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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.8839)

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もっと教えて!フォーラム 質問 先生という道は厳しいですか?

[Q] こんにちは!
最近、将来のことについて考えています。

私は、子供が好きなので、子供と関わることのできる仕事がしたいと思っています。

そこで真っ先に思い浮かんだのが、小学校の先生という職業です。何かを教えることも大好きなのでむいているかな…と思いました。

でも、今は少子化でなかなか免許は取れても、就職できないと聞きます。これって本当なんでしょうか?先生になりたくてもなれない人ってどれくらいいるんですか?

正直、なることがかなり難しいのなら、
他の仕事も考えています・・・。

回答お願いします!!

2010/07/31 12:00  upaさん[小学校教師]
[A.10]

いちごさんこんばんは。

たくさんの回答がでて、
拝見することで私もなるほどなあと勉強させてもらいました。

とりわけbenkeiさんがおっしゃっている、
厳しくない道などない
という意見に大賛成です。

私は寄り道をした末現在にいたりますが、
就職試験を業界ではなくひとつの企業で考えると
各都道府県の小学校教員採用数など広き門です。

教員採用試験はだめなら講師をしながら来年受けるというのが常道ですが、
競争率の高い優良企業ならば翌年などない一発勝負です。
その年によって採用がない時もありますし、
(特に女性の総合職など)一人・実質なしなんてざらです。
つまり「これだ!」という企業に出会っても
実際は最初から無理なのです。

会社に属さない自営業、
フリーランス、
こちらのサイトには多岐にわたるお仕事が紹介されていますが、
どの道も楽であるという保証などないですよね。

中学生であるいちごさんは
みんなが同じレールを一緒に歩いているが
成績順にランクが分けられていると感じることが多いと思いますが、
お仕事やそのあとの世界にはもっともっといろいろなゴールが待っています。

たまたま多くの人が目指す道を歩んでいくとしても、
その先の道はどんどん分かれて
最後は自分自身とむきあって本当に自分がしたいこと、
自分の人生を実現させる道を選んでいくように思います。
そこに至っては何度もそれまで自分がどんな生き方をしてきたか
何をどれだけやってきたのか私も苦しいくらいに問いかけました。

しかし私がそこで一番大切だと思うことは
「自分の好きなこと」がわかってることだと思います

小学校教師という職業にピンと来た
その経験は理屈でなく
きっとあなたの運命の一つだと思うのです。

仮にゴールが違ったとしても
今は確かな自分の気持ちを大切に
教員への道をつきすすんでほしいと願ってやみません。

あなたがどのような能力をお持ちの方か、
これからどのような状況に身を置かれることになるのかわかりませんので
道が厳しいかどうかはだれにも言えないこと、
本当はあなたも知っていたのでは。

それでもあなたはきっと「大丈夫!」と
背中を押してほしいんじゃないかなと思いました。

「大丈夫!信じた道をつきすすんでください!」
豊かな人生をお祈りしています。


[A.9]

市職業…変換ミスです。ごめんなさい。


[A.8]

いちごさんへ

どの仕事に就くかを考える場合、一番大事にしなければいけないことは、「難易度」ではないということは、みなさんの回答でわかっていただけましたね。

>子どもに限らず人と接する職業に就きたい。
>何か人の助けになりたい。

と書いていらっしゃいますね。良いことに気づいかれたのですが、その2つのことを
とおして、賃金を得て生計を立てることを「仕事」というのです。
つまり、「そういう仕事はたくさんある」のではなく、すべての仕事が人と接する中で人助けになっているのです。

「接し方」「助け方」が、仕事によって違うだけです。
人と接しない仕事はない…
人を助けない仕事はない…
です。

人を助ける仕事の筆頭に「教員」を考えていただいて、本当にありがたく思います。
これからも、自分の考えを限定してしまうのではなく、ものごとを大きくとらえて、市職業について、さらにいろいろ考えていって下さい。


[A.7]

度々 すみません。

私自身のなかでは、
やっぱり子どもと接する仕事、子どもに限らず人と接する職業に就きたい!!
そう思っています。

また、何か人の助けになりたいです。


そのような仕事はいろいろあると思うので探していきたいです。

かなり漠然としていますが、私なりに考えているので、また質問するときには
よろしくお願いします!!


[A.6]

回答ありがとうございます。

確かに、倍率が高いからといってあきらめてしまうのは
「それだけの気持ちだ」という事になりますよね…。

私は今、たくさんの仕事を調べている最中なので
ほかの職業を調べつつ、小学校教師という仕事についてもっと考えていこうと思います


2010/07/30 07:58  tech-mjさん[高校教師]
[A.5]

いちごさんへ
小学校の先生を将来の仕事に選んでみえることを嬉しく思います。
どんな仕事でも厳しいけれど、自分に”使命感”や”喜び”が見いだせる
仕事につけたら幸せです。ちなみに三重県の平成23年度の小学校教諭
は募集見込数210人申込者958人受験者数882人です。毎年何回も
チャレンジしている方も沢山いますし、各都道府県によって受験年齢が違
いますので、講師として頑張っている先生もみえます。難しい採用試験に
晴れて合格されて土日も休みなく、また夜遅くまで生徒や保護者の方々と
かかわって頑張っている先生たちもみえますし、定時に仕事をすまされる
先生もみえます。かかわる子どもさんや保護者の方々はみんな違います。
その出会いが”楽しく思える”ようになると”厳しい道”を超える嬉しさ
も増すと思いますよ。でも子どもにかかわる仕事は、他にももっと沢山ある
と思いますし、どんな仕事も”厳しいこと”は必ずあると思います。


2010/07/30 01:15  benkeiさん[塾講師]
[A.4]

いちごさん、初めまして。

中学生の段階から、将来のことを考えるということは素晴らしいことです。今はハッキリとした考えが定まらないとしても、常に将来のことを意識していると徐々に考えが固まってくると思います。ぜひ継続して考えるようにしてみてください。

先生になるには厳しいかどうかについては、別の人からもアドバイスがあるので、私からは別の視点でアドバイスさせていただきます。

仕事を選択する上で大切なことは、自分のやりたいことが何かを明確にして、そのやりたいことを仕事にすることです。競争が激しいからという理由で、安易に競争の無い職業を選ぶことは、避けた方がいいと思います。
仕事は、継続することが大切ですから、継続するためには自分が好きだと感じることでないと長続きしません。ですから、自分が何がしたいのかを、常に意識しながら生活することをお勧めします。

競争率についてお話しすると、先生になるための競争率は高いです。しかし、先生以外の職業が競争率が低いわけでもありません。
近い将来の日本の状況をみれば、人口の減少が始まりますので、人口の減少が起こるとお金を使う人が減るわけですから、経済の規模が縮小します。経済の規模が縮小するということは、倒産する企業も増えることが予想されます。つまり、景気が悪くなるということです。景気が悪くなれば、採用人数も減ってくるので、最近問題になっているように、大学を卒業しても就職ができないという状況になります。

ここで大切なことは、この状況を悲しむことではなく、景気が悪くても採用人数がゼロになるわけではありませんので、いちごさんが採用されるために魅力的な人間になることが重要です。

では、どのような人が魅力的かいうと、いろいろたくさんありますからこの場で説明することは難しいですね。もし、このお話に興味があるようでしたら、別に質問してみるといいと思います。色々な人からアドバイスがあると思います。

魅力的な人間になるためのひとつの能力として例を挙げてみますね。
先生になるにしても別の職業を選ぶにしても、必ず人と接することが多くなります。また、面接試験などもありますので、相手の話していることを聞き取る力や自分の言いたいことを相手に的確に伝える力など、コミュニケーション能力を高めることが必ず重要になってきます。
さらに、学校では自分が好きな友達とだけ交流していれば、それで済みますが、仕事となると、自分が苦手とするタイプの人間とも交流を持っていかなければなりません。ですから、あまり苦手なタイプの人間をつくらないように上手に友達になる能力も身につけておいた方がいいと思います。

ちょっと長くなりすぎたので、今日はこの辺にしておきます。
参考になるかどうかはわかりませんが、将来のことを考えることは大切ですので、継続して考えてみてください。では、頑張ってくださいね。


2010/07/30 00:02  ms06fzsさん[高校教師]
[A.3]

いちごさん、はじめまして。
高校で教員をやっているMS06FZSといいます。
将来を真剣に考えている貴女に敬意を表し、希望される進路の実現を願ってやみません。

さて教員を含め子どもさんと関わるお仕事に興味をもたれているとのこと、今の時代なかなか厳しい目にさらされる職業にもかかわらず、ご立派です。がんばってください。
小学校教員であれば、まず教員養成の大学に行くのが最も近道ですね。中学校や高校の教員の免許は一般の大学でも取得できますが、小学校教員の免許は専門大学でないと取得しずらいです。
教員養成系の大学であれば、教員採用試験に関する情報も集まりやすく、今の時代であれば対策も実施してくれていると思います。そして合格までの道のりは今までの二人の先生がお話してくれた通りです。倍率が高かろうが低かろうが、合格する人は必ずおります。まずはペーパーテストの得点がものをいいますので、ひたすら受験勉強しかありません。私自身の経験からいえば、ペーパーテストは単なるスキル(技術)の問題ですので、適性はあまり関係ないと思います。いかに問題を数多く解いたか、それが点数に結び付くように思えます。

問題は合格後です。無論のこと教員は採用されることが目的ではなく、採用後からがスタートです。今の「子どもが好き」そして「教えることが大好き」という、純粋な気持ちを持ち続けられれば問題ありません。そこは保証します。
そんな気持ちを持ち続けるためには、これから採用試験を受けるまでの期間、広い視野をもって柔軟な心を維持することが大事だと思います。試験に合格することにとらわれず、本当に自分は人を相手とする仕事に向いているのか、そこをじっくり考えて過ごしてみてください。
この道を志望されるならば、採用試験の倍率ではなく自己の適性が大事だと思います。

貴女が進路希望を実現されることをお祈りしています。


[A.2]

いちごさん、はじめまして。
キンゾウと申します。

結論から言いますと、考え方次第としか言いようがありません。
厳しいと言えば厳しいです。
しかし、考え方次第ではそうでもないとも言えます。

いちごさんのおっしゃる「厳しい」とは、採用についてですよね。
それは、ハッキリいって厳しいと言うしかありません。
倍率は高いです。
私は高校の教師ですが、私が採用された当時で、受験者60人強で合格者4名でしたからおよそ15倍といったところです。

採用試験を突破するのは容易なことではありませんが、それよりも教壇に立ったときのご自分の姿を想像してみてください。
子供たちと泣いたり笑ったりトラぶったり...色々なことが起こります。
しかも、毎日です。
毎日が変化の連続です。
子供たちの成長の変化が、自分の目の前で起こり、その人生に影響を与えることが出来る。
それこそが、教員のやりがいだと私は思っています。
そのような魅力的な職業に就くことができるのは、やはり高く厚い壁を乗り越えた人だけなのです。

どうぞ、目先の事だけでなく、将来のご自分の生き方を考えてください。
おのずと答えが出てくるはずです。

教職はとてもやりがいのある魅力的な仕事です。
参考にしてみてください。


[A.1]

いちごさんへ

まず、教職に興味を持っていただいていることに感謝します。

「子どもが好き」は、大事な資質ですが、でも、たいていの大人は「子ども好き」なのではないですか?
だから、「子ども好き」ということは、「普通」なのであって、教職を目指す上で「大きなメリット」にはならないと思います。

あなたが書いていらっしゃるとおり、「教職免許を取る」ということと「教員に採用される」と言うことの間には、数字的にものすごく大きな開きがあります。
ということは…教員採用試験の倍率は、とても高いです。小学校教員は、中・高に比べれば低いですが。

私の市は、政令指定都市で毎年たくさん採用があり、全国最低の倍率なのですが、それでも3倍くらいにはなります。東北地方なら、2、30倍は普通です。

この傾向は、今後も続くでしょう。
少子化もあるし、教育予算も「減らす」という風に政府が発表しましたから…ちなみに、「予算を減らす」ということは「学校や教員は増やさない」ということを意味します。

だから、どこの県を受験するかによっても、条件はかなり違います。
大学も、たくさん採用試験合格者を出している大学と、免許は取れるけれど、教員にはあまりならない大学があります。それは、もう少し先に行ったら調べたらいいと思います。

「倍率が高いのなら、ほかの仕事を目指す」ぐらいに考えているのなら、そうして下さい。
「倍率が高くても、教員になるのが難しくても、頑張って何とか目指す」という人を教育現場では求めているのですから…