HOME > もっと教えて!フォーラム > 大学・大学院選び > 回答・コメントする(No.9137)

もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.9137)

いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
 
  • 回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
    しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
    投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。
  •  
  • 白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
    このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。

もっと教えて!フォーラム 質問 物語を書く仕事に就くための進路について

[Q] こんにちは。
自分は現在高校1年生です。
少なくとももう文理は決めないといけないのですが、
正直、まだ迷っています。

タイトルには「物語」を書く仕事と書いてありますが、
正直、それも微妙です。
(書くのが嫌いなのではなく、自分に出来るか不安)

他の方の質問や、13歳のハローワーク本誌を見ても、
そういった仕事は文理関係ないと書いてありますし、
レイチェル・カーソンのような科学者が
本を書いていたりもします。
(もしかするとそういった方は特殊なのかもしれませんが)

しかし何処でも良いと言われると
(小学生の自由研究の如く)迷ってしまいます。

候補として上がっている職業としては、
文芸家、シナリオライター、
ゲームシナリオライター(プランナー)
です。
文芸家については「物語」と書いておきながら、
詩などにも興味があるので、
広い範囲の意味としてとらえてください。

上の職業に就くにはどういった大学がいいでしょう?
また上の職業以外に何か書く仕事はありますか?
(新聞は性に合わないようです。)
やはり文系の方が良いでしょうか?
できれば文系と理系でどう変わるのか
説明してもらえると助かります。

どれも「好きだから」だけで済むような職業では
ないと思いますので、状況によって
ある程度別の職業に就けるといいのです。
そんなこと言うとプロからは怒られますかね?

最後に2つ程
自分は はっきりいって勉強はからっきしなので
偏差値は頑張っても50付近で考慮してください。
私立、公立は問いません。

実は情報工学科にあこがれを抱いていたりするのですが
学力的に無理だと思っています。
それでも一応、情報工学科についても
教えてくださるとありがたいです。

長くてすみません。
上の文で分かりづらかったら補足します。
とにかく、ここで質問することが、
進路の第一歩と考えていますので。

[A.7]

Siraverさん こんにちは

お返事、ありがとうございます。


コメントを読んで思ったのですが
もしかして、学校で文系か理系に選ばなければならないから
今、急いで何かを探しているのでは?
そう受け取れたのですが、どうでしょう?

ちなみに、今、目の前の選択の中で
本当は選びたい勉強は『情報工学』にも読み取れます。
Siraverさんが通われている学校の仕組みが解りませんから
もしかしたら参考にもならないかもしれませんが
選べるのならば、思い切って情報工学科、希望してみてはどうでしょう?
確かに今は学力的には厳しいのかもしれませんが
高校生の脳みそは、まだまだ柔らかく柔軟性がありますから
これから、いくらでも挽回はできるものです。

他の方々のコメントにもありましたが
物語を書く仕事というのは
どんな仕事をしながらでも、書きたい気持ちがあれば
なんとかできてしまうものです。
現に、多忙きわめるドクターが執筆した本が
ベストセラーになっていたりしますよね。
恐らく、作品を通事て医療現場の何かを伝えたいものがあったから
ここまでこれたのだと私は思いますし
私も元々は取材して記事を書く仕事をしていますが
いつか、自分で小説のようなものも書いてみよう!
そう考えています。

高校1年生という年は
人生まだまだこれから先が長いのだから
自分の成績や自信の無さを考慮して進路を考えず
「やりたいから、やってみる!」で進むほうが
もし結果としてそぐわないことがあっても
精一杯やった事で次への切り替えはできるはずです。
逆にチャレンジせず、後になって「あのとき、やっておけば良かった」
そう思っても、その時代には戻れないですし
だから人は後悔ってものをするのです。

今は、後悔する選択ではなく
やりたい気持ちを大切にして
進路を選んでみてはどうでしょう?

Siraverさんの洞察力なら
情報工学科に進んでも、やっていけるんじゃないかな?


[A.6]

ときわさん、詳しい回答ありがとうございました。

長文は早いというのは、長文だと完成させる前にやめてしまう人が多いと聞いたので。
ちょっと書き方が悪かったですね。

>今、すごく興味のあることはありますか?
基本的におもしろいと思うことは何でもしますね。
すごく興味があるというのは、う~ん何でしょう?
パソコンやってる時は楽しいのでパソコンですかね。よく怒られますが。
パソコンで何やるかは、まぁフリーのゲームとかが多い気がしますが
高校に入ってからはあまりできませんね。

他に興味っていうか、妄想ですかね(笑)
初めはただの妄想だったんですが、その妄想に出てくるキャラとかに
愛着が出ると、やっぱり表現したくなります。表現力はあまりない気がしますが、
そこはたぶん、何とかなるのではと。

>これだけは他人に負けない!
誰でも出来る、でも誰もやらない。が、僕の信条だったりします。
勝つ自信がないので、自分にしかできないことはないと思います。
でも誰も思いつかないこと、思いついても実行しないことをやっていく自信はあります。
みんなが面倒くさがって聞いている、あるいは寝ている
薬物乱用防止教室をマジメに聞いてたり。聞くことは誰でもできますが、
してる人は少ないんですよね。
というか、薬物に関する知識は役に立ちますね。
ケシについては興味を持ったので、何らかの形で書いてみたいです。

問題なのは「浅く広く」。
皆がやらないことをやるのは得意でも、
誰もが当たり前に出来なければならないことが 大の苦手です。
「自分にしか出来ないことをやるより、今は誰もがすべきことをやれ」
って感じです。今も課題をしなくはならなかったり。

でも「勉強できなくても殺されることはあまりない」
とも言われたので、まぁ肩に力を入れずに頑張りたいです。
いろいろとありがとうございました。


2010/10/17 04:28  ときわさん[看護師]
[A.5]

こんにちは。
私はこのサイトでは資格として『看護師』で登録していますが、
実際にはドラマのシナリオライターをほんの少ししています。
その関係で、思ったことを書かせていただきますね。

シナリオを書くのに文系も理系もないです。
私は実は国語が大嫌いだったので、高校時代は理系の進学コースを進みました。
大学も理系を受験しました。
残念ながら大学には進まずに、看護の専門学校に行きましたが、
看護は理系と思いきや、高校時代は文系を選んだ子がたくさんいました。

つまり、よっぽどの物理学を研究しようとか、
医学部に進みたいとか言うのでなければ、文系・理系はあまり関係ないように思います。

文学部を出た人がみんな卒業後も文学を研究する仕事をしているわけではないですからね。

さて、シナリオライターの仕事ですが、シナリオは文章力もさることながら、
物語を緻密に立て込む力が必要です。
どちらかというと、『人々がうなるようなパズル』を作る仕事です。

サスペンスを例にすれば(私はサスペンスは書きませんが)、
トリックが分かったとき、このドラマは面白かった!
と、思わせるには、計算された伏線、いわゆるトリックの種を、
絶妙な量とバランスで、挟み込む位置を決めなければなりません。
うまいセリフが書けるだけではダメなのです。

また、長い作品を書くには実力がなくて……、というのはちょっと違うかな?

確かにドラマであれば、連ドラはひとつのテーマをぶれないように3ヶ月、
いろんなエピソードを加えながら最終回まで持って行きますが、
逆に2時間ドラマは、2時間で話をまとめなければならないのです。

連ドラなら、見ていて『あのシーン、要らなかったんじゃない?』
というところがある時もありますが、
2時間ドラマでそんなことがあったら致命的です。
CMを抜いたら正味1時間35分くらいの時間しかないわけですから、
ムダなシーンなんてあったら、話が終わらないのです。

30分枠のラジオドラマなら、CMを抜いて26~29分しか時間がありません。
その中で完結できるように書きます。

むしろ私は、詩や楽曲の歌詞、短歌や川柳を書く人の文章力はスゴイと思います。
楽曲の歌詞なら3~5分でその世界観を語る、
短歌や川柳にいたっては季語だ字数だと縛りがあるのに、
読んだ人が一瞬でうなるほどの影響力を持っているのです。

長い短いは実力には関係ないのです。

今、すごく興味のあることはありますか?

人間、誰しも『これだけは他人に負けない!』
というものがあると良いと思います。
そこをグーンと伸ばしてはどうでしょう。
もちろん、それ以外は、一般常識として、
知っておいてソンはない程度に勉強しておくことも大切です。

『専門1コ』と『広く浅く』のWってことです。


[A.4]

あすかそうさん、まこさん、ハロワおじさん、
お早いお返事ありがとうございます。

>新聞は性に合わないとか選り好みをしているうちは、厳しいかと思います。
自分もそう思います。ですので、本当なら他に就きたい職業とかがあれば良いと
思ったのですが、職業についてあまり詳しくなくて。

新聞が合わないという理由は、新聞はある程度常識的な範囲で
書かなければならない気がしたからです。
もし書く仕事をするなら、常識破りな文が書ける職がいいですね。
自分の考えを常識破りに書ける職業って何があるでしょう?

物語を今書いてるかについては、微妙と言わざるを得ません。
自分に長編はまだ早いと思うので短編を書きたいのですが
なかなか思いつかなくて。

一応思いついた短編は、小説ではなくゲームでした。
文字だけで表すより絵があった方が良いと思ったので。
しかしゲームだとパソコンを使う事になるので難しいです。
実はこうして書き込んでいる間にも親からは「パソコンばかりするな」
と言われておりまして。まぁ当然なのですが。

なので現在は短い詩や川柳を書いたりしています。
詩は相田みつおさんのようなタイプが多かったりしますね。
みつおさんの「にんげんだもの」と言う言葉も心の支えになります。

>マイナス思考
よく言われます(笑)
ただ気持ち次第なので、明るいときは明るいです。
ようは喜怒哀楽が激しいんですね。
だからその思いを字に込めたいとも思いました。

後悔についてですが、たぶん、どっちに行っても後悔すると思います。
なのでやっぱり、後悔しない生き方よりも
後悔してもめげないように頑張りたいです。
続ければいつか「よかった」と思えるように。
なんか、生意気ですね?
なんだかんだで、人間だもの。後悔するときだってあるさ!

でも皆さんのおかげで気は少し楽になりました。
あまり肩に力を入れずに考えていきたいです。


[A.3]

君の質問を読んだ私の率直な感想を述べます。

①進路について迷うこと
それって学校の都合?君の都合?
学校なら、とりあえず何でも良いから決めて提出してください。
人生は長いのです。今の自分が決めることが正解なんて誰にも分からないのです。
君の都合なら、無理やり今決める必要はありません。理由は上記と同様です。

②微妙や不安について
誰も自分に自信がある人などいません。自信は努力し、やるべきことをやって
後でついてくるものです。だから何の心配もありません。今は不安があって当たり前
です。知らない旅へ船出なのですから。

③特殊な人について
こうして特殊に見える人たちは、日頃から努力を継続している人なのです。
人の能力に差はありません。差が出てくるのは、やる気と根性です。

④候補としてあげた職業について
こうしてあげたことは、自分が好きなこと、適性があると思ったことでしょう。
まずこの中の1つでも良いから、なるために行動を起こすことが大事です。

やりたい事と出来る事は違います。それを知るためにもまずは行動です。
沢山書いて他者の評価をうけることが大切です。今の自分を知ることが大事です。
でも忘れていけないことは、君は今、加速度をつけて成長していることです。
だから作品は努力を継続することにより、どんどんと向上することでしょう。

⑤大学について
作家を目指すのでしたら文系と思いがちですが、実際は何も関係はありません。
要はセンスの問題です。コツコツと作品を創り、評論家の意見を求めると良いでしょう。具体的には出版社やゲーム会社に作品を積極的に送ることです。

⑥まとめ
質問の全体を通して感じるのは、ネガティブ、否定形が多いことです。
つまりマイナス思考だと思います。
人は気持ちの持ち様で変わります。プラス思考への転換がとても大事です。
何ごともまずはやってみよう、挑戦してみようとの考え方から君は大きく
変われると思います。実際に行動することが大事です。

どんな作品を創るにも必要なのは”好奇心”です。
沢山失敗を積み重ねてください。その失敗の中から多くを学び
成功につなげて行ってください。

たった一回の人生です。そして”今”は二度と戻ってこないのです。
この瞬間を大切に、思い出多き青春時代を過ごしてください。
そんな日々の生活の中から君の作品が生まれてくるのです。

応援します。がんばってください。


[A.2]

こんにちは、Siraverさん。
私はゲームデザイナーという、ゲームプランナーとほぼ同じ仕事をしており、
何本かのコンシューマゲームのシナリオを手がけました。
またその関係で小説の単行本も出したことがあります。
ちなみに大学は理系でした。

物語を書く仕事につくために、理系と文系のどちらがいいのか?とのことですが、
Siraverさんが既にお調べの通り、どちらでも構いません。
学部もSiraverさんが好きな学部に進学されればよいと思います。
もちろん、Siraverさんがお考えのとおり、
物語を書く仕事につけなかったとき、もっと現実的な仕事につけるよう、
現実的な仕事につくための進路を目指すのも一向に構いません。

ただし、今、小説なりシナリオなり、「物語」を書こうとして書かない人は、
どの大学のどの学部で学んだとしても、
その結果、物語が書けるようになるものではないと思います
(もちろん、書ける人なら、上達する環境というのはあると思いますが)。


[A.1]

Siraverさん こんにちは

質問内容を読んで思ったのですが
Siraverさんは、作家さんになりたいのでしょうか?
はたまた、タウン誌やポータルサイトの記事作成のようなものも含めて
書く仕事をしたいのでしょうか?

どちらの質問も似たような物に思えるでしょうが
作家さんになりたいのであれば、世界観をきちんと持って
その上でどんどん作品を書き貯め、売り込めるようなものが書き上がった時に
出版社に売り込みをかけるほうが、近道かと思いますし
書く仕事をしたいのであれば、正直、新聞は性に合わないとか選り好みをしているうちは、厳しいかと思います。選り好みは時として自分の視野を狭くします。特殊な業界紙に対しての選り好みは仕方が無いでしょうが、一般大衆紙の王道への選り好みは自分自身のフィールドを自ら狭くするだけですから、もし書く仕事をしたいのであれば新聞にもチャレンジする位の気持ちを持たれた方がよいと思いますよ。

次にあこがれや不安もあるようですが
最初から上手にできる人なんで、そうそういませんし
うまくできないから「どうしたら、できるだろう?」って考え
そこから上達していくものです。
それは、情報工学の勉強に限らず、
記事や物語を書く事にも同じことがいえます。

私自身も、作文とかすごく苦手でした。
しかし、中学の国語の先生のおかげもあり
1度だけ、校内の作文で賞を取り
それがきっかけで、記事や話を書いたりすることが好きになり
現在に至るわけです。

もうひとつ、マイナスの経験談になるのですが
通いたい高校に受験すらできなかった事があります。
「なんであの時、もうちょっと頑張れなかったんだろう?」等と
今だに後悔ばかりです。

本当はやってみたい情報工学なら
今から本気で取組んでみてはどうでしょう?
仮に結果が伴わなかったとしても、
精一杯取組む事なく諦めてしまうと
いつか、後悔する時がきます。
やってできなかったら仕方が無いけど
やらなかったばっかりに「もしもうちょっと頑張っていたら…」は
同じ結果になったとしても、気持ちの上じゃ全然違います。

ちょっと、おせっかいなコメントになってしまいましたが
今は、後悔しない為に、チャレンジできることは
ぜひ、挑んで欲しいと思いました。