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回答・コメントする(No.8672)
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自分が大人になった時。。。
[Q] 私は中学2年生のMINNIEといいます。
私はまだ将来なにになりたいのか決まっていません。
もう中2だしそろそろ将来何になりたいのか決めないと!
って焦っています。
そこで質問なんですが、
①将来何になりたいか悩んだ時期ってありますか?
②また悩んだときどうやって解決しましたか?
これから将来何になりたいか決めていくにあたって
参考にさせてほしいです!よろしくお願いします!

こんにちは。
あなたのコメントを読んで私が何より安心したのは、「今は毎日がとても楽しいです」と書いてくれたことです。もちろん、圧倒的大多数の人はいつまでも楽しい時間ばかり過ごせるわけではありません。だからこそ、楽しい時間はとても価値があるなのです。まずはそんな時間を素直に「楽しい!」と感じること、それを他の人にも伝えられることが大切じゃないかな、と私は思います。
もう一つ。自分の人生は自分で決めないといけないのは言うまでもありません。あなたの人生にもきっと何回か、いや、何十回、何百回もそういう場面が登場すると思います。確かに、そんな時に他人の助けをあてにすることはできません。だけど、そういうあなたの姿を見守ってくれる人がいると、少しだけ、だけど何よりもあなたを勇気づけてくれるでしょう。
友達のアドバイスに頼ろうなんて思っていても、実際にはそんなに都合よくアドバイスがあるわけじゃありません。私達の人生はテレビドラマじゃありません。それを期待するような相手は、あなたにとっての本当の友人ではないのかもしれません。あなたが予期しない時に、予期しない姿で、あなたの人生を後押ししてくれる、そういう友達がいればいいですね。そのためには、あなたが周囲の人にそういうことができるような人間になることも大切でしょう。
だから不安なんて感じなくていいですよ、とまでは私は言いません。人生にはある程度の不安が必ずついて回るものです。それを避けるだけでなく、今のあなたにできる範囲でかまわないから、そうした不安にきちんと向き合ってほしいと思います。確かにちょっぴりしんどいことだけど、「幸せ!」と感じた気持ちや、友人のちょっとした心遣いが、きっとあなたを支えてくれるはずです。

こんにちは。まだ全然焦る必要はないと思います。
私はずっと「やりたいこと」はあっても「職業」を決められずにいました。
音楽と絵が好き。というのは子供の頃から一貫しているのですが、確か中2のときのなりたい職業は「打楽器奏者」「漫画家」「作家」だったと思います。
現在、WEBディレクターをしていますが、私が中2の頃はインターネットも携帯電話もなく「WEBディレクター」なんて職業もなかったと思います。
MINNIEさんが就職をするのはまだまだ先です。今は存在しないような職業が確立されている可能性もあるのです。
職業にこだわるより、自分は何が好きなのか、何がやりたいのか、大人になったらどんな生活がしたいのか、考えてみるといいと思います。
ちなみに私は一生音楽と絵を続けたい!という思いから、今の仕事を選びました。
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話ですが、
音楽や絵を続けたい→時間とお金が必要だ→短時間で高収入を得たい→PCのスキルを身につけよう!という発想でした。
IT系に絞ったものの、WEBディレクターになりたい!と思ったことは実は1度もなく・・・大学の先生に薦められたのと、企業の方(就職後に上司になる方)が気に入ってくれたから、という消極的な理由です。本当はSEになろうと思っていて、最後の最後まで「そんなクリエイティブな仕事は向いていないと思う」と渋っていました。
なりたくてもなれない人もいるのだから、今思うともったいない話ですよね。
でもたぶん、自分では気付かなかった才能を見出してくれたのだと思います。
今では天職だと思っていますし、仕事もとても楽しいです。
何がきっかけでやりたい仕事が見つかるかわかりません。
アンテナを研ぎ澄ませて、1日1日を全力で過ごしてください!
まこサン>
コメント有難うございます。私は勉強ばかりの毎日、部活でヘトヘト、塾、塾、塾の日々、ほんとに疲れる毎日です。けど今頑張っとけば後々楽になると信じて毎日頑張ってます。だからそれと同じように。今、悩んで悩んで悩んで悩んだ末出した自分の答えを貫き通し後々楽したいなぁって思いじっくり考えそして悩んでいます。
だから寝る暇を惜しんででも悩む必要はあるかと・・・(ちょっとオーバーかなw)
はんがんサンへ>
はんがんサンからのコメントをみて1日1日を大切にしよう!もしかしたらいつのまにか夢が決まっていつのまにか職に就いているかもって思えました。
けどそれでは先の見えないただの理想に過ぎないのでは?って思う反面も・・・
今は毎日がとても楽しいですけど毎日が楽しい一方、こんな楽しい毎日でいいの?大人になった時困るのは自分じゃないの?っていう不安がいっぱいです。
それにたとえ友達が道しるべになってくれたとしてもいつ道しるべになってくれるかわからない、だから結局人に頼るのではなく自分で決めていくしかないのでしょうか?

こんにちは、MINNIEさん。
MINNIEさんの質問に回答していきますね。
1.将来何になりたいか悩んだ時期ってありますか?
こどものころ一番悩んだのは、やはり高校3年生のとき、大学受験のときです。
模擬テストのとき、第1~5希望の学校・学部・学科を書くのですが、
毎回コロコロ変えていました。
2.また悩んだときどうやって解決しましたか?
学部・学科を決めなくてよい大学を受験しました。
入学して1年半後に、自分の行きたい学部・学科に移行するというシステムです。
理学部、工学部、薬学部、農学部、獣医学部、水産学部、はては文学部まで、
はばひろい学部に移行することができたのです。
まあ、「将来何になるか」という決定を先延ばししただけで、
悩みが解決したかどうかといえば「?」ですけどね。
結局のところ、大学在学中にゲーム会社の方と知り合いになり、
実際にゲームの仕事をするようになりました。
大学の学部や学科は、仕事をするのにほとんど役に立ってはいないのですが、
「決定の先延ばし」をしたことで新たな出会いがあり、今の仕事につながったと思っています。
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おまけで。
MINNIEさんには想像がつかないかもしれませんが、
オトナだって将来何になりたいか悩むことがあります。
と、いうことで、回答パート2です。
1.将来何になりたいか悩んだ時期ってありますか?
仕事をはじめたころ、とにかく「ゲーム」と名のつく仕事は色々やりました。
TVゲームの製作から、ゲーム雑誌のライターや編集、はては小説まで書きました。
そうなると、「自分は本当は何になりたいんだ?」と悩むことがあります。
特に名刺。名刺は「自分が何者なのか」を相手にアピールするものなのですが、
私はフリーランスなので、名刺の肩書は自由に決めることができます。
新しい名刺を刷るたびに、「ライター」がいいのか、「作家」がいいのか、
「ゲームシナリオライター」がいいのか、「ゲームディレクター」がいいのか、
色々考えていました
(つぶしがきくので「商品企画」という肩書だった時期が一番長いかも)。
2.また悩んだときどうやって解決しましたか?
仕事を選べるような立場ではなかったので、
来る仕事をがむしゃらにやり、興味のあることをどんどん仕事にしていきました。
そんな感じで仕事をやっていると、うまくできた仕事は評価があがり、
その関係の仕事がふえてきます(私にとってはカードゲームを作る仕事です)。
結局、名刺の肩書を「ゲームデザイナー」してからは何年もそのままでいます。
他人から評価されていくことで、「何になりたいか」が決まることもあると思います。
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将来何になりたいか「考える」ことは大切ですが、
そんなに「悩む」必要はないと思いますよ。

こんにちは。今の中学生の皆さんは、「自分の将来の夢を持たないとダメ」とか「進路はできるだけ早く決めないといけない」とか、周りからすごく追い立てられているようで、いろいろと大変なように感じます。
確かに、自分の将来の姿やそこに向かうための進路は、早く決まるに越したことはありません。でも、そんなものは他人にせかされたり強制されたりして決まるものではありません。あなたが毎日の生活を充実して過ごしていれば、いつか必ず見えてくるものでしょう。ここで「充実」なんて言葉を使うとまたまた身構えてしまいそうですが、要は「今日は楽しかった!」とか「今日は悲しいことばっかりだった…」など、いろいろ感じることができるような生活だったらいいのではないでしょうか。
私達大人だって、(あなたとは少々違う形ですが)これからどうしようと悩むことはいくらでもあります。こうすればいいか、と思ってやってみたけど見事に大失敗! ということだってあります。あれこれ悩み事があったり失敗したりするのは決して楽ではないし、ときには苦しかったりしますが、そういう経験ができることも、実は楽しみだったりします。世の中何でも上手くいくとは限らないからこそ、人が生きる価値があるのかな、と私は思っています。まぁ、確かに幾つになってもしんどいことはイヤですが…。
あなたには友達がいますか? 放課後こっそりおいしいケーキ屋に入ったり、気になる男の子の話で盛り上がったり、たまには大げんかをしたり…そういう心をぶつけ合うことができる友達がいるなら、ぜひ大切にしてください。あなたが本当に困った時に、道しるべになってくれるのは、その人達でしょう。