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回答・コメントする(No.8950)
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コンピューター関連の仕事
[Q] コンピューター関係の仕事でゲームクリエイター・システムエンジニア・プログラマーに興味があるんですがこれらの仕事って数学や英語が苦手な自分には向いてないですか?
こんにちは。ごんさん。
ソフトウェア開発の会社で、採用・新人教育・その他人材育成の仕事に携わっています。入社後6年はシステムエンジニアを経験しました。
さて、ご質問の「数学や英語が苦手な自分には向いてないか」について、結論から言いますと、「苦手だから向かない」とは言えません。どうぞ、ご安心ください。
まず「数学」ですが、数学が得意でもプログラミングのできない人がいます。偏差値の高い大学を卒業してもプログラミングのできない人がいますから、数学では無いのです。大切なのは「論理的な思考」です。そしてこれは、ある程度は、どんな社会人にも必要とされるスキルです。訓練次第で、どうにかなります。とことん訓練すれば大丈夫です。
次に「英語」ですが、苦手でも結構です。でも、生きた英語を使いますので覚悟してください。仕事内容により、読み書きは日常茶飯事のことも多いです。最新情報はインターネット上にありますので、仕事中にも短時間で確実な情報収集が必要です。だから、翻訳ソフトを使っていいのです。多くの場合、必要な最新情報は英語で表記されているので、使う覚悟は持っていてほしいだけです。でも、仕事によっては、まったく「英語」を使わない部署もありますから、今から悩む必要は無いのでは?
補足ですが、システムエンジニアのことにも触れておきますね。私は採用時の面接で、プログラミング未経験者にお勧めしているのが、次のことです。
「IT業界の資格試験に情報処理技術者試験というのがあります。これの「基本情報」区分の参考書か問題集を購入し、入社までに2回以上読んでください。まず、目次から見て、興味の持てそうな分野あれば、そこから取り掛かってください。」というものです。基本情報技術者試験の学習分野の中から、実際の仕事では3~5分野くらいの知識を集中的に使って仕事をしていると思います。
システムエンジニアはIT技術の「なんでも屋」です。データベースにやたら詳しい人。セキュリティやネットワークに詳しい人。システム開発の技法に詳しい人。というように、何かに特別に詳しい人も多いです。一方で、広範囲にモノ知りで、お客様の業務知識やビジネス知識に詳しくITもまあまあ詳しい人もいます。
システムエンジニアの仕事の種類が多すぎて、すべてを書けません。
会社によっては、5年くらいで、まったく別の仕事につき、新たな技術が必要になることもあります。
よくプログラマとシステムエンジニアを家の建築に携わる人で表現することがあります。
・家の設計をする人
・土台を組み、屋根を張り、実際に家を建てる人
・水道まわりの工事をする人
・電気系統の工事をする人
・これらを総合的に管理する人
設計が「システムエンジニア」で、家を建てる人が「プログラマ」と言われることが多いです。
しかし、実際に当社では、プログラマとシステムエンジニアの境が無いので、技術者は、これのうち、どれでも担当しますよ。
多少、強み・弱みを考慮してプロジェクトチームが組まれますので、さすがに全部作る器用な人は少ないと思います。
ここで、強み・弱みは、どう作られるかというとこそが、「数学や英語の得意/不得意」よりも重要です。
ずばり、興味の持ち方、好奇心、探究心です。
「コンピュータってどうやって動くのか?自分の作ったプログラムがどうやって動くのか?」このようなことに興味を持ち1つ1つを探究できる人が、向いていると思います。「電車のSuicaのカードにはどんな情報が入っていて、その情報によってどんなサービスを提供できるのか」など考えたくなる人が向いていると言えると思います。
私の主観ですけど。
毎日が、頭の体操です。何もないところからシステムを作り上げていくわけですからね。
自分のチームが作ったシステムが、実際に使われていると、ドキドキしますが、とても嬉しいものです。
是非、プログラミングを体験してみてください。
神様ではないけども、いい加減なオトナの意見としては、
数学や英語が苦手なキミに向いてない、ということは絶対ないヨ。
だって、ゲームクリエイターやシステムエンジニアやプログラマーのほとんどは数学や英語が苦手だもの。(得意なひとはいる)
そして
仕事が上手く行ってるときは「オレサマはこの仕事に向いている」と思い。
仕事が上手く行ってないときは「ボクはこの仕事向いてないカモ」と思う。
「向いてない」という自分自身に対する評価は、何かをやめるか、やらないときの言い訳に使うとてもナイスな言い方で、これから何かやるときにはいわないでしょう? だって、そう思ったらやらないはずだもの。
ごんさん
コンピュータ関連の仕事、やりたいのですよね?
やってみてくださいな。
『試してみることに失敗はない』っていうから(某書の受け売り)。
こんにちは、ごんさん。
私はゲームデザイナーという、ゲームクリエイターに属する仕事をしています。
ごんさんのご質問のうち、特に「ゲームクリエイター」についてお答えします。
まず、ゲームクリエイターとはゲームを作る仕事の総称で、
実際にはさまざまな仕事があります。
おおかまかに企画、プログラム、グラフィック、サウンドの
4つの仕事に分類されることが多いですが、
それぞれはさらに細かく分類されますし、これら以外の仕事もあります。
また、いくつかの仕事を兼業している人も少なくありません。
まずごんさんは、ゲームクリエイターの中でもどの仕事がしたいのか、
意識する必要があると思います。
ゲームクリエイターが数学や英語を使うかどうかは職種や作るゲームによります。
例えば、ほとんど選択肢のないノベルゲームのシナリオライターや、
3Dを使わずアナログな画材でイラストを描くキャラクターデザイナーは、
数学や英語が苦手でもそんなに問題はないでしょう。
逆に、3Dを使ったアクションゲームでは、数学や物理の知識は必須になります。
数あるゲームクリエイターの職種の中でも、
一番「コンピュータ関連」っぽい仕事は「ゲームプログラマー」になると思います。
おそらくごんさんがイメージしているのはこの職種なのではないでしょうか?
プログラマーは、ゲームクリエイターの中では特に数学や英語が必要となる職種です。
3Dを使った空間を扱うゲームでは、数学や物理の計算式が必要ですし、
プログラマーに必要な「ものごとを筋道を立てて考える力」は、
数学の勉強で身につくことが多いです。
また、プログラムのライブラリやツールの説明書は英語で書かれていることもあり、
英語を読む力が必要になることも多いでしょう。
おそらく、数学や英語ができないと、ゲームプログラマーをやっていく上で、
苦労することは多いと思います。
ただ、現在苦手だからといって、向いていないかどうかはわかりません。
必要にせまられると苦手なものもなんとかできることもあります。
数学や英語以外でも苦労することは山ほどありますので、
「苦労することのひとつ」として向きあう覚悟があれば乗り越えられると思います。
向いているかどうかは、実際にゲームをプログラミングしてみればわかります。
最初はおそらく大変でしょうが、そういった苦労より、
「ゲームを作るのはおもしろい」という気持ちが大きければ、
ゲームプログラマーの素質があると思います。
ごんさんは「ゲームが好き」で「パソコンが好き」みたいですが、
さらに「ゲームを作るのが好き」かどうか、実際にやって確かめてみてください。