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回答・コメントする(No.9825)
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仮面浪人する意味って。
[Q] 私はこの春から大学に進学した大学1年生です。
私には高校生の間、ずっと行きたかった国立大学がありました。
しかし、成績は思うように伸びず判定はずっとEのままでした。
でも、センターでどんな点数を取ったとしてもその志望大学を受けたいと思ってました。
ですが、その時の成績では滑り止めの大学さえ危ない状況で、センターで失敗する最悪の事態を担任の先生や親と三者面談で話してばかりいました。
しかしセンター試験では、予想得点を随分と上回る自己最高得点を取りました。
私は嬉しくて、その志望大学のことばかり考えていました。
でも、私が取った自己最高得点でも判定は相変わらずEのまま。
ボーダー(これくらいの点数をとれば受かる)には100点も足りませんでした。
これが現実か、と思い知らされました。
でも私は志望大学を諦めたくはありませんでした。
しかしセンターで取った点数で受かりそうな、他の大学を先生に薦められ、
志望大学を受けたいと話す私に親からは自殺行為だと言われ、
周りの友達もランクを落としているのをみて、
私は志望大学を諦め、その受かりそうな大学の二次試験を受けることにしました。
それから二次試験までは勉強しつつも、志望大学を受験しなかった自分のことが悔しくてたまりませんでした。
無理だと分かってても受けるべきだったのに、と何度も後悔しました。
結果、
その受けた大学には落ちてしまいました。
後期も考えましたが、学びたいものが学べなかったため、受けませんでした。
浪人も考えました。
でも浪人したからといって必ず志望大学に合格する保証なんてなく、
それに辛かったこの1年をまたもう一度繰り返すということに耐えれるのか不安で、私は私立大学に進学することに決めました。
そこは受けた私立の中でも一番行きたかったので、あまり嫌悪感はありませんでした。
しかしいざ授業が始まってみるとオールイングリッシュの授業。
英語を学びたくて大学に進学したのですが、語学というよりは外国文学が学びたかった私は、この大学を選んだことを後悔しました。
今は授業が始まって2週間たち、
英語の毎日にもだいぶ慣れてきました。
これからこの大学で得られるものを見つけていければいいなと
考えています。
しかし、それと同時に
志望大学に行けてたら…
もし浪人してたら…と考えることがあります。
このような後悔は誰もがするもの。
でも志望大学に行きたい!と意志が私の中に今もまだ残っています。
この志望大学には夏にAO試験(学力を問わず、自分をアピールできるかで決まる)があります。
それを受けようか悩んでいます。
受けることでより行きたいと思うようになるし、
それに学校の勉強とも平行してくるので辛いかもしれません。
自分が決めた大学で歩んでいくか、
その志望大学に受かるチャンスがあるなら挑戦すべきか、
アドバイスください。
まぁ,よくある「五月病」みたいなものなのかな,とスルーしていたのですが,私も遅ればせながら参加させていただくこととします.
大学に入った直後は,高校時代に憧れていたようなことを早速勉強できるぞ,な~んて張り切っていたのに,全然期待と違う内容に幻滅し,次第に大学から足が遠のく・・・なんていう話がありました.これは,それなりにテストや課題をこなしていくと,何となく解消していくことが多いです.これが,いわゆる「五月病」です.最近は比較的カリキュラムの密度が高いので,五月病は五月より早く来ることも多いみたいです.
さて,仮面浪人(覆面浪人)についてなのですが,これを選択するときには,以下の項目について検討してみてください.はんがんさんとほぼ同じような項目です.
1.仮面浪人して進みたい大学で,やりたいことは何ですか?それは,今の大学では出来ないことですか?
2.1の逆条件.今の大学で出来ないことは何ですか?それは,仮面浪人して進んだ大学で実現できそうですか?
3.今の大学では,将来描いている夢やキャリアは実現できそうですか?もし出来ないのであれば,仮面浪人をして進んだ大学では実現できそうですか?
4.周囲に,同様の思いを抱いている同級生はいますか?あるいは,この悩みを打ち明けられる友達(親にあらず)はいますか?彼らはなんと言っていますか?
5.落ちてしまった第一志望校に進めなかったことを,一生後悔しそうですか?実際にはある程度年を取らないと想像するのは難しいでしょうけど,「覚悟を決める」という点で重要です.
6.カリキュラムや学校生活に対する不安や不満を,学生相談担当の教官やスクールカウンセラーに相談することが出来ますか?
これらに対する回答を,ノートにまとめましょう.そしてしばらく頭を冷やした上で,もう一度読み直してみましょう(『ラブレターは翌日読み返してから投函せよ』の法則,といいます).
その上で,やはり「仮面浪人をして違う大学に進みたい」という希望が変わらないのであれば,同じノートの続きに「志望校合格のための具体的な対策」をリストアップしていきましょう.センター試験で後100点取れば受かる,ということなのであれば,センター試験の対策をある程度やれば100点を挽回することは正直そう難しくはありません.センター試験は『○○点取った』ではなく,『△△点落とした』というように,ミスが失点を生むシステムなので,注意力さえあれば9割位を取ることに特別な才能はいりません.
ただし,センター試験の事前採点でボーダーに100点届かなかったということは,実際にはもっと得点が必要になります.安全域を見越すと,最低B判定以上はほしいところです.当然2次試験も大学によって差こそあれ,ある程度の得点が要求されるでしょうから,それに見合った記述試験への回答能力も要求されます.その辺りについては,しっかり下調べをした方がいいです.ちなみにAO入試は,基本的に現役生相手の入試です.浪人でも合格しないことはないでしょうが,現実的ではないと思います.
====以下私の個人的な意見====
もっと大学の職員を活用した方がいいと思います.「英会話をやりたい」というよりは,「英文学を勉強したい」というのであれば,直接研究室に押しかけて教官とお話ししてみてはいかがでしょうか?大学は,「○○」を「教えてもらう」ところではありません.自分で貪欲に教養を深めていくところです.最近はどうも受け身の方が多いようですが・・・.
せっかくお金を払っているのだから,「元を取ってやる」くらいのつもりで食らいついていってはどうでしょう?向学心のある学生がなついてきてくれることは,教官の喜びでもあります.私も学生時代はいろいろな研究室に顔を出して,話を聞いたり抄読会に参加したり,実験の手伝いなどをして楽しんでいましたよ.
(最後に)長くなってごめんなさい.しかし,講義が総て英語,というのはすごいですね.あなたの母国語は日本語ですか?もし母国語以外の言葉で講義を受けた場合は,母国語で講義を受けた場合に比べて理解度がヘタをすると2/3程度に落ちてしまう,という話もあったりします.今はとにかく英語の勉強に励んだ方が良さそうに感じますよ.ちゃんと勉強しておくと,もしあなたが国立大学を受けるときにも有利になります.はっきり言って,大学でちゃんと勉強すれば,大概の大学入試問題は「お遊び」の様に見えてくることさえあるのですから・・・.

こんにちは。こんな見方もあるんだよ、という風に以下のコメントを読んでもらえると嬉しいです。
ごく一般的に、私達は年齢を経るほど安定を志向する傾向が強くなります(例外も多々あります)。所定の(または所与の)条件の中でどうすればベストなのか、という事を考える方が、その条件そのものを変えるところから考えるよりは、自分の経験を生かしやすいからはるかに楽、というのがその要因の一つです←これは私自身の反省も込めて。確かに、世の中は少しずつ上手に生きる事ができるようになりますが、見方を変えると、本質的に新しい事に挑む事がだんだん少なくなってきます。
若い人にとっては、まだ安定とは何かといえるほどの経験なんかないので、どうせやるなら新しい方を選んだ方がいいように感じる事が多いと思います。一方で、経験の少なさはリスク管理(失敗したときどう対応するか)に慣れていないという事でもあり、客観的にはきわめて分が悪い事ですら魅力的に感じて、取り組んだあげくに見事に失敗、というケースもあります。でも、失敗したっていいからチャレンジしたい! と臆面もなく言えるのは、若い人の特権だし、そういう人たちの一見無謀なチャレンジが世の中を変える事だってあります。
ちょっと極端な例を二つ並べましたが、今のあなたにはどちらの方が自分にとってふさわしいように感じますか?
あなたは、大学に入学するにあたって自分が決めた選択が誤りだったと感じているようですが、そうだとしたら、その選択のどこがよくなかったのでしょう。授業が英語だから? 最初の志望校とは違うから? …これらは真の理由ではありません。「最初の志望校と違ったら何がよくないのか」程度には、掘り下げてください。
それから、あなたが来年改めて当初の志望校を受験するメリットとデメリットをよく考えてください。受験に成功/失敗するという結果だけではなく、受験するという行為そのものがどうか、ということも考えてください。
最初に1週間ぐらい考えて、しばらく塩漬けにしてからもう1週間考えて、自分の思いや考えを全て並べてみましょう。今、あなたが誤った選択をした事による損失を来年再受験する事で取り戻せるなら、そしてそれが受験するデメリットより大きいとあなたが感じるなら、思い切って再受験するという選択肢があってもいいでしょう。
私達はなによりも失敗する事を真っ先に恐れます。これはヒトが生物であるが故のごく普通の反応です。何事をするにもできる限り失敗しないように努めるのは当然です。でも、もし不幸にして失敗したのなら、「私はこれを失敗した」と認める勇気をきちんと持ってほしい。なぜ失敗したのか、どうすればよかったのか、そして今から何をすべきなのか、よく考えて実行すれば、たいていの事は挽回可能です。
あなたの文章を拝見して、人生のささやかな選択ミスを挽回するステージを今の大学に求めるか、それとも新しい場所に求めるか、私にはどちらでも可能だと思います。ただ、リスクの大小がそこにあるだけです。
住めば都、石の上にも3年、継続は力なり。いずれもすこぶる真実だと思うし、人生の歩み方として個人的にお勧めします。でも、これだけではやっていけない時があるのも事実です。今のあなたがその時なのかどうか、誰にも分からない。あなた自身の人生なのですから、よく考えて、結論を出してください。
そして、どんな結果になろうとも、今度こそ後悔をしないこと。今の大学では結局自分の望む学習ができないかもしれないし、来年の春見事に志望校受験に失敗するかもしれない。それもあなたの選択の結果なのですから、堂々と受け入れてください。

拝読する限り、とてもよい大学に入られたように思いますが、どこが不満なのでしょうか。英語で書かれた外国文学を学ぶには、英語に堪能である必要があり、オールイングリッシュの授業の大学なんて、私たちの世代からは夢のようです。英語での文化、人の気質、歴史、ジョーク、こういうのもすべて学んでいる中の文学なのではないでしょうか。
大学は、どこを出たかではなく、何を学んだかだと思います。
仮に来年、再度受験するとしても100点足りなかった分を埋められる保証はないですよね。そんなリスクを冒すより、今の大学を肯定する方が容易だし、早道だし、青年時代の1年間は受験勉強よりもっと価値のあることに使いませんか?

こんばんは。後悔している原因は、受けることができなかったことで気持ちの踏ん切りが付かなかった(受験して落ちたら納得できたでしょうか?)ことですか。
仮面浪人する意味はこれからの時代ないです。
昭和~平成バブルが弾けたころなら学歴社会の名残があったので仮面浪人でも通用しました。
あーさん、縁って不思議でね、自分が受かったところで自分の心がとことん納得できるまで頑張ってみると次のステップが自動的に見えてくるんですよ。そして、縁のあるところにひかれるように進んでいくものです。
語学を生かして何をするか、文学を学ぶにも日本で学ぶよりも外国に出て学んだほうが数倍いいですよ。
いまの与えられた環境で精一杯頑張ってください。応援しています。