私は、父親が税理士で、いつの間にか同じ仕事を目指して、公認会計士・税理士になりました。「親の七光り」っていう言葉がありますが、私は自分がそうだから、けっこう肯定的に受け止めています。大学で会計学の卒業論文を書いているとき、家の書棚に自分が生まれる前の会計の本があり（父の恩師の本）、これを見てみたら、自分の論文のテーマについて鋭い記述があり、引用することができたりしました。
　また、税務や会計にしろ、医療にしろ、経験が大事です。昔、肝膿瘍という珍しい病気になった時、近所の親子でやっている内科医院で息子さんに診てもらっていたんですが、病名が分からず数週間。しかし、きっと親子の会話で「こんな患者がいるんだ」という話でもあったのでしょう、ある日「おなかを超音波で見てみましょう」と言われて、お願いしたら、見事に膿の塊が発見。あとで聞いたら、お父さんの方が医学生だった頃、南洋から帰ってきた兵隊さんで同じ病気を見たことがあったのだそうです。
　テレビ関係ということなら、「テレビに出演する医者」だっていいじゃないですか。お医者さんになったら、メディアの人と関わる機会を持って、一般人向けのやさしい医学解説などを執筆しているうちにテレビ出演や医療ドラマの監修の仕事が来るかもしれません。海堂尊さんのように医療小説を書いて、ドラマ化、映画化されるお医者さんもいますし。

その答えは「自分のことは自分で決める」
回答者の誰一人、”こっち”と言える人はいないと思います。
でも、客観的に観ると進む方向は見えていると思います。

あとは、テレビ関係の仕事に関心を持った理由、好きになった理由を
もっと掘り下げることが大事だと思います。
具体的にどんなテレビ関係の職種に興味があるのか考えてみてはどうでしょう。
そして、改めて仕事の具体的な内容をこのサイトに質問してみれば、
現職のテレビ関係者の方たちから回答があると思います。
それらを判断材料として活用してください。

これから先も常に”選択”を迫られます。右か左か。
大事なことは、自ら選択したことを”後悔しないことです。
あの時は、考え抜いた結果、これが最良の選択だったと思える人生
を送ることが大切です。そして自ら選んだ道を突き進むのです。
大事なことは、責任感と忍耐力です。
行動してください。行動の中から沢山の発見があります。

最後に、
出来るだけ他者に頼らない生き方をすることが大事です。
依頼心の強い人は自信を持つことは出来ないと考えています。
つまりそれは、失敗したり挫折する経験をしないからです。
自身が深く傷つく前に、必ず誰かの助けを借りてしまうからです。

人に頼らず、自分自身で意思決定し行動する経験が、人間の精神を
成熟させ、なんでも主体的に、自主的にしようとする”自立心”を芽生えさせ、
伸ばすのです。

将来が楽しみですね。がんばってください。