えーと、割り込んで、すいません・・・
友龍と、申します。anninbofuさんと、同じ中学生です。
私は、現在心療内科を受診しています。←入院も、しちゃった☆ちなみにPTSDです。
えーと、実は、私もannindofuさんと、同じ事を考えていて・・・
役に立たせてもらったので、御礼を申し上げるのと同時に、
良ければ、患者からの意見等々も、答えられたらと思い・・・まして
まあ、とりあえずは、役に立たせてもらったのでその御礼です。
ありがとうございました！！

annindoufuさんへ

「自分の日本語がやばい」と感じていらっしゃることは、多分、間違いではないと思います。
でも、「日本語がやばい」のは、単なる「修辞上」のことではなく、もっとほかのところに原因があるのではないでしょうか？

「言葉」は、その人の「生き様そのもの」を表すバロメーターのような役目もしていると思います。

「やばい日本語」を改善していくのに、語学の勉強だけしていてもダメだと思います。

annindofuさんの日本語は確かに「やばい」ところがありますが，これは勉強するしかありません．

別スレでも触れましたが，あきちゃんで〜す先生の言葉を言い換えれば，「プレゼンテーション能力」が大事です．

・自分の考えをアピールする．押しつけではなく，客観性が大事です．
・質疑応答をする

利根川進博士（抗体の多様性のメカニズムの研究でノーベル賞をもらった元MIT教授）は，「科学と人間」という本で，

「convinceさせることがscienceだ」

と喝破しています．医療は純粋に科学とはいえませんが，学者の基本は，他人をconvinceさせることです．

なるほど．背景を了解致しました．アメリカ在住なんですね．
なら，向こうのハイスクールからPennというのも，あり得そうな選択です．

ただし，アメリカのMDと日本のMDには，compatibilityがありません．そして，アメリカの医学部は，ほぼ全てがgraduate schoolで，入学前に他の大学を卒業していることが前提となります．Pennの医学部も，ハイスクールから直接入ることは出来ないと思います．なお，アメリカのハイスクールを卒業したあとに日本の医学部に入る場合には「帰国子女枠」というのが置かれている大学があります．筑波大学がかつてそうでしたが，現在でもその制度があるかは分かりません．

もちろん，両国のライセンスを取得することも可能です．日本の医師免許を取った場合は，アメリカのUSMLEという統一試験を受けると診療資格が得られます．アメリカの医師免許を取った場合，日本の医師国家試験予備試験および医師国家試験を受験することにより，日本の医師免許が得られます．難易度から言うと，日本の免許を取ってアメリカの免許を取った方がラクです．

あなたが活動の拠点をどこに置くのかによって，選択肢が変わってきそうです．心療内科医として活躍したいのは，日本でですか，それともアメリカでですか？

annindoufuさんへ

アメリカにお住まいだったのですね。どこかに書いていらっしゃったのを私が見落としたのか、失礼しました。

ただ、annindoufuさんがこれから身につけなくてはいけないのは、「日本語」より「論理的な説得」力だと思います。

少なくとも、私はわかっていなかった…そのような患者を「説得」する職種です。難しいですよ…

まして、心療内科の患者さんは、「情緒的な混乱」から、周囲との関係がうまくいかなくなっているのですから…

私も「言葉がわからない宇宙人」と日々「格闘」していますので（笑）、言葉が通じない人と気持ちを通じ合える難しさは、わかっているつもりです。

私は、現在、アメリカに住んでいます。今年で10年目に入ります。なので、アメリカの大学に行くのは自然だと思います。そのなかで、Pennに一番興味を持っています。もちろん、ハイスクールもこっちで行きます。私の書く文章の意味が分からないのは、この頃、私の日本語がやばくなってきているからです…すみません…
えーっと、私が言いたかったのは、先ず、Pennに入学し、MDをとって卒業。その後、日本の大学に入り、医学部で色々学び、人の役に立つ「心療内科医」のような仕事をする。と言う計画でした。でも、それではあまりに時間が経ちすぎると思ったので、Pennの医学部に入り、日本の大学に一年間留学して、で帰って来てMDを取ってPennを卒業。そのご、心療内科医になりたい。
などと考えました。これには、無理がありますかね…？

通りすがりの大学教員さん、私に書く事、意味が分からなかったらすみません。この頃、日本語がヤパイんです。あと、通りすがりの大学教員さんの書いていることを読むと色々勉強になります。そのサイトにも行って見ます。

あきちゃんで～すさん、私は、アメリカに住んでいる中学生です。Pennに留学するのではなく…アメリカの大学に行きたいのは、アメリカに住んでいるからです。（アメリカに住んでいるほうが長いので…）後、毎日色々とアドバイスありがとうございます。

私は、Pennに入り、MDを取って、その後日本の大学に入学し、医学部に入ろうかと思います。そして、その後、人の役に立てる仕事をします・

通りすがりの大学教員さん、私に書く事、意味が分からなかったらすみません。この頃、日本語がヤパイんです。あと、通りすがりの大学教員さんの書いていることを読むと色々勉強になります。そのサイトにも行って見ます。

あきちゃんで～すさん、私は、アメリカに住んでいる中学生です。Pennに留学するのではなく…アメリカの大学に行きたいのは、アメリカに住んでいるからです。（アメリカに住んでいるほうが長いので…）後、毎日色々とアドバイスありがとうございます。

私は、Pennに入り、MDを取って、その後日本の大学に入学し、医学部に入ろうかと思います。そして、その後、人の役に立てる仕事をします・

同様の質問をされているスレの回答にも書きましたが，心療内科医の専門医認定を行っている，日本心身医学会という学会があります．

http://www.interq.or.jp/japan/shinshin/

この学会に問い合わせをしてみましょう．学会の業務には広報活動も含まれており，あなたのような方の疑問に答えてくれる専門家がいらっしゃると思います．参考までに．

アドラーという、医師でもあり心理学者でもある人が、「人間の悩みは、すべて人間関係の悩みである」と言っています。
つまり、他人との「関係性」において、「心療内科」や「精神科」を受診する必要が生じるわけです。

それが、ほかの「自分の体内に起因する疾病（診療科）を治療する医師」と「心療内科」や「精神科」との大きな違いだと思います。

「ペンシルベニアに留学したい」という高い理想は、すばらしいです。
実際に、ペンに留学された方は、日本の社会でも中心になって働いていらっしゃいます。

でも、そのことと「心療内科の医師になって、人々の役に立ちたいという理想」が、
全然「イコール」で結ばれないのではないですか？

「アメリカの大学」を最初に目指す意義は、何ですか？
「心療内科」は、心の中のお話ですよね。日本の患者さんは、普通、心の中では「何語で」話しますか？　「日本語」ですよね。「日本社会の日本人の間の悩み」ですよね。

だったら、まず日本の大学の医学部で「精神医学」をきちんと習得し、「日本語で心療内科の治療＝患者さんの診察や治療」が出来るようになってから、さらに自分を磨くために「ペンに留学」するべきなのではないでしょうか？

「心理学」は、アメリカから入ってきた学問です。だから「アメリカ至上主義」みたいなところも見受けられます。実際、「英語の論文を訳したもん勝ち」みたいな要素もある…

そこを、ものすごく歯がゆく感じています。
annindoufuさんは、まさか、そんな「アメリカかぶれ」で「ペン」とおっしやっているのではないとは、思いますが…

UPennに行きたい，ということは了解致しました．・・・で，

＞そこには、・・・（中略）・・・でも、留学したいと思ってます（日本の大学に）。

この文は，何のことを示しているのですか？
気を悪くしないで欲しいのですが，大変読みづらいです．意訳して，

「UPennの心理系の学部に進学するが，その後日本の大学の医学部に行きたい」

ということでしょうか？
もしそうでしたら，理論的には可能です．ただし，この際医学部には「留学」ではなく，単に「入学」することになります．基本的に留学というのは，自分の国籍と違う所に勉強しに行く，というのが定義です．日本人が日本の医学部に入るのは，留学とは言いません．

あなたはハイスクールからアメリカで過ごす予定なのではないですよね（すなわち，日本の高校を卒業する予定ですよね）？そうすると，その前にどのような大学を出ていようと，日本の教育課程を経てきたものと同じように，一般入試選抜を受けて医学部に入学することになります．なお学士入学という大学・大学院卒業者を対象とした編入試験を採用している大学もあります（私の勤務する千葉大学医学部もその一つです）が，海外の大学を卒業した場合に受験資格があるか，ということについては存じません．

UPennは，いわゆるIvy leagueに属する名門校です．アメリカの大学は学力のみならず推薦状がものを言いますので，いい推薦状が書いて貰えるように頑張らなければいけませんね．

そのかわり，UPennに進学することと，心療内科医になることには何の相関もないと思いますが．

書き忘れました。
私は、University of Pennsylvaniaに行きたいと思っています。
そこには、Psychology（心理学）の部があるんですけど、それは、医学部を卒業した事にはなりませんよね？でも、留学したいと思ってます（日本の大学に）。そこで、医学部に入りたいと思います。Pennsylvaniaの大学は、世界でもランクが上の方なので、優秀です。勉強も、このいい大学に入り、心療内科医になるためです

通りすがりの大学教員さん、あきちゃんで～すさん：
私は、一年ほど前に、「精神科医」と言う職業があると知りました。（これは、「Around40」と言うドラマで．．．）それから、「私は精神科医になるんだ」と親に言いました。そこで、親が言いました。「ドラマに出てくるみたいな仕事じゃないんだよ、本当は。」そう言われて、色々Googleなどで調べてみました。やはり、ドラマに出てくるような仕事ばかりではないと知りました。でも、人と向き合い、心の病気などを治す仕事につきたい気持ちは変わりません。そして、臨床心理士など、色々調べました。数か月前、心療内科医の存在を知り、このサイトを見つけ、どんな仕事か何となくしか分かりませんでした。だから、もう少し詳しく知りたいのです。質問の仕方が可笑しかったら、すみません。もちろん、心療内科医になるのは大変だとわかっています。でも、私は今から、SATと言うアメリカの高校生全員が受けなければいけないテストの勉強もはじめました（良い大学に入るため）。やる気は満々です。なので、具体的に、どう言う仕事が多いのか聞きたいのです。

PS.ドラマを見て知った職業もありますが、現実とは違うってわかっています。

子どもたちの「カキコ」でいえば、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
ってヤツですかね。笑

「職場体験の意義」については、文科省から指針が出ています。
「ゆとり」廃止で、何かと話題になっている学習指導要領ですが、次から「キャリア教育」も明示されます。

通りすがりの大学教員さんばかりでなく、編集部の方、回答を書き込んでおられる大人の方々にも読んでいただきたいので、URLを貼っておきます。どうぞ、お読み下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/05010502/026/001/001.htm

少なくても、「子どもが知っているのは、ドラマの世界のお話だけ」とはならない「良さ」はあると思います。
たとえば、実習で「保育所」を希望する女子が多いのですが、そのうち何人かは、必ず「いやになった」と言ってきます。

「いやなこともあるのだ。」と気づくことは大切です。そこが、「絵空事」との違いだから…。

annindofuさんの挙げられた他の質問を拝見して，大体の所は察しました．

なるほど，キム○クでしたか．私は彼らの同世代ですが，あれほどモテないなぁ・・・

そのドラマ，存在することは知っていましたが，ちょっとでも「医療の臭いのする」ドラマでは，私の突っ込みが厳しすぎるため，私に隠れて夜中にこっそり見ていたようです（苦笑）．仲良く見られるのは「龍馬伝」のみ．ちょっと寂しいです．

あきちゃんで〜す先生の仰る通り，ドラマはあくまでも虚構であることを忘れてはいけませんね．ドラマの役に憧れてその役演じるところの職業に憧れる，というのは，いわば「仮面ラ△ダー」や「プリ×ュア」を見てそのキャラクターになりたい，という発想と本質的に変わりがないことに，早く気付いて欲しいですね．

しかし，そのために「職場体験実習」なるものがあったりするのじゃないのかなぁ．たまに地元中学生の相手をしますが，もう少し気をつけてお話ししないといけないかも知れませんね．

「心療内科医」の変換ミスでした。ごめんなさい。

「職種名」については、マスメディア、特にドラマ制作者の「責任」も大きいと思います。

「このドラマはフィクションであり、実在の団体とは関係ありません。」というテロップがよく番組の最後に出ますが、とくに公の機関（例えば、「警察組織」など）で、実在の部署をモデルにはしているのだが、その名前を直接使うことが差し障りがあるような場合に、わざと似たような架空の部署名にします。

また、そこに出てくる登場人物がとびきりかっこいい…そこで、中高生の諸君はそういう部署を実在のものとしてとらえてしまい、「○○になるには、どうしたらいいの？」となる。実際には、そんな職種は存在しないのに…

こういう顛末が多いのではないかと思います。

「診療内科医○○」（○○は女子の人名）も、そういうドラマがありましたね。

警視庁の「湾岸署」のように、ドラマがヒットしたことがもとで、あとから実在の組織が出来ることも、まれにはあるでしょうが、そうでない場合、「それは絵空事ですよ」と教えることも、我々大人の責任であると思っています。

はい，私が医者です（笑）．

心療内科って，どうして思ったのかな？仕事の内容も分からないのに，いきなり「心療内科」って，天から看板が降ってきたりしませんよね．その辺の動機をしっかり聞かせて下さい．ちなみに心療内科の定義は，精神疾患の症状が身体症状として現れる患者さんを対象にする治療分野（狭義）ですが，最近では「名前を変えた精神科」みたいに捉えられている事が多いようです．実際，「鬱だな～，心療内科に行くわ」（←おいおい，精神科の間違いじゃないのかい？）という話は良く聞きます．

ちなみに資格の問題についてですが・・・

医師免許のコピーは何枚か用意してありますが，どんなものを想像します？運転免許みたいな形でもありませんし，クレジットカード機能もついていません．

実は丁度B4の大きさで，コンクールで入選したときにもらう賞状と同じような形式なんです．Googleの画像検索などで「医師免許」と入れて検索すると，実物が拝見できます．

心療内科医は医者ですので，大前提として日本の医師免許を持っている必要があります．医師免許を取れば，道義上の問題は別として，基本的に何科を標榜することも出来ます．ただし，

・麻酔科標榜医
・母体保護法指定医
・精神保健指定医

に関しては，自治体あるいは国から認定を受けないと標榜できません．ちなみに精神保健指定医は，心療内科にちょっと関連する資格かもしれません．

日本の医師免許を取得するためには，原則として日本の大学医学部あるいは防衛医大を卒業する必要があります．その上で，医師国家試験に合格しなければなりません．
海外の大学医学部を卒業した場合も，日本国の認めるカリキュラムを終えていれば，予備試験に合格することにより，医師国家試験の受験資格が得られます．

海外の医学部を卒業して医師をしている人，それはいます．以前いた医局の後輩にチェコの医学部を卒業して（英語で授業が受けられるのだとか），日本の医師免許を取って働いているものがいましたが，ちなみに日本の試験（予備試験・国家試験を含む）は確か3回落ちています．

最近は国内の医学部の難易度が高くなりすぎたため，入学条件の緩やかな東欧の医学部に進学する，ということを考える人がいるようで，これを斡旋するブローカー会社が存在します（医学部受験予備校や国家試験予備校が絡んでいるビジネスのようです）．私大医学部の授業料程度でEU諸国で通用する医師免許が取得でき，かつ予備試験を通って国家試験に合格すれば日本でも医者ができるよ！と宣伝しているのですが，実情はかなり厳しいようで，このコースをたどって日本の医者になるなら，（学力的・あるいは金銭的に）頑張って日本の医学部を卒業した方がナンボかラク，という状態のようです．

大変長くなりましたが，最後に．

一応私は医療分野のプロなのですが，あなたの質問が大変「とんちんかん」に感じるんです．そういう質問が悪いと言っているのではありません．世の中，心療内科医は医者じゃない，という認識があるからなのでしょうか，あるいはこのサイトの「職業紹介」を見たら，「医師」とは別に「心療内科医」の紹介があったから，こういう質問をされたのでしょうか？

もしサイトの説明に誘導されてこの質問をされたのであれば，編集部は誤った情報を流さないように速やかに掲載内容の変更をすべきだと思います．

annindoufuさんへ

「医師免許」を見たことがありますか？
「教員免許」は？

教員免許には「教える教科」の名前が書いてありますが、医師免許には、「診る診療科」の名前は書いてないです。

医学部に進学してからの「診療科」の選択の仕方は、医師の方が詳しく説明して下さるでしょうから省きますが、「診療科」は、基本的には、「医学生が自分で選ぶ」のです。

つまり、医学部を出ていれば「何科のお医者さんにもなれる」わけです。数も「一科」だけである必要はない…私の近所にお一人でたくさんの（6つ？）診療科を標榜していらっしゃるクリニックがあります！

ここのところを、「診療科は大学の学科のように入学段階で振り分けられる」と誤解している中学生は、結構多いです。

なお、「医師」は、「医師法」という法律に定められた「国家資格」です。
EUの国々どうしでは、他の国の医師免許も有効ですが、日本で医師をするためには、何科の医師であっても、医師国家試験に合格することが必要です。

医師法には下記のように定められていますね。

第11条　医師国家試験は、左の各号の一に該当する者でなければ、これを受けることができない。
1．学校教育法（昭和22年法律第26号）に基づく大学（以下単に「大学」という。）において、医学の正規の課程を修めて卒業した者
2．医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経たもの
3．外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者で、厚生労働大臣が前2号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、且つ、適当と認定したもの

実際に外国の学校を出て、日本の医師免許取得に至った方がどのくらいいるのかは、把握していません。