佐久間様
お礼の返信が遅くなり申し訳ありません。税理士の仕事のことも経理の仕事のことも大変よくわかりました。今までありがとうございました。また何かあったら質問したいと思います!!税理士もとても憧れますがやはり私は英語を使いたいのでもう少し他の税理士や経理に近い英語関係の仕事を調べてみたいと思います。
本当にありがとうございました。

　税理士というのは、税務と会計の専門家で、国家資格です。一般的には、中小企業の経理事務を代行してあげて、税務申告書の作成・提出まで行う仕事です。その過程で、社長への経営上（主として経理面から）のアドバイスをするようなこともあります。
　一部には、企業に勤務されている税理士さんもいるとは思いますが、一般的な印象としては、独立して事務所を経営していたり、税理士事務所に勤務する人がほとんどという雰囲気でしょう。
　大企業の経理部に就職するために税理士試験を目指すのだと、ちょっと難関すぎるかもしれません。ただし、科目ごとに合否が決まり、5科目合格で税理士なので、税理士の簿記論か財務諸表論だけでも合格していれば、会計の知識が確実にあるということで就職試験ではかなり有利だとは思います。ただ、税理士試験でなくても、日商簿記検定の1級でも同じくらいに評価してもらえると思います。
　英語は、使えるにこしたことはないですが、税理士の日常業務では使わないです。まれに外国企業の日本子会社の仕事を請け負えば別ですが。

　さとし様
コメントいただきありがとうございました。
またもやわかりやすい例えで簡単にイメージすることができました。税理士についてはさっそく佐久間様に聞いてみたいと思います。経理部とは税理士など会計関係の仕事が集まった人たちの部署ということでしょうか?なんとなくつかめた気がします。ありがとうございました。今自分の出来ることを精一杯やりたいともいます！！

　佐久間様
回答ありがとうございます。
仕事がどのように回ってくるかはわからない。という意味でしたか。すいません。勘違いしていたようです。とりあえず今の英語の勉強を頑張ることにします!!
さとし様がコメントを下さったのですが税理士とはどのような仕事をなさるのですか?また経理との違いを教えていただけると嬉しいです。英語も使いますか??
また時間があればでよいので回答待っています。ありがとうございました。

回答が遅れてすみません。

会社をひとつの家庭に例えてみましょう。
経理部というのは、家のお財布を管理して家計簿を付けている母親(父親？)です。
でも、税金を納める手続きが難しくて分からないので、近所の詳しい人に代わりにお願いしました。
街を歩いていると、●●税理士事務所という看板を見かけると思います。税金の仕組みは広く深いので、普通の人には難しいのですが、税理士さんは税務のエキスパートなので、相談に乗ったり、代わりに手続きをしたり、会社から頼まれて監査をしたりしています。
仕事の中身は、本職の佐久間さんの方が詳しいでしょう。

またある時、近所で一番お金の管理に詳しい人が、家計簿が間違っていないか、へそくりを隠していないか、お小遣いをきちんと払っているかなどをチェックにしに来ました。この人が会計士さんです。

もし、100人もいる家庭でお財布の管理と家計簿、お小遣いの配分を一人でやっていたら大変ですよね？じゃあ、私はお財布の管理をするから、家計簿は長女にお願い、お小遣いの配分は長男にお願いとなると、その三人でひとつの経理部のできあがりです。

経理の資格ですが、最初に佐久間さんが回答されたように日商簿記検定2級くらいを持っていたら採用時に好印象だと思います。これは、年齢制限がないので、在学中に取得できますよ。

　誤解をさせてしまったかもしれませんね。日本系の大企業の経理部が英文の決算書の仕事をしないのではなくて、30人とか50人いる大企業の経理部で、英文の決算書の仕事に関わる人が10人だとして、あなたがその担当になれるという保証はないという意味合いです。
　外資系であれば、その比率は高まりますね。でも、本国がフランスなら、フランス語かもしれませんし、あるいは今の国際化の時代、英語かもしれません。また、もともと業務処理のシステムが英語版になっていれば、すべての経理部の人が英語で仕事をして、システムは日本語で最後に英語への翻訳をするのだと、翻訳をする担当者のみが英語の経理に触れるということになります。

　佐久間様
また早い回答ありがとうございます。
言われてみるとデパート等に並んでいる化粧品はみんな海外のものとすぐわかりますね。またマイクロソフトIPODなども外国の会社です。いろいろ参考になりました。自分でももう少し調べてみます。1つ佐久間様の回答でわからないことがあるのですが、大企業だと経理部門も大きいのでそういう部分には触れられない。これはどういう意味ですか?決算表示を英文にするのも経理の仕事なのになぜ大企業はそれを経理の方がしないのですか?
たくさんのアドバイスありがとうございます。またよろしければコメント待ってます。
ありがとうございました。

　外資系の会社・・・というと、使われているニックネームのように「シャネル」とかブランド品の会社は外資系ですね。ＬＶＭＨだったかな、「ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー」の日本子会社なんてのもあると思います。
　でも、一般には（いや、オジサン達の感覚？）、日本ＩＢＭとかマイクロソフトといった会社や日本企業に資本参加した企業ルノー（日産）や製薬会社などのイメージがありますが。
　トヨタやソニーは、日本が誇る日本企業ですが、ソニーや三菱ＵＦＪ銀行などニューヨーク証券取引所にも上場している企業、あるいは世界中に子会社を持つ企業は、自社の決算書を英文表示したり、あるいは子会社からあつまる英文財務諸表などに触れる機会があると思います。ただし、大企業だと経理部門も大きいので、そういう部分に触れられるかどうかはわかりません。
　大学に入って、就職活動に入るまでの間に、いろいろなことを学んで、就職先の候補を絞ってください。

　さとし様
アドバイスいただきありがとうございました。例えがとてもわかりやすかったです。経理という仕事は本当にたくさんのことがあるのですね。勉強になりました。経理は会社だけでなく銀行にまで活躍の場があるのには驚きました。そして税理士や会計士と経理の仕事はどう違うのですか?そういったものをまとめて経理部と呼ぶのですか?私は経理の仕事はお金の管理・監査などと思ってたのですがそれは会計の仕事ですか??すいません。私の質問がもしかしたら大雑把なのかもしれません。最後に経理になるための資格というものは大学に通いながらでも出来ますか?専門学校などがあるのでしょうか?もしかして経理のためになるバイトなどあったら教えてほしいです。
ありがとうございました。

佐久間様
アドバイスありがとうございました。とても参考になりました。アカウンティングは経理の英語の呼び名ということでよいのですね。
検定などのこともさっそく調べてみようと思います。
ふと思ったのですがが外資系の会社といいますと大企業だとどこの名前が挙がりますか?例えが思いつかないのですが・・・また日本の会社だとやはりTOYOTAやソニーですか?会社が日本企業なのか外国のものなのかいまいち区別がはっきりつかないのですが・・・またお答えいただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。

こんにちは。
経理の仕事については佐久間さんのコメントの通りだと思います。
企業の経理部の仕事というと、企業の規模やその人の役職によって色々です。
一番基礎となるのは、「電気代は光熱費」のように勘定科目で振り分ける【仕訳処理】だと思います。
他にも、決算書の作成、銀行振込や手形・小切手による支払、注文書や請求書の発行、出納の管理、棚卸・減価償却、各種保険の手続、各種税金の申請等ありますが、財務部や商品管理部等の専門部署があったり、税理士さんがやってくれる会社もあります。
また、経営に近い仕事で、銀行借入などの資金繰りや登記の管理、株主総会の手配等をやる企業も有ります。
当社の様な中小企業では、給料計算、社会保険・雇用保険の各種申請等の労務作業も行います。

社内の経理以外にも、会計士や税理士、社労士、FP等の専門職になる道も有ると思いますので、色々調べてみて下さい。
全部に答えていませんが、上記で詳細を知りたいものが有ったらまたコメントしてください。

　経理というのは、会社が行った取引を金銭面で記録、整理して、決算書（貸借対照表や損益計算書）にする仕事全般です。会社により財務、主計、アカウンティングなどの呼び方があると思います。
　「たくさん売った」とか「Ａ製品を100個売った」ではなく「Ａ製品を100万円売った」と記録して、その仕入値を引いて・・・と処理することで「今月は（今年は）○○円利益が出た」という情報が得られますが、その情報処理をする部門だということができます。
　外資系の会社の経理部門では英語を使った経理業務があると思います。
　大学は、経営学部、商学部、経済学部などが比較的近く、大学の間に日商簿記検定2級くらいまで合格していると、就職時に経理に行きたいと言えるのではないでしょうか。他にも英文会計の検定などもあったように思います。