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回答・コメントする(No.9658)
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ある意味、人生相談。
[Q] ある意味というかもう
人生相談かもしれません...
私の質問履歴などをみて
分かるように、私にはやりたいことが2つあります。
薬剤師とイラストレーター(できればマンガも描いてみたい)です。
その二択で私はかなり悩んでいます。
薬剤師になってイラストを趣味の範囲におき、将来も(収入が安定した人と出会い、老後も退職金でる)安定した人生を送るか、
イラストレーターになって
その時やりたいことをやってそれなりの人見つけて国民年金ですごしていくか、で
悩んでます。...なんか年金まで考えててすみません。
えっと簡単にいえば、
今を楽しむか将来を大事にするかってことです。
私は今も将来も大事にしたいし楽しみたいのですが、やっぱり進路選択の関係上どっちかにしたほうがいいと思っているんですけど...どっちかって決められません。
どちらもいいことがあれば悪いこともありますし、私一人っ子なんで親の面倒とかみるのには地方でも働ける薬剤師がいいと思う、イラストはできれば首都圏って言われちゃったんで...だからってイラストをきっぱり諦めることもなんだかできないんです。
長くなってしまいましたが、二択で迷ってる時ってどうすればいいですか?
なんか、どれが質問だかわからなくなって、すみません
回答、よろしくお願いします

以下参考まで
ちょい古いですが。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/s0528-3.html
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/s0612-9.html
ハロワのおやじさん
KOUJIさん、はんがんさん
りんりんさん
貴重なご意見、回答ありがとうございます。
皆さまのお陰でいろんな見方をすることができました。
私は少し考えすぎ、悩みすぎたのかもしれません。
もうちょっと気楽に考えてみようと思います。
私のために回答してくださってありがとうございました。
はんがんさん
2050年のレポート探してみます(笑

リンさん、こんにちは。薬剤師の質問にもコメントさせてもらったりんりんです。
すでに、人生相談的な部分への回答は他の方から出ているようですので、私はもう少し、目先の選択についてコメントしたいと思います。
リンさんは高校生ですから、間もなく進路進学先を決めなければなりませんね。ですので、二つの選択の道筋をまずは考えてみましょう。
薬剤師になるには、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。その受験資格は、薬学部の卒業ですので、進路としては薬学部以外にはほぼありえません(例外で国外の薬学部に相当する大学を卒業するというものもありますが、今はそれは考えなくてもいいでしょう)。逆に言うと、きちんと勉強して、実習などもしっかりこなし、国家試験に受かりさえすれば薬剤師資格は確実に取得できます。薬剤師もだんだん余りはじめてきていると言われていますが、地方ではまだまだ不足しているところもありますし、職種や勤務先を余程狭めなければ、就職は比較的しやすい職業だと思います。
では、イラストレーターもしくは漫画家はどうでしょうか。私はそちらの方は詳しくないので想像ですが、何かのコンテストに応募するとか、芸術系やアニメーター育成関係の大学や専門学校に進むことになるのではないですか。最近は、漫画学部とかがある大学もあるみたいですしね。ただ、そういったところを卒業しても、その道だけで食べていけるようになるのは、実はすごく大変なのではないかと思うのですが。特別な資格もないでしょうし、作品が売れなければ職業として成り立ちませんものね。確実に売れると自信があるなら問題なしですが、それなら、選択で悩んでなんかいないかもしれませんしね。
ちょっと厳しい言い方になってしまったかもしれませんが、リンさんが進もうとしているのはそういった道だと心得て、考えた方がいいかもしれません。やりたいことをやる=楽しい人生とは限りません。やりたいことをやるには、それなりにリスクを取る覚悟が必要です。
ちなみに、薬学部の合格にはそこそこの成績が必要ですから、社会に出てからやり直して入学というのは、結構大変です。高校卒業後にすぐに進学するのが一番楽な道でしょう。もし、リンさんが今後の進路としてイラストレーターの方面を選ぶのならば、やり直そうとしても薬剤師への道はものすごくハードルが高くなることを承知しておいてください。
一方で、薬剤師の仕事も色々ですから、場合によっては兼業ができなくもないかもしれません。ただ、それはリンさんの望んでいるかたちとは違うものかもしれませんが。
ここまで、薬剤師贔屓なことを書いておいてなんなのですが、結局どちらの道に進むかは、リンさん自由だと思います。どんな苦労も「好きだ」という熱意で越えられることもありますし、かりに失敗に終わっても必ずリンさんの糧になります。一生懸命勉強するのでも、ひたすらイラストを練習するのでも、今、リンさんができることから、着実に頑張っていってほしいと思います。

こんにちは。先に結論から申し上げると、予測できない未来について必要以上に悩むのは、時間がもったいないですよ。というのが私からのヒントです。強いて言うなら、50年後を考えるなら、薬剤師とイラストレーターの安定度/不安定度はほとんど差がないはずです。以下は蛇足ですから、興味がある向きはお読みください。
今、私は仕事の都合で2050年の日本がどうなっているか、という事をいろいろ調べています。最近、国のとある機関が詳細なレポートを出しているので、もしあなたに興味があれば探してみましょう。たぶん、あなたにとってはかなり衝撃的な予想のオンパレードだと思いますが、どうでしょう(年金がどうこうとか考える以前の話ばかりです)。
あなたがこのレポートを読んだとして、それがあなたの将来を決める判断材料になるかといえば、たぶん否でしょう。あぁ、自分が50代半ばになる頃の日本はこんな風になるのか、ということは分かるけど、それがあなたの今の人生を制限することはないでしょう。それに、このレポートが40年後の日本を正しく予測しているという保証はどこにもありません。
私達大人は、よくしたり顔で「10年後は必ずこうなっている」なんて偉そうに言ってしまうのですが、こんなのを決して信じてはいけません。あくまでも参考です。10年後のことを正しく予測できる人がいるなら、その人はとんでもない成功者になれるはずです。私もこちらで時々「将来は○○」などと書いてしまうのですが、これが常に正しいという保証はありません(少なくともそれをわきまえて書いているつもりですが、うまくできているかな?)。
がんばって10年、なんとか5年、ちょっと考えて1年先が見通せれば、普通の人にとっては上出来だと思います。そもそも、今年の元旦に、今中東で起こっている時代の大きなうねりを予見できた人が、世界中に何人いたでしょうか(私はエジプトはひょっとすると来年ぐらいと思っていましたが、リビアは想定外でした)? ましてや、あなたが年金をもらう頃の社会がどうなっているかなんて、考えるだけ無駄です(少なくとも今のあなたの役割ではありません)。
ただ、あなたが自分の将来をあれこれ考えること自体は、とても大切です。深刻にならない程度にどんどんやってみましょう。50年先ではなく、まずは1年先、そしてちょっと足を伸ばして5年先。この程度のスパンで、あなたの姿を思い描いてみてください。
他の方も同様のことを書いておられますが、「今をどう生きるか」がまずは大切でしょう。今という時間を今のために用いるか、将来のために用いるか、どちらをとっても幸せに生きることは十分に可能です。幸せの定義は人それぞれですから、あなた自身でその物差しを見つけて、ぜひあなたならではの幸せをつかんでほしいと思います。

>今を楽しむか将来を大事にするかってことです
リンさんは現在を楽しめていますか?
いまを楽しいと思えないのでしたら、今後も楽しいと思うことは難しいかもしれません。
楽しい=刺激ではありません。
平凡=退屈ではありません。
人によって楽しいと思えることや、退屈だと感じることは異なります。しかし、それらのことには共通していえることがあります。
リンさんにとって楽しいと思えることや、楽しいと感じる瞬間、退屈だと思うときはどういうときですか?
今までにも楽しいと感じたことはあるはずです。そして、なぜ楽しいと感じることができたのかも理解できていると思います。それを忘れてしまっているだけなのでは?
リンさんが本気でやりたいと思っていることがあれば、親の老後など気にせず首都圏でイラストの仕事をするなり、薬剤師の仕事に就くために有名な大学に進学しろというのでは?
老後のことや親のことを考えるのは大事なことだと思います。しかし、いまのリンさんは、それを理由に動くことから逃げているように見えます。
いま、自分にとって何が必要なのか、優先順位を考えてみてはいかがでしょう。
社会人として働く前から老後や親のことなど考える必要はありません。そんなことまで考えていたら何もできなくなります。まずは自分。そして、社会人になったら一生懸命はたらいて、自分が負うべき責任を自力で果たせるようになってから親のことを考えればいいんです。
一人前になる前から親の老後に責任を持とうなどという考えは傲慢ともいえます。親だって自分の将来を考えているでしょうし、親の老後は親の人生です。親とはいえ他者の人生に責任を負えますか?
親の老後の手助けをするのは、自分のことは何でも自力で解決できるようになり、余裕が出てきてから考えればいいんです。それでもじゅうぶん間に合います。
世の中には悩んでも答えが出ないことが沢山あります。むしろ、答えが出ないことの方が多いし、答えを出しても正解かどうかはわかりません。
ましてや、人生のことともなれば何十年も先にならないとわかりません。とはいえ、悩むことが無駄ということではありません。悩んだときに、何をどのように考たかが大事だと思います。
私から見れば、いま悩んでいるリンさんの状況は楽しそうで羨ましく見えますよ(笑)
それと、親のことを考えるリンさんは優しい人なのでしょうね。その優しさは長所だと思うので、それを活かせる仕事に就けるといいですね。

薬剤師を目指すことを提案します。
時間も金もかかり資格取得までには相当の困難が予想されますが、
そこに価値があるのです。
資格に関して短くコメントします。
資格は実力の証明ではありません。そして誰でも取れる簡単な資格には、
実質的な価値はありません。例えば、医療事務資格(民間資格)を取得しても
即それが就職には結びつかないのが現状です。それは資格があっても未経験者は
採用されないからです。(若者にはチャンスはあります。医療用語など柔軟に
理解し、教育に時間はかかるけれど次代を担うメディカルクラークは必要だからです。
そして何よりも深夜残業もこなせる体力があると思われるからです)
次に年金のことについて説明します。前提は現状が変わらなければです。
厚生年金(企業に就職する→企業が毎月、費用を約半分負担してくれる)と
国民年金(学生・個人事業主・自営業者→毎月自分で全額を市・区役所に収める)
では、65歳以降の年金を受給する時に受け取る金額に大きな違いがあります。
国民年金は厚生年金に比べ小額です。この重要な違いに気がつけば、今後の仕事選び
の大きなヒントになります。つまりどんな条件・環境であれ、サラリーマンは
得だと言うことです。
年金は老後の支えなのです。今後も平均寿命がのびることが予想されます。
もし90歳まで生きるとすれば、年金がいかに重要だと気づくことでしょう。
キャリアカウンセラーとして日々ハローワークの窓口で約一年半、約3千人以上
の人たちの支援をしてきた率直な実感は、今後は人生75歳位まで働くという前提で
人生設計をしなくてはならないとのこと。沢山訪れる60代後半から70代の方たちを
みているとそれを正に実感します。
”手に職をつける”ことが老後の人生を豊かに・幸せにおくる最大のポイントだと
窓口で気づきました。
75歳まで働かなくてはならないと私が思う理由が三つあります。
①年金だけでは暮らせない
②まだ十分に体力・気力があるはず(個人差あり)
③社会と関わって生きていくことが心身とも健康を維持する秘訣だから。
高校生の貴方に年金のお話をしても全く実感の湧かないことでしょう。
でも私のように受け取る立場になると又、物の見方がかわるのです。
高齢社会日本、これからも全国的に安定的なニーズのある薬剤師を目指すことを
提案します。場合によっては貴方自身あ薬局を経営することになるかもしれません。
今をとるか、将来をとるかは貴方が決めてください。