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回答・コメントする(No.975)
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F1ドライバーになるには・・・
[Q] F1ドライバーになるまで頑張るには、どのくらいのお金がかかるものなんでしょうか。
小さい頃からカートをやらないとダメっぽいですが、佐藤琢磨さんのようにかなり遅くにレースを始めてもF1ドライバーまで行った方もいらっしゃいます。
とにかくお金が掛かる、というイメージしかないんですが、やはりお金持ちの家に生まれないと無理なんでしょうか。
こんにちは、アロマッハさん :)
13hw編集部 大学生インターン中里です。
ずいぶん前のトピックになってしまいましたが、レーシングドライバーの井原慶子さんから、次のような回答をいただいたので紹介します♪
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レーシングドライバーはお金持ちでなくてもなれると思います。実際ミハエルシューマッハはお金持ちではなかったはず。私も普通の家庭の娘であり、レース活動について、家からは1円もお金の援助をしてもらったことはありません。モータースポーツに限らずどんなスポーツも国際試合などを目指せばそれなりにお金はかかると思いますが、一生懸命やっていれば応援してくださる神様のように温かい方々が世の中にはたくさんいます。
小さい頃からゴーカートに乗っていなくてもレーシングドライバーにはなれると思います。私は20代になるまで自動車の普通運転免許さえ持っていなくて、ゴーカートも遊園地で乗ったくらい。モータースポーツの存在を知ったのは20代になってからで、レースは26歳でスタートしました。もちろん、小さい頃からレーシングカートに乗っているドライバーや身体能力が発達する年齢ごとにその時期にふさわしい競技を経験していれば、絶対的に有利だとは思います。しかし、そういう経験が無くても、そのハンデを覆す工夫をすれば何とかなるものだと思います。
その他アジア人であること、英語がネイティブランゲージではないこと、体格の差など様々な問題はあると思いますが、どれも本当にやりたい!と思った時からそれになる工夫と探求をはじめれば、必ず目標に到達すると思います。
日々努力をしていれば、自然にそれが明日の活力になる。そうしているうちに失敗しても毎日前進していて、そのうち目標を達成。夢には着実に近づいている、と言った具合です。
努力は夢を裏切らない。工夫すれば必ず道は開ける。と言う言葉を信じ、私も日々精進している次第です。
こういう人もいると言うことが、少しでも参考になれば幸いです。
レーシングドライバー 井原 慶子
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井原さんの「工夫すれば必ず道は開ける」という言葉は、
とても重みがありますね。
アロマッハさん、編集部も応援しています!
donさんので
片山 右京さんがその1人りです
カートをやらないでF1にいってしまったらしいです
中学は陸上部で箱根駅伝に行きたかったらしいです
でも行ったのはF1でした!!!!!

うーん、、、、正直日本人には狭き門だよ。
お金は何をするにもそりゃあるに越したことはない。でも、F1ドライバーになる。しかも日本人が。というとお金以前の問題がある。
どうしてもというのなら、キミに本当に信念があるのかないのか?
つまるところはそこでしょう。
お金の問題より、言葉や文化違いを乗り越えることのほうが、より重要だと思うよ。琢磨君は英語がぺらぺらで、必要なら外国人とケンカだってできる。(もちろん口げんかだよ。)言うまでもないけど、能力はお金では買えない。。。。

その他(男)さんが、現在何歳でF1を目指している方なのか解からないのでどれだけ掛かるかは答えられません、と言うか解りません。
「小さい頃からカートをやらなとダメか?」と言われれば「F1を目指すなら当り前」という答えになります。なぜなら現役のF1ドライバーはほぼ全員がカート経験者だからです。
佐藤琢磨さんはその例に当てはまりませんが、彼の様なケースは非常に稀なので「遅くから始めても・・・」という考えは適当ではありません。琢磨さんがF1に乗るまでしてきたことは、並大抵のことではないんですよ。(ちなみに琢磨さんも最初はレーシングカートをやりました)
「お金持ちの家に生まれないと無理」というよりは「お金持ちは有利」と考えた方が正しいです。なぜならモータースポーツは練習するにもお金が必要だからです。練習しないでレースに勝てればお金持ちだって練習しません。勝つ為の練習、その為に必要なのがお金、それだけのことです。ただ、その金額がその他のスポーツよりも高いだけです。
F1ドライバーになれるにはいくらか?実際にはだれもわからないかもしれないですね。
佐藤琢磨さんのうちはそんなにお金持ちではありませんし、おっしゃるとおり遅くから始めたそうです。
ただし、他の人と違うのは、自分がF1ドライバーになるというイメージを小さいころから常に持っていたということです。