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回答・コメントする(No.8833)

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もっと教えて!フォーラム 質問 日本の教育改革をしたいと思っています。

[Q] 日本の教育改革をしたいと思っています。
そのために、どの職業、どの立場で変えていけばいいのか悩んでいます。もし何か参考になることがあれば教えていただけるとありがたいです。

2010/07/31 16:32  benkeiさん[塾講師]
[A.8]

tanemaru61さん

大丈夫ですよ。すでにtanemaru61さんは、前に進み始めていますから。焦らず取り組むことお勧めします。それに、時間が解決してくれることも結構ありますからね。何も行動を起こさなくても、時間を費やすことで見えてきたりとか。

人生というのは、近道ってないんですよね。自分が歩んできた道を後から振り返った時に初めて、遠回りしてしまったことに気付いたり、もっと近道できたと後悔するんですよね。
始めから道が開けていれば近道がすぐ見つかりますが、自分の進むべき道は、始めから拓けているわけではなく、何も無い原野をさまよいながら歩いているような感じです。近道どころか、知らないうちに元の場所に戻ってしまうこともありますよね。

それから、私は体験というものが大切だと感じています。あの体験をしなかったら、今の考え方には辿り着けていなかったなぁ、ということがたくさんあります。
私の場合は、40歳の年齢で教師になろうとしていますが、17年の社会人経験があったからこそ、教師になろうという思いに辿り着いたわけですね。数年前までは大学卒業後、すぐに教師になればよかったと悔いていましたが、それは無理な注文だったということが最近わかりました。

何か行動を起こしてみないと辿り着かない思いや考えがあるということを、ぜひ理解して欲しいと思います。

最後に、「改革」という言葉をあまり意識しなくていいと思いますよ。tanemaru61さんが考えるあるべき姿やこうあって欲しいという姿を見つけられればいいと思います。それを見つけられれば、何を変えなければならないかが見えてくると思います。

社会は時代と共に変わっていくものです。ですから、tanemaru61さんも必ず何かを変えることができると思います。まずはtanemaru61さん自身を変えてみましょう。例えば、周囲のゴミ拾いを意識的に行い、それを友達にも広めることで、美しい街づくりの第一歩がスタートしますね。友達のと友達にも広まれば、もっと街がキレイになります。ちょっとした変化が、大きな変化を生む可能性があるということです。

あまり構えず、今できることから始めてみましょ。頑張ってください。


[A.7]

みなさんご回答ほんとうにありがとうございます。
改めて自分の無力さ、無知さを実感しました。
大学ではとことん悩み、苦しみながら問題と向き合って
いきたいと思います。
具体的な一歩がどうしても踏み出せずにいます。
しかし、何かしなければ変わらないということも事実です。
何かを考える前に、行動したいです。
もっと教育について知りたいです。
人間発達なども知りたいです。アプローチの方法を
たくさん知りたいです。「改革」というものが社会にとって
どういうものなのかを体感したいです。もっと教養を
身につけたいです。もっともっと大人になりたいです。

みなさんのご回答は本当に私にとって
大切なメッセージとなりました。
初心を忘れず、日々成長していきたいです。
本当にありがとうございます。


[A.6]

「社会の仕組みを変える」といことは、大変なことです。
資本主義の世の中に、社会主義が登場した場面を考えてみてください。

マルクスやレーニンが、いかに「社会の矛盾」を鋭く突いたか…それすら、現代では思想の価値を疑問視する考え方もありますが…

tanemaru61さんが「間違っている」と思うだけでは、社会は変わりませんよ。あなたが「変わり者」と思われるのが関の山です。自分の考えを「科学的に証明する。そしてねそれが、受け入れられる。」という手続きが必要です。


2010/07/30 02:03  benkeiさん[塾講師]
[A.5]

はじめまして。
教育改革をしたい、という意気込みは素晴らしいですね。ぜひ、その気持ちを大切にして実現に向けて頑張ってください。

実現に向けての参考になればと思い、アドバイスさせていただきますね。
教育改革とひと言で言っても、その内容は多岐に渡ると思います。ですから、具体的に何を変えたいのか、何が問題なのかということが明確でないと実行することが難しいように感じます。

例えば、現在の文部科学行政に対して批判的な考えがあるのであれば、現在の日本の行政システムの妥当性が課題となると思いますので、法律改正を含めた大きな枠組みでの取り組みが必要になると思います。ですから、立法府の立場でご活躍されるべきかと思います。
また、学校で日々行われている教育活動について批判的な考えがあるのであれば、地域の立場、保護者の立場、自治体の職員の立場など、いろいろな立場から影響力が持てると思います。

先に述べたように教育改革とひと言で言っても多岐に渡りますので、その詳細をこの場で説明することは難しいと思いますし、この場ですべて理解・把握できるものでもないと思います。
ですから、このことを踏まえてひとつだけ私がアドバイスしたいことを述べます。

tanemaru61さんのように教育改革をしたいと思っている人は、他にもたくさんいます。実際に改革に取り組んでいる人たちもいます。しかし、なかなか日本の教育が良いものになっていない現状もあります。まず、tanemaru61さんがこの現状を詳細に理解し、この現状を踏まえた上で考えてみることが大切なような気がします。
例えば、大学や大学院では教育制度を専門に研究している教授の先生がいますから、その先生に師事して研究をされた上で、具体的な改革に取り掛かるのもいいと思います。
今は、インターネットがあるので、どの大学にどのような先生がいて、どのような研究をされているかが簡単に検索ができます。
参考になりそうなページを案内しておきますね。
http://benesse.jp/berd/berd2010/intellect/
http://allabout.co.jp/study/adultedu/closeup/CU20090515A/

以上、長くなりましたので、今日はこの辺にしておきます。
何かの参考になれば幸いです。頑張ってくださいね。


[A.4]

tanemaru61さん、はじめまして。
キンゾウと申します。

さて、tanemaru61さん。
あなたは、日本の教育改革をしたいと漠然とおっしゃっていますが、具体的に何をどうしたいのですか?
今の日本の教育ではダメだ!と否定的な考えを主張するだけでは何も変わりません。
大事なのは、不満の要因となる事柄と、それを改善する具体的な提案。
まずは、そこのところを冷静に分析すべきです。

そして、その後はそれを実行すること。
しかし、もしそれが実行できたとしても、必ずしも正しい教育改革であるとは言えません。
試行錯誤を繰り返し、みんなに受け入れられ定着すれば改革になるのだと思います。

しかし、これには相当の時間がかかります。
そんなことより、日本の教育改革などというような大袈裟なものではなく、もっと身近なことからやってみてください。

教育は、学校などの教育現場だけで出来ることではありません。
ここのところを勘違いしないでもらいたいです。
家庭と社会における教育が基本です。
その上に、学校での教育がサポートをして一人の人間が成長していくのです。
あらゆる要素が影響するのです。

まずは、「ご自分の家庭でご自分の子供を教育する。その子供が満足するような教育をしてみる。」というのはどうでしょうか。
なかなか難しいんですよ、自分の子供でも。

日本の教育改革などというより、もっと足元をしっかり固めてみたほうがよいのではないでしょうか。

参考にしてみてください。
少々厳しい内容になってしまい、気分を害されたらごめんなさいね。
でも、私も真剣に教育について考えている一人なので、このような内容になりました。
その点をご理解ください。


[A.3]

tanemaru61さん へ

まず、「教育」に関心を持っていただいていることに感謝します。

「政策」を実行していくためには、「予算」が必要です。
先日、「既存予算の一律10%削減」が発表されました。
特定の「事業」を持っていない文部行政は、「大ピンチ」です。
「教育改革」をお望みなら、まず「教育予算をこれ以上減らさないで」ということを
声を大にして叫んで下さい。(笑い事ではありません…)

それで、「教育改革」でどんなこと「改革」するのをお望みですか?

「教育制度」を変えるのなら、法律を変えないといけませんので、国会議員か、法律を立案することの出来る「文部官僚」(その中でも、最終的に裁可する立場の「キャリア組」)になるしかありません。

「教育の内容や方法を変える」(これは、本当は、「教育革新」といいます)のなら、
学校現場でも、家庭でも、一市民としてもできると思います。
例えば、私のような一般の教員でも、教科書の記述の変更には、いくつか関わっていますので…


[A.2]

こんにちは。あなたは大学生なので、少しだけ厳し目のコメントを寄せます。
ある人生の目的があって、それをどのようにすれば実現できるかを考えることは、とても重要なことです。それがまさに仕事探しなのですから、既に大学生であるあなたは存分に悩むべきだと私は思います。
「日本の教育を改革したい!」と言ったり考えたりするだけなら、誰だって(私にだって)簡単にできてしまいます。ただし、それを具体化して実現するのは極めて難しい。教育現場・行政や立法・研究・報道など、さまざまな立場からアプローチできますが、どれ一つとっても万能ではありません。あなたの望みの全てを満足できる職場は、おそらくどこにもないはずです。その中から、あなたの適性と好みにあった職場をどう探すかが、あなたの希望を叶える最初の関門です。
それぐらいは自分の力でどうにかしよう、というぐらいでないと、教育という大きな課題に取り組むことはとても難しい。今のあなたは、まず自分で何をすべきか考えることから始めてほしいと思います。


[A.1]

悩むようなことはありません.

あなたが多少なりとも新聞を読んだりしているのなら,この手のことをするには行政・立法に関わるのが一番の近道だ,ということは分かるのではないでしょうか.