他の学生と同じ様な行動をしたら、まず君の希望はかないません。
ではどうするか、具体的に提案します。

①facebookを就職活動に活用すること。海外ではシュウカツに使うのが当り前。
これ以上は説明しません。自分で考えて行動してください。

②毎年10月か11月にボストンで三日間開催される、ボストンキャリアフォーラムに参加すること。全米の日本人留学生・バイリンガルを対象にした合同面接会です。日本のトップ企業を中心に欧米の投資銀行も参加します。詳細はネットを活用し情報収集してください。ボストンだけではありません。世界各地で行われます。参加資格など無視して
現地に行くことで君の未来が開けます。

③在日の投資銀行に履歴書と自己PR書を持って”飛び込み営業”すること。
相手によっては、アポなし訪問に激怒するかも知れないけど、中にはその積極性を買う
人物に出会うかもしれない。無駄なことは何もない。訪問することで会社の文化が見える。とりあえず人事部長に会いに行きなさい。担当者が応募書類だけは受け取ってくれるかも知れないから。但し投資銀行は部門別採用だから実際の採用権限は部門長であり
人事部長ではありません。

就職活動は”自分と言う商品を営業する活動”です。応募書類一式はそのカタログなのです。こう説明すれば何をどう書けば良いか理解出来ますね。
就職活動には戦略的思考が大事です。つまり相手の行動を予測し、相手の立場に立って
考えるのです。ゲーム理論ってことばご存知ですね。

私は欧州銀行の東京支店開設のために入社し、126年の歴史ある銀行がライバル行との合併の際に早期退職制度により退職しました。1998年にUBSになりました。
それまでの私の主たる業務はディーリングです。25年に渡り為替やマネーのディーラーとしてマーケットの最前線で活躍しました。そして10年間新卒採用メンバーの一人としてそのノウハウ全てを身につけました。

その経験を下に上記のアドバイスをしました。もし君が行動し面接の機会を得たときに
もう一度質問してください。外資系企業の面接のポイントを詳しく教えます。

投資銀行とは証券会社のことです。
資格は実力の証明ではありません。MBAでも所属部門によっては何の意味も持ちません。優秀な人材の宝庫です。世界トップクラスの大学の卒業生ばかりです。でもそれが役に立つのはシュウカツの時だけ。入社後は何も関係ありません。成果主義・結果主義
そして下克上の世界です。

採否の最大のポイントは人物です。野心と可能性を持ち、前向き・積極的そしてプラス思考でポジティブシンキングの若者を求めています。活躍の舞台は世界です。

もし君が回答を読んで、たった一つでも、ムリー、と思ったら投資銀行への応募はやめてください。

ではがんばってください。