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回答・コメントする(No.8742)
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進学
[Q] こんにちは。
僕は今、進学について悩んでいます。
僕は、裏方でコツコツと努力して、人の仕事に貢献できるような仕事をしたいと思っています。
また、アニメやテレビが好きなので、それに関連した仕事をしたいとも思っています。
それを踏まえ、僕は、将来的には、テレビ関係の仕事(ADとかのスタッフ)
もしくは、アニメーションを構成する仕事の動画マン
の仕事につきたいと考えています。
だから僕は、その方面の専門学校へ進学を望んでいます。
しかし、専門学校になると、とてもお金がかかり、第一に親が反対すると考えています。
しかも、僕は、極度の人見知りなので、人と多く接するこの二つの仕事は向いてないと思います。
それに、前述に動画マンの仕事につきたいと書きましたが、僕には画力が無く、中学の時も美術の成績が1,2があたりまえでした。
そうなってくるとやはり、親を安心させるのと専門分野ではない仕事につくため、普通に国公立の大学に進学した方がいいのでしょうか
または、自分の夢を貫くため、成功するか、しないか分からない、自分の憧れている仕事につく道が近い、専門学校に入った方がいいのでしょうか
回答のほどよろしくお願いします。
こんにちは。libeです。
てきぃさん、はんがんさん、ご回答のほど、どうもありがとうございます。
てきぃさんの返事を読み、また勇気づけられ、本当の進みたい将来についてさらに追及していこうという意思が芽生えました。
又、はんがんさんの返事の返事を読み、はんがんさんの人生経験がとても分かりやすく、参考になりました。
現段階では、将来、絶対にこれがしたい、あれがしたいという断定的なことは未だ目途がついていません。
しかし、自分の中では、進学や就職の関心が共に少しずつ増しているのは確かです。
時間はまだありそうなので、焦らず考えていこうと思います。
こんな僕のために返事をする時間を作ってくださり本当に感謝、感激しております。
今後も路頭に迷うことがあり、質問させていただくことがあると思いますが、その時はまた、救いの手を差し伸べていただければ幸いです。
本当にありがとうございました。

こんにちは。ご質問の内容は、あなたの養育権を持たない私達が断定的にあれこれ言えるお話しではありません。だから、少々歯に物が挟まったような言い回しになってしまいますが、よかったら参考にしてください。
あなたがどのような進路を選択するにせよ、多かれ少なかれご両親の「お世話」になるのは確かです。もちろん「オレは親の世話には一切ならない」とイキがって家を飛び出すという選択肢もあって、それはそれで悪くはないのですが、あなたが自分の将来を大切に考えたいのなら、まずはあなたの境遇を自分なりに工夫できないか検討してみるといいでしょう。
あなたに進学したいという希望があり、それにふさわしい学力や才能がある(とあなたが感じている)のなら、おそのことをきちんとご両親と相談してみましょう。仮に経済的な問題があるなら、例えば家から通える範囲の学校にする、奨学金を申請する、(事情が許せば)夜間学校に通い日中はアルバイトをする、など、幾つか問題を軽減できる方法があるはずです。あなたが自分ならここまで努力できるということをよく考えて、それをご両親に伝えれば、ご両親はその提案を真摯に検討してくれるはずです。その結果がどうあれ、まずはあなたができることをどこまで考えられるかがポイントでしょう。
就職については、あなたが本当に就職を望んでいる場合を除き、慎重にすべきでしょう。残念ながら今の日本は景気が良くなく、就職希望の高卒者に十分な就職先を提供できていません。その中で無事希望の会社に就職するのは、ひょっとすると受験に合格するより難しいかもしれません。就職を希望するなら、大至急学校の進路指導の先生とよく相談して、活動を始めるべきでしょう。
私事に渡りますが、私の家は相当な貧乏だった(おそらく下位15%に入るでしょう)ので、私を大学に進学させたのは親にとっては極めて大きな負担だったはずです。それぐらいの事情は私にも分かりましたので、大学は希望する中で一番学費の安い所を選びました(合格できたのは、私の学力ではラッキーでした)。下宿代がもったいなかったので、4年間片道2時間かけて通学し、親からは学費と定期代だけもらうことにしました。もっとも、学部はと聞かれると「吹奏楽部です!」と答えるぐらいクラブ漬けのおちゃらけ学生でしたが、それでも3回生終了時にはちゃんと卒業分の単位は取得しました=そうすると、4回生で奨学金をいただける資格がもらえたからです。私は、これで少しは親の負担を減らせるかと思って、奨学金がもらえることを(たぶん得意げに)説明したものです。
ところがどっこい、私の親はこっちの苦労も知らずに(笑)「そんな奨学金なんかいらん!」とか言って、最後の1年間もあいかわらず授業料を納めていました。…実は、相手のことを知らなかったのは私の方なんですね。自分の子供を育てているんだ、という親の矜持をはじめて理解して、こんなしょーもない親にもプライドやらなんやらいろいろあるんだな、と半ばあきれつつも感心したものです。
だからあなたにこうしろ、というわけではありません。家庭にはそれぞれの事情があって、ひとくくりに「こうすればいい」なんてことはありません。
ただ、あなたの文章を読んでいると、進路を決めるにあたってまだまだいろんな可能性があるんじゃないのかな? と感じたのは事実です。もう少し、「自分はこうしたい」または「このように変えてみたい」という思いを持って、今の課題に取り組んでみてはいかがでしょう。
いずれにせよ、最終的な判断はあなたがしないといけません。少々時間がなくなってきているので、ご両親ともよく相談して、いい選択をされることを希望します。

こんにちは。
libeさんは迷っているようですね。
そして不安を感じている。
確かに大人になるというのは、私にとっても不安が大きかった。
そして、私自身、信念や夢をかなえようと努力して現在の職業になったわけではないです。ほとんどなりゆきと運、周りのお陰ですからね。
だから、「親が反対しようと、夢目指してがんばれ」、とは、ちょっと言い難いんですよね。
親の気持ちを大切に思うところはlibeさんの優しいところで、私にはほとんどない資質です。だから、親の意向を気にしないで、自分の進むべき道を進めと言ってもあまり意味はないのでしょう。
libeさんに私から言えることは「後悔しないように、現状の最良と思う道を進め」ということです。
親の懐事情が本当に心配なら、習い事をやめてその分進学へ資金を回すべきです。それくらいの覚悟や決断はもうできるはずです。
親の気持ちを考えているという信条が、親への依存ではない事を願っています。
それでは。
きてぃさん、お久しぶりです。
あれからいろいろ考え、がんばって国公立の大学に進もうと考えたのですが、母が、できれば就職してほしいと言いました。(言ったといっても呟き程度になので本心かどうかわかりませんが・・・)
それをきいてから、僕は高卒後の就職についても考えるようになりました。
現に、両親は共働きしていますが、僕の私立高や習い事で生活費のほとんどがそれらにまわり、生活が結構厳しいです。
しかし、仮に卒業後就職するとしても、具体的に今からどんなことを、どんな準備をすればいいのかわかりません。
それに、こういう所に就職したいというところがありません。
こういうときはどうすればいいのでしょうか。

決心がついてよかったですね。
まだ、半年あるんで、死ぬ気でがんばってみてください。
もしまた悩むことがあったら、このスレッドにコメントしね。
たぶん返答できると思います。
ではでは。
てきぃさん、ご回答いただきありがとうございます。
てきぃさんのアドバイスのお陰で進路の道の輪郭がはっきりしてきたと思います。
今の段階では、国公立の大学に進めるかはまだ分かりません。また、進めるくらいの学力が乏しいのも現状です。
しかし、勉学に励み、国公立に入れるよう努力し、自分の行きたい道へ行こうと思い直しました。
今後も質問等すると思います。そのときは何卒よろしくお願いします。

libeさん こんにちは
libeさんの質問は、
①親が安心する国公立へ進学する
②自分の夢に近い専門学校へ進学する
どちらがいいか?
という風にまとめてしまっていいですか?
ちょっと違う?
結論から言うと、国公立にいける学力があるのなら、国公立に行ってください。
理由はおいおい説明しますね。
・裏方でコツコツ努力して人の仕事に貢献したい
→大丈夫です!世の中のたいていの仕事は裏方です。ジミで飽き飽きすることもあるくらいです。
・テレビ関係の仕事(ADとかのスタッフ) もしくは、アニメーションを構成する仕事の動画マン
→あまり職種を絞り込まない方がよいと思います。その仕事が数年後日本国内で求職がある状態とは限りませんので。何となくこんな方面の仕事をしたい程度の方がつぶしがきいて楽ですよ。
・専門学校になると、とてもお金がかかり、第一に親が反対する
→libeさんのご両親に①充分な資金があり、②本当にlibeさんの将来に必要だと判断したら、専門学校への進学を支援しない理由がぼくにはわかりません。きちんと説明ができていないだけだと思います。
・極度の人見知り
→社会に出れば、否が応でも慣れます。時間の問題。
・画力が無く
→画力がないと動画マンはきついです。そもそも、アニメーションは絵を描く人だけのビジネスではないです。
下記はとても有名な例です。参考にしてください。
http://www.jinzai-bank.net/careerlab/info.cfm/tm/094/
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/person/ig/051027_seikasyugi/
・親を安心させるのと専門分野ではない仕事につく
→親が安心するのは、一般に次のようなときです。
libeさんが一生懸命働いており、親の加護がなくても(つまり死んでも)新しい家族を作ってうまくやっていけそうだなぁと実感できたとき。従って「一般職で就職=安心」というわけではないと思います。そういうバックボーンを形成する職場で働いていたご両親も昔は多かったかもしれませんが、現在はあまり多くないのではないかな。教師や公務員なら別でしょうが。
■まとめ
だいたい、たいていの企業や会社での仕事は、何らかの専門性を持つものだとぼくは思うよ。
そして実際に働いていて思うのは、論理的な思考能力や、数学・国語・理科などの基本的な学力の重要性です。これは本当に大事。ぼくが大学進学を進める大きな理由はここにあります。基本的な学力と思考の基礎がないと、専門職についても、一定以上の深い研究ができないのです。
ぼくの経験上、10代後半から絵を描き始めて、相当うまくなる例は本当に少ないです。従って、libeさんの場合は、国公立の大学に行き、色々と勉強をしたうえで、自分の好きな仕事に就いたら良いと思います。
可能性がたくさんあっていいですね。
とてもうらやましいです。