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回答・コメントする(No.9786)
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いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
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回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
もしもあなたが被災者だったら、どのような支援が欲しいですか?
[Q] 3月11日に発生した東日本大震災。被災地では避難所生活を送っている方がたくさんいらっしゃいます。食料・燃料などの多くの支援物資が被災地に向けて送られています。その中には、阪神淡路大震災での避難所生活の経験を活かした支援物資もあるそうです。
食事や衣服などの支援物資はとても大切ですが、それだけでは避難所生活を続けている方々の疲労やストレスはなかなか軽減されないと考えられます。3週間経過した今、被災者の方々にできる支援は衣食住以外に何があるのでしょうか?自身のこととして、みんなで考えてみましょう。
もしみなさんが被災者だったら、衣食住以外でどのような支援をして欲しいと思いますか?
みなさんのご意見をお待ちしています!

細かい部分は考えず、
単純にほしいと思う支援を書き出してみると…
・水 ・食料 ・暖をとるための物資(季節によっては防寒着)
・横になって休める場所 ・医療支援
・筆記具類(ノート、画用紙、クレヨン、ボールペン、鉛筆あたり)
・現状を的確につたえている情報
・最低限の衛生が確保できるトイレ
・不衛生を回避するための入浴
こんなところです。
そして一段落ついたところでほしいものは…
・本や絵本 ・音楽
少しでも気持を落ち着けるためにも
本や音楽は必要と思っています。

一般参加型のサイトで何を表現し、何を求めるかはサイト運営者の方が自由に決めればいいことで、それが気に入れば参加すればいいし、気に食わなければ参加しなければいいだけの話です。しかしながら、この設問にはちょっと気になる点があるので、(回答者では無く)一人の市民として異議を唱えます。
サイト運営者の方は、毎日の各種報道などを理解しているのでしょうか? 本日時点(4月9日深夜)で未だ衣食住がままならないことが目下の最大の問題ではありませんか? これは確かに子供たちに考えさせるには難しいとは思いますが、じゃあストレス軽減のために役立つことだったら子供たちでも考えられるだろう、というのは考え違いも甚だしい。
そもそも、こういうことは「想像する」のではなく、「現地の声を聞く」ことが大切なはずです。私達の勝手な思い込みで行うことが、必ずしも現地の皆さんには役立たないことがあることを、サイト運営者の方はよく認識されるべきです。私達大人が子供たちに伝えるべきことは、まず「この現実をしっかりと見つめなさい」であって、想像しなさいなんて二の次どころか五十三の次ぐらいです。
十数年前、神戸の震災の時も、被災地への救援物資の調達・輸送は困難を極めました(それでも、今回に比べると楽だったと、今では思います)。震災から一週間ほどたったある日、被災した神戸の工場への救援本部がある私の職場で物資の調達担当をしていた課長に、現地からちょっとした連絡がありました。それを聞いた課長は、すぐさまある女子社員を呼びました。「すまん、ちょっと教えてくれ。実は…」
その日の午後、私達の職場がある市のスーパーや薬局からある特定の商品が一斉に姿を消しました。一応事情を説明してお店の人には了解をいただいたのですが、地元では「○○(私の勤める会社名です)さんがこんな物を買い占めている」と話題になるぐらいでした。その日の夜、神戸に向けて出発したトレーラーの中には、食料や毛布類とともに、私達が市内をかけずり回って集めた女性の生理用品と基礎化粧品が山と積み込まれました。先の課長が質問した女子社員が使っているブランドの商品が並んでいたことは、言うまでもありません。
翌々日、被災地の市民の方から当社に「○○の社員の方から生理用品を分けていただき、とても感謝しています。しかも女性に人気のブランドを送ってもらって…」と丁寧なお礼の電話があり、私達は心からほっとしました。こういう事は男性社員では絶対に気づかない。こっちに連絡をくれたある社員と、課長の質問に(どぎまぎしながらも)ちゃんと答えてくれたこちらの女子社員の頑張りがあったから、なんとかお役に立てたのです。
この経験を覚えていたので、今回の震災では、最初の救援物資便から生理用品を現地にお届けすることができました。職場の女子社員が向こうに何を届けるか懸命に考えてくれているのを見ながら、私は今回少しだけ被災地の皆さんのお役に立てたのかな、と思いました。
ちなみに、神戸の震災時に私達の職場(対策本部)から送った様々な物資の中で最も活躍したのは、仮設トイレでした。確か8台送ったのですが、1台を他の場所に移動させようと工場敷地の外に仮置きしたところ、一般市民の方が次々と利用され始めました。「さすが○○さん、ウチらのためにトイレまで置いてくれた」と言われてしまっては、今更動かす事もできません。その後、いよいよその1台を動かす事になり、準備のために汚物をバキュームカーで処理していると、たちまち人が集まってきて「さすが○○さん、わざわざバキュームカーまで手配してくれた」と話しています。もうこうなると仕方がない。結局この1台は(下水道が復旧した)3月末までこの場所で公衆トイレとして愛用される事になり、地元の被災者の方に思わぬ形で貢献していました。
…こういう一見下世話な話こそが、被災地の皆さんには最も切実な問題だと、私は思っています。
なお、既にご回答いただいた方のコメントにある筆記用具は、今回のように生活基盤が丸ごとなくなってしまうような被災地ではたいへん有用です。マーカー類はキャップの閉め忘れですぐに使えなくなってしまうので、ボールペンやクレヨンの方が、神戸の震災時には重宝されました。ノートやメモ帳はもちろん必要ですが、掲示用の大きな紙が特に不足します。そういうことはなかなか現地から離れた場所では気づけなかったです。
わたしでしたら、「紙」と「筆記用具」がほしいです。
その二つがあるだけで、小さい子も遊べるし、声を出すのが大変な方、逆に耳が聞こえにくい方たちとも会話出来ます。
もうすぐ地震が起きて1ヶ月が経ちます。
被災者の方々にも、少し余裕ができるのではと思います。
まだまだ、大変だとは思いますが、小さい子はよくわからず、遊びたがっているのでは??と思いました。
被災者のみなさん。そして東北地方の方々。
これからが大変だとは思いますが、頑張って下さい。
私たちも、できることをやっていこうと思います。