こんにちは。きりちゃんさん。

ソフトウェア開発の会社で、採用・新人教育・その他人材育成に関わる仕事をしています。入社後6年はシステムエンジニアをしていました。

パソコン関係の仕事って、何を指していますか？
・半導体の設計・開発などの技術者？
・ソフトウェア開発？
・オペレーター？
・パソコン販売？修理？

私は、ソフトウェア開発のことを説明しますね。
ずばり、種類ではなく、会社の規模と立場ですね。

立場は、上になる＝管理者になると給与は上がります。他の方のおっしゃるとおりです。

会社規模でいえば、大きい順に給料がいいという訳ではありませんので、ご注意を。
(1)メーカー系企業
(2)そのグループ会社
(3)独立系ソフト会社
(4)技術特化のベンチャー企業
(5)企業のシステム部門
この中では、(1)と(4)がいいかもしれません。
しかし(4)はその企業の成長期の見極めが難しいのと、特化できる技術力を持っていることが重要ですね。
(3)の独立系ソフト会社は、残業代がカットされたり、(1)(2)の会社に派遣で常駐していることも多く、派遣という点で不安材料がありますね。
案外(5)は、給与は、いいかもしれませんね。最近は(1)に吸収された会社もあります。
企業の話になると、ちょっとシビアですね。
参考になるでしょうか？

パソコン関係の仕事で給料がいいのは、パソコンを「さわらない」仕事です。

例えば、
　パソコン関係の会社の社長
　パソコン関係の会社のオーナー

でもこれでは答えになりませんね。夢も希望もないと感じるかもしれません。

パソコン関係の仕事には、パソコンを作る仕事や、パソコンを売る仕事、パソコンを修理する仕事とか、パソコンを捨てる仕事もあります。
それぞれの「パソコン関係の仕事」で給料の高い人も低い人もいます。
年齢に関係なく。
なので、「給料がいいのは何」かは「全部」でもあり、「何もない」でもあります。

中学生のきりちゃんに気づいて欲しいのは、
給料がいいとはじめから分かっている仕事は、競争が激しいということ。
競争が激しいということは、ほとんどの人が競争に負けていい給料をもらえないということです。

で、最初のわけの分からない答えにもう一度はなしを戻すと、
パソコン関係の仕事で給料が高いのは、大勢にパソコン関係の仕事をさせる人、つまり会社の社長とかオーナーになっている人。そして、その途中にいる人だと思います。
でも、私はそういう人ではないので100％信じてはいけません。
そう思っているオトナの意見です。

「給料がいい」と言うのは
a.その仕事の1位級になったときの給料が最も多い
のか
b.その仕事の平均の給料が最も多い
のかで変ります。

[a]の質問ならば
どんな種類にせよ（デザイン、プログラム、企画、製造）「経営者、社長」を目指すことです。
自分で起業できなくても、その地位を目指せるチームに入ることです。
##失敗すれば0の可能性もあります。

[b]の質問ならば
パソコンメーカーへの就職がそれにあたると思います。
必ずしもパソコンが触れる業務かどうかは分りません。
その次は「技術系」と思います。
プログラマーでもwebデザイナーでも人手が足りない状況です。
（10年後のことを考えるとその時代その時代の流行を勉強しないといけないですが）

で、
きりちゃんさんの近々の対策としては
・パソコンの「どういうところ」が好きなのか
・本当に給料がいいところがいいのか
を時間をかけてさぐるといいと思います。

例えばですが、パソコンの中の表計算が好き！ってなると
お金を管理する「経理」がすごく向いているかもしれないし、
実はゲームを作るの好きで
ゲームメーカーが向いているのかも知れないし。

18才なのか22才なのかの時に
ある程度「給料のいい、わるい」で考えることになると思いますが
その前に「本当に好きなところ」を見つけておいたら役立つと思います。