽しみたい、とつい思ってしまいます。彼女達にとって音楽とは、何よりも楽しむためにあるのです。これって、音楽の本質そのものではないでしょうか。
バンドを組んでプロデビューしたい(そういえば、このアニメのバンドの目標は一応「目指せ武道館」でした)とか、オーケストラプレイヤーになるんだ! とか、音楽をするにあたって目標を持つ事は決して悪い事ではありません。でも、それが音楽をする目的になってしまうと、肝心な部分を見失ってしまうかもしれません。繰り返しになりますが、まずは音楽を楽しむこと。そのためにどうすればいいかを考えること。そういう見方であなたと音楽とのつきあい方を見直してもらえれば、いろいろ新しい発見があるかもしれません。


[A.3]

諦めてはいけません!

プロになれる=私立の音楽大学を卒業
ではありません!!

大学で音楽を勉強したいのなら
国公立の大学でもOKです。

また、まんぼうさんのお友達のように
他の職業に就きながら市民楽団などで
アマチュアとしての活動であっても
それも立派な音楽家です。

何より、愛する楽器~音楽に対して
自分なりのテーマを持って
ずっと続けていくことが大切です♪

職業として音楽をやり始めると
苦しいことが沢山あります。

例えば、あまり有名でない
ミュージシャンの場合には
好きなことだけ、やりたいことだけ
というようには行かないので
仕事を選べる余地は少ないです。

嫌いなジャンルのお仕事でも
気が向かない内容のステージでも
お金のためにやらなきゃいけません。

プロなら音楽、楽器が大好きだったのに
嫌いになってしまう瞬間もあります。



5歳から10年間も続けている楽器ですから
昨日や今日楽器を始めた人に比べると
何倍の能力が身についています。

バイオリンはクラシックだけではなく
「フィドル」という名で民族音楽的に
楽しめるジャンルもありますよ。


[A.2]

楽器を奏でることはとてもよいことだと思います。しかし職業としてはなかなか厳しいのも現実。わたしの知り合いは、地域にあるアマチュアのオーケストラに入って演奏しています。もちろん普段は仕事をしています。(音楽関係ではありません)そんなやり方はどうですか。


[A.1]

葉加瀬太郎さんのようにヴァイオリン1本にこだわらず、作曲家をやってみるのはどうでしょう。
現代はオーケストラに限らずコンピューター等、様々な表現手法があります。
そこにヴァイオリンで培ったスキルが活きれば良いと僕は思います。
私立大学の音楽科に行くことが全てだと思いません。

shouichi narita