HOME > もっと教えて!フォーラム > 自分の感性を追求「ゲーム・アート・デザイン」の仕事 > 回答・コメントする(No.8880)
もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.8880)
-
いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
-
回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
声を安定させたい。(声優志望)
[Q] はじめまして、りほといいます。今、私は中学2年です。
最近、ある声優さんに憧れ、
自分も声優になりたいと思うようになりました。
私は声を変えてアニメキャラなどの声を真似する事で、
声の幅を広げていく、という事をしているのですが、
その変えている声が不安定?です。
昨日はできた、今日は少し出しにくい、など、
風邪などの体調も関係しているとは思うのですが、
体調の変化は無くても不安定なことがあります。
声を安定?させる為のアドバイスや、
声域を広げるためのこういう練習法がある、など
簡単なことでもいいので回答して下さると嬉しいです。
はんがんさんの仰るとおりです.中学2年生(まだ変声期)から色々な技巧を身につけようとしない方がいいです.特に,ノドを絞って出すような声(子供の声など)を出し続けると,声帯ポリープ(謡人結節)ができやすくなります.命に関わる病気ではありませんが,声の質が変わってしまう可能性があります.大切になさって下さい.
不安定な声は,そのままあなたの声の成熟度を表しています.現時点ではそれをありのままに受け入れ,その上でしかるべきトレーニングを受けた方がよろしいかと存じます.
私はかつて合唱団に所属していましたが,ボイストレーニングで再三言われたのは,「発声はノドでするものではなく,体全体でするものだ」ということ.声というのは固有をすることにより出るものですから,ピッチや音色が安定した声を出すためには,安定した呼吸が出来るようになるのが一番です.リコーダーなどを吹くとき,息遣いが不安定だと,鳴る音も不安定になりますよね.アレと同じ理屈です.また,正しい呼吸法を身につけると,高い音が出せるようになります.要は,「腹式呼吸」の練習です.劇団や合唱団,吹奏楽部などでうるさく指導されるのではないかと思います.
あと,発声法からは外れますが,今からでも出来る練習としては,小説や戯曲でも何でもいいですから,とにかく文章の朗読をすることです.声色は気にせず,正しい発音で,ひとが聞いてもわかりやすいような朗読が出来ることが目標です.テレビ番組のナレーションや,ラジオ番組・・・例えばNHKの高等学校講座の国語の授業に出てくるような朗読を想像して頂けると良いと思います.この際,自分の声を録音して聴き直してみるのは,大変有効な練習法です.自分で喋っているときには気付かないのに,後で聴き直すと微妙な訛りや母音の発音の不明瞭さ,おかしな抑揚に気付くことがあります.漢字の読み間違いなどにも出くわすことでしょう.できれば他人の意見も交えて自分の長所や欠点を分析してみましょう.
以上,参考になるかどうかは分かりませんが,練習頑張って下さい.

こんにちは。門外漢ではありますが、分かる範囲でコメントしますので、よかったら参考にしてください。
1.あなたは練習するにあたって、何か参考にしているものはありますか? もしインターネット上に転がっている情報や、あなたが自分で考えた方法で練習しているのなら、すぐにやめることをお勧めします。
中学生から高校生にかけては女性でも変声期にあたりますから、この時期に無理をしたり誤った練習を続けたりすると、声優はおろか、せっかくのあなたの声が台無しになってしまう危険があります。一度つぶした声は、決して元には戻りません。
2.まず、普段のあなたの声と、自分で一番きれいに響いていると思う声を、それぞれ録音しておいてください。
そのうえで、あなたの身近なところにある、「声をきれいに出す練習ができる団体」に参加してみてください。学校のクラブ活動(演劇部や合唱部など)や、市民劇団などがあればいいですね。もし適当な団体がなければ、「歌を上手に歌いたい」と言って音楽の先生に相談してみるのもいいでしょう。とにかく、そうした場所できちんと発声の基礎と練習方法を学んでください。図書館の演劇コーナーなどを探すと適当な専門書がありますので、それを参考にするといいですが、ここでも独学はやめましょう。
半年後にもういちど先に触れた録音をして、最初の録音と聴き比べてください。おそらく、かなり声が違って聞こえるはずです。自分の声のどこが良くて、どこをもう少し伸ばしたいのかを、よく感じてください。
「声の幅を広げる」なんてまだまだずーーーっと先の話です。今のあなたの基本となる声をきれいにすること。まずはこれを目指してください。