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回答・コメントする(No.8783)

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社内の公用語の英語化 賛成? 反対?
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もっと教えて!フォーラム 質問 日本企業の英語公用語化について

2010/07/09 05:56  編集部

[Q]  楽天やユニクロなどの企業が2012年中に、社内の公用語を英語にする、と発表しました。国際企業化や、海外進出を目的とした「内なる国際化」が狙いとされています。日本企業では、完全に社内の公用語を英語にしている企業は少ないです。ですが、日本の経済状況を考えると、英語は必要不可欠である、という見方もあります。また、日本的な国際化の仕方だという意見もあります。
 みなさんは、社内の公用語を英語にすることに関してどうお考えですか?
ご意見お待ちしています!

[A.16]

私は、反対にしました。
ですが、日本企業内でも社員に外国の方がいらっしゃったりするので、その時は英語を使うのはいいと思います。
でも、あくまで会社は日本の会社であるのだから、こちらがあちらにあわせることはないんじゃないかと思います。
それに、日本語であるから伝えられるようなことがあると思います。
また、海外との商談の時に英語を利用するなら分かりますが、
別に社内では母国語で構わない気がします。
第一に、母国語をしっかり教えずに、英語を教える教育方針については、くびをかしげます。
英語は必要かもしれませんが、その前に母国語をしっかりとやってほしいです。

生意気なこと言ってすいませんでした。


[A.15]

国が決めたというなら問題ですが、一企業が勝手にするのはどうでもいいです。


2010/08/02 03:27  benkeiさん[塾講師]
[A.14]

企業が公用語を英語にするのには、端的に申し上げて反対です。
国際競争の中で、その必要性に迫られている点は理解できます。しかし、企業は日本社会のシステムの一部であるという認識を是非持って欲しいと思います。
つまり、日本の社会システムや教育システムの中で英語を使えるような仕組みであり、従業員が英語を話せるという土壌があるのなら、企業の公用語として英語を使用することはOKだと思います。ただ、現状ではそのような社会システムになっていませんから、企業側も現状の社会システムを鑑みた採用や社内でのやり方を考えるべきかと思います。

私も過去に、外資企業で働いていましたが、英語が全く話せない人もいます。その人たちは英語を学ぶ必要性もありません。なぜならば、職務が日本語だけで十分遂行できるからです。
このように、業務上、英語を義務付けるかどうかは、職務よって異なりますから、職務上英語が必要であれば、義務付ければよいだけであって、企業全体で義務付けるのは現在の日本の社会システムを否定するに近い考え方のように思います。

最も懸念することが、職務上英語が必要ないにも関らず、英語の使用を強要され、さらに英語ができないことを理由に差別的に扱われることです。

過去の私の経験からすると、英語を使用できる人は確かに優秀な人が多いです。英語以外にも仕事に対する意欲や向上心に満ちています。ですから、企業として、「英語ができる人」を従業員にしたいという思いがあるのも納得できます。

このような企業の理屈も踏まえて、私の意見を整理するならば、企業は社会的に責任を負っていますから、現在の日本の社会システムを基礎として、採用希望者や従業員に不利益がない範囲で、英語使用をルール化すれば良いものと思います。

以上、私見となりますので、ご参考までです。
失礼しました。


[A.13]

私も、皆さんの意見を楽しみに読ませていただいております。
「社内公用語」の問題については、私の書き込みのあと「中国語を公用語にする」という企業もでてきましたね。

今後成り行きには注目したいと思います。

ただ、「編集部さんの質問」のなかに、いわゆる「政治ネタ」で「職業の選択」とはあまり関係がないと思われる設問の時があり、少々違和感を覚えます。

もちろん、どんな話題も「職業と関係ない」などということはあり得ないのはわかっていますが、この場を、「主に、中・高生を相談者層と考えた『職業選択の道しるべ』としてのフォーラム」という風にとらえているのですが、とらえ方が間違っているでしょうか?

「編集部さんの質問」の内容の再考をお願いいたします。


[A.12]

私も,多様な意見から色々触発されます.

これからも色々な意見をお伺いしたく存じますので,皆さんの投稿を楽しみにしております.


[A.11]

私は、この正解を出すことが困難な問題に対し、皆様の多様なご意見に触れることができます。より多くのご意見をお聴きしたいものです。ありがとうございます。


[A.10]

通りすがりの大学教員さん

ありがとうございます。

これからは英語も日本語もがんばって勉強していきたいと思います。


[A.9]

ヨウタロウさんの書き込みの内,

「日本人は、中学、高校、大学と計10年間英語を学びながら、何故英語を聴き、話し、書くことができないのですか?」

と言う点には部分的に異議あり.出来ないのは「話すこと」だけだと思います.
少なくとも中高・大学教養課程の英語を真剣に勉強した人は,読み書きのレベルは相当なものであると考えます.事実,言葉を読み書きすることは,話すことよりも高次な技術だといいます.読み書きがしっかり出来ていれば,向こうの喋っていることは,頭の中に「字幕スーパー」が流れてきます.

日本の英語教育をナメちゃいけないと思いますよ.私は,これまでの学校教育で,完全にとは行かぬまでも,十分に「使える」英語を習得することが出来ました.

再三示しているとおり,私は社内の公用語を英語とすることについては,公には「どうでもいい」派ですが,例えば自分が会社を作ったときどうするかと言われると,恐らく「公用語は日本語」にすると思います.理由は,特にガイジンの真似をしなくとも仕事をすることは可能だからです.外国語など,使わなければいけないときに使えばいいだけです.

どりーみ♪さんの書き込み,小学生の書き込みとは思えないような文章力で,感心しました.こういう所に書くときでも「躾のなっていない」話し言葉で書き込むような方が見受けられることが多いのに,きちっとした書き言葉で記述されています.これくらいしっかり文章を書きこなせれば,英語の上達も早いでしょうね.


[A.8]

私は反対です。

なぜなら、現在の日本人を見たときに、正しい日本語を母国語であるにも関わらずちゃんと使えてないと思うからです。

外国語を使うのならば、まず母国の言葉をちゃんと使えるようになってからでないといけないと思います。

私自身も英語を習っていますが、正しい日本語をマスターしているとは言えません。そのため、時々その英単語の意味がちゃんと理解できない時があります。

確かに、英語は世界の共通語として多くの人が学び、話しています。日本の企業の世界進出にあたって、英語は必要となる言葉だと私も思います。

しかし、だからといって、社内の公用語を英語にする必要はないと思います。

母国語を正しく使えない、礼儀が正しくない社会人が増えてきているというのをよくニュースや新聞でよく聞きます。それを無視して、英語を公用語とするのは少しおかしいかな?と思います。


[A.7]

 私が海外駐在員時代に、その国の人が私に言ったのです。日本の教育制度を伝えていた時、日本人は、中学、高校、大学と計10年間英語を学びながら、何故英語を聴き、話し、書くことができないのですか?と訊ねられた。彼等は高校卒業でも英語を堪能に話してきます。英語が必要なクローバルな時代です。

 英語教育を何故するのか?何故使えない英語を勉強しているのか?見直した方が良いと考えます。

 九州は、中国語、新潟は韓国語、北海道はロシア語と隣接する国の言葉を話せた方が良いと思われる。日本は単独では成り立たない資源の少ない国です。多くの国と交流が必要であり、隣接する国の言語を学んでいくべきと考えます。

 数年前のことです、ある会社を訪問したところ、全てが英語表現されていました。不思議に思い、訊ねたところ、ここは海外展開の実験場ですから、成功しないと海外展開できないと彼等はこともなげに私に言っていました。ユニクロや楽天よりも以前から、英語化が進んでいたのです。

英語や多言語に堪能なると活躍できる職域が拡大します。バイリンガルになることをお薦めします。


2010/07/11 06:44  Pananyさん[中学生・男]
[A.6]

  どちらでも良いにしました。
日本企業社内の公用語を英語化にしても、しなくても、その会社次第でOKだと思う。
したければ英語化すればいいし、したくなければ、日本語でもいいし。


 *どちらでもよいと思います。


[A.5]

 補足するコメントをします。英語を公用語にするとどうなるの?あらゆる場面で英語を使うことが強要されます。
学校 英語教育 読む、書く、話すことが各年齢レベル毎のレベルをクリアーする
役所 日本語と英語が書類等すべて記録してある
社会 同じく日本語と英語が同時に全て表記してある
費用 英語表記にどれだけの時間とお金が掛かるでしょう

 少し考えただけでも凄いと思いませんか?
何故、英語で書いてあるか?一般的には英語しか分からない人の為に英語表記なのです。日本語と英語が分かる人は日本語だけで充分と思いませんか?

 外国で二つ以上の公用語がある国は、どちらかしか分からない人種がいるか、米国のような多人種国家、もしくは、アジアのある国のように盟主国が命令しているからです。否応なしに占領されて植民地となった悲しい過去の歴史もあるからです。一方で余りにも多言語が存在するので一つしかダメと政府が法律で規制している国もあるくらいです。

 英語を公用語にすることで借金の多い国でまた借金が増えます。どちらでも良いと考えるが、必要に応じて使えば良いし、こだわることはないと考えます。


[A.4]

今(7月10日)フランスでは「ツール・ド・フランス le tour de France」という自転車の大会をやっているのですが,Fabian Cancerallaという選手が,インタビューで英・独・仏・伊をペラペラと喋っているのに感心しました.ヨウタロウさんが「EU圏は英語・仏語・伊語等が当然の世界」というのを実感する今日この頃です.まぁ,こういうpolyglotが多いのも,彼らの言語体系がラテン語などを軸にするインド・ヨーロッパ語族だからかも知れませんけれど.

大学時代の第二外国語はフランス語でしたが,その時のフランス語の先生お二方の会話が印象に残っています.お一人(G先生)はフランス人,もうお一方(K先生)は日本人だったのですが,

G先生:「ペラペラぺ~ラ」(フランス語)
K先生:「ふんふんふん」(日本語)
G先生:「ペラぺ~ラ」(フランス語)
K先生:「あっそ,それじゃ●●×△@じゃない?」(あくまでも日本語)
G先生:「Oui, ペラペラペラペラ」(私はOuiしか分からなかった)

という具合に,難なく意思を疎通させておりました.コミュニケーションとはこういうものか,と感心し,およそ20年たった今でも鮮明に印象に残っている次第です.

会社が英語を公用語にすること自体はまぁ好きにやれば,という意見に変わりはないのですが,日本の会社なら上の会話のような臨機応変さを持っていても損にはならないのではないかな.


[A.3]

それは、その企業個々の事情によるものであって、全体的に「日本企業も英語で」と統一するような性質のものではないと思います。

多国籍企業に「英語」はつきものでしようが、少なくても、日本国内で商行為をするときには、日本語の方が適していると思います。

「商法」をはじめとする法律は、すべて日本語で書かれているのですから、(憲法は、「英語の和訳」だという説もありますが…)それとの整合性などもいちいち問題にしないといけません。そのときに、どうせ「日本語⇔英語」という作業が必要になってくるわけで、英語だけで用が足りるようには絶対ならないと思います。

言葉には、その根底にある歴史や文化もあり、たんなる「道具」てはないと思います。
マルチリンガル的に、日本語でも英語でも、ほかの言語でも、自由に社内で通じれば一番いいんですが…

いまや、日本の最大の貿易相手は、アメリカではなくて「中国」です。
なら、社内を「中国語で統一するか?」というと、そうはならないと思います。

なぜ「英語で統一するのか」。
そこに、利便性だけではない、何かコンプレックス的な理由も感じてしまうのは、私だけでしょうか?


[A.2]

グローバル化する世界で生活すれば、確かに英語は必須です。海外で企業駐在員として勤務をした経験からコメントします。
1.母国語は無視できない。
人間の感情、価値観、宗教観等を表現することは英語を母国語とする人は容易ですが、そうでない人は自分の信条や意見を微妙なところまで表現できません。
2.英語は世界共通言語
と言っても英語は、ビジネス社会では便利語と考えています。世界人口は60数億ですが、もし中国語と英語を自由に駆使できれば、不自由しないでしょう。
3.言語だけの問題でもない
日本語を話そうが英語を話そうがスワヒリ語を話そうが、コミュニケーションが出来ない人は、何語を話そうが気持ちまで伝えることが出来ません。
4.外国語を伝えるには外国文化の理解が要る
日本人のとっては、日本語を正しくマスターすることです。日本語さえ満足に正しく伝えることができない人物にとって外国語で伝えることは困難です。その国の文化歴史も理解することです。
5.宗教を無視してはならない
たとえば英語で、朝食のことを「ブレィック・ファースト」と言います。
辛い辛い断食をした後に、「最初に破るもの」それが朝食なのです。言葉には意味・歴史・宗教文化があります。何故、彼等は断食をするのか?貧しい食事さえ取れない人の気持を理解する。理解したら貧しい人に手を差し伸べる。彼等にとって年収の数%寄付をするのは当然の行為です。
6.多言語がごく普通の世界
日本人は英語と言っていますが世界では3~4カ国語を話せることが当然です。
EU圏は英語・仏語・伊語等が当然の世界である。アジアを眺めれば、ベトナムではフランス語・インドネシアではオランダ語・マレーシアでは英語・中国語・タミール語と話されいます。私が勤務したオフィスでは、常に5ヶ国の言語が飛び交っていました。もし、あのマッカーサーが英語を強制していたら、日本国は、英語が公用語になっていたかもしれない。日本人が持つべき魂まで失っていたかもしれないのです。
7.キーボードは英語が断然有利
アルファベットは27文字、日本は50音であり、英語でキーインするスピードでは日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字と変換をしなければならず効率は極めて悪い。
8.まとめ
私は外国3ヶ国語を自由に駆使し、討論も喧嘩もできますが、自慢でもなんでもありません。そのようなことは、外国語が必要な環境に生活すれば簡単なことなのです。それ程、真剣に考えることでもないと判断します。それより、日本人であれば日本語を大切にしましょう。


[A.1]

勤務している人のうち,どれくらいが英語を母国語としているか,というのが一つの判断基準となると思います.

通常,母国語でない言葉で仕事や学習をした場合の理解度は,母国語で同様のことを行った場合の2/3程度になるという説があります.従って,母国語が違うもの同士のメリットとデメリットを相殺しうる程度の外国人従業者がいる場合には,英語を用いることは有用かも知れません.

ただし,私は何もかも英語一辺倒,というのには辟易しています.

一般的に習得が困難と言われている日本語ですが,真の国際競争力を持っているのであれば,果たして「向こうに」合わせるべきなのでしょうか.本当に必要とされている技術や仕事なら,先方から日本語を使ってくるのではないでしょうか?

「日本語を業界標準語に」くらいの気概が欲しい,と思うのは国粋主義者じみていますかね.

あと,英会話にウェイトを置きつつある英語教育ですが,私は危機感を持って眺めております.もっと文章読解や訳などに重点を置いた,旧来の英語教育の復興を願っております.いくら喋れても読み書きができないようでは,いわゆる(差別的ですが)文盲と同じで,知的能力が劣っている,と評価されます.そして,母国語を十分に使いこなせないものは,他言語の習得も困難です.これらの観点から,「3歳児からの英語教育」だとか,小学校からの英語授業というものについては「百害あって一利なし」と考えております.そんなことに時間を費やすくらいなら,「読み書きそろばん」をみっちり仕込んだ方が,後々の伸びが違うと思うのですが.

・・・ちょっと脇道にそれてしまいました.私の結論は「どちらでもない」なのですが,なんでもかんでも英語,ということについては大反対です.