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回答・コメントする(No.9898)
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回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
母と自分どちらをとるか
[Q] 現在就職活動中の大学4年生(女)です。
・食品業界を志望
・先週最終面接で落ち、また1から自分を見直している
・落ちた企業は本当に入社したいわけではない
・どこかに就職できればいいという気持ち
・でも興味のあることしかやる気がでない
・大学受験の際、勉強を早く終わらせたくて適当に入学した
・薬学・化学に興味がない(仕事にしたいとは思わない)
・薬剤師の資格は取得できない(生命化学部)
・薬学・化学に関した職につかないと転職の際仕事がないのではないか(経験)
・嗜好品が好き
・嗜好品は新卒よりもアルバイト・パートが圧倒的に多い
・大学は普通に卒業し、アルバイト・パートをして店長をめざしたい
・親を楽にしてあげたい
・↑なら新卒で正社員のほうがいい
と自問自答をくりかえしています。
自分をとるか、母をとるか悩んでいます。
母は私が後悔しなければいいと言ってくれますが、母子家庭で苦労をかけているので迷いなく、とはできません。
自分が後悔しないほう、といってもどちらを選んでも後悔すると思います。
また、新卒は一番の武器だとおっしゃる方もいますがその新卒が就職難なので、私は武器にも何にも感じません。
人より行動が遅く、決断力がないのでこんな時期にこんな疑問を抱く自分が腹立たしいです。
社会人のみなさん、企業に入るべきか、パートとして上を目指すべきか意見をください。ルピシアさん等で働いている方がいましたら、満足しているか後悔しているか教えてくださると助かります。
ここまでお読みいただきありがとうございました

ましろさん、こんにちは。今年もファーストフラッシュの時期が来ましたね。
蒸し暑くなってきた中、スーツを着て地図を片手に慣れない場所に行く日々、
お疲れ様です。求人情勢も厳しい中、大変だと思います。
ちょっと整理させて下さい。
・食品業界志望。
・ルピ△△のような嗜好品を扱う仕事がしたい。
・望んでいる仕事は、新卒求人がなくパート・アルバイト求人が多い。
・興味がある事ならやる気が出そう。
・大卒後、ルピ△△のような店の店長がしたい。
・親を楽にしてあげたいので、新卒正社員の方が良いと思っている。
・お母さんは「ましろさんが後悔しない」選択を望んでいる。
ましろさんが認識している通り、具体的に志向していたその仕事での正社員は、
「社会人経験10年以上必要・年俸制300万円の本社広報」、
「百貨店バイヤー経験要・年俸制の商品部」、
「営業・接客経験1年以上・英会話力要・年俸制250万円の法人営業部」
など、総じて即戦力を求めていて、なおかつ年俸制・・・。
ここに新卒が入り込む余地は無いみたいですね。
ましろさんが働きたい仕事のイメージとしては、「扱い商品内容」「専門的な品揃え」
「店やスタッフの雰囲気」といった環境であって、ルピ△△に縛られる事もない様ですね。
さあ、組み立てて行きましょう。
(1)食品業界を志望、これ正解だと思います。出来れば営業が良いと思います。
ここで正社員になって「社会人の基礎・営業感覚・食品業界の人脈」を手に入れましょう。どんなビジネスをするにしても「営業感覚・能力」は必須です。
もし食品業界・営業になれなくても、正社員にこだわりましょう。
非正規社員から正社員への転職確率は、極めて低いです。
(2)ルピ△△の「お茶マイスターの資格」を早めに取得しましょう。
12万円の出費は痛いですが、出来れば1~2年以内に取りたいですね。
ここで「専門知識・人脈」を手に入れましょう。きっと「ましろさんと同じ志向」の
「起業や事業拡大を図る人」・「将来の顧客候補となる人」に出会えると思います。
(3)就職後かつ資格取得後、地域のコミュニティで「カジュアルティーパーティー形式のミニセミナー」を定期開催しましょう。月1回位、近所の知人・友人対象で実費のみ負担して貰う形で良いでしょう。これをやる事で、「セミナーノウハウ・開催実績・地域コミュニティ内の将来の顧客候補」を手に入れます。出来れば、実績の記録として、webにホームページを開きたいですね。セミナー参加者にwebが得意な人がいればラッキーです。
(4)企画書と実績報告書を携えて、自治体がやっている市民講座などへ開講を図ります。ここで規模・対象人数・専門性を少しあげましょう。もし本業の会社が副業可能ならば、利益が出なくても開業届け・青色申告しても良いでしょう。収入面でメリットが出ます。(詳しくはあえて書きませんが・・・)
(5)ここまでクリアしたら、手に入れたものを再確認してプランを絞り込みましょう。多分その頃には「ましろさんという商品」に、「資格」「その分野での実績」という「外面的なパッケージ」と、「プレゼン能力」「専門性」という「機能・品質」、「人脈」という「流通・
広報経路」がある程度備わっているはずです。
「a.実績・ノウハウを携えて志向する企業・お店に転職」「b.教室開催を軸に、専門性に特化した販売・喫茶などのお店を起業」「c.同じ志向の人間が10人以上集まったなら、その志向を軸にNPOを立ち上げ(NPO支援金も申請)」「d.培ったプレゼン能力と人脈を活用して、その会社で上を目指す」など・・・。起業資金は、人脈があれば意外となんとかなります。
この計画は、(1)~(5)を4~5年でやるプランです。
あくまでも「新卒正社員で就業する会社が本業」です。それに全力で取り組む事が、次のステップにつながります。これをやる事で、「本業に取り組むモチベーションを維持し」「本業外でも自分の能力を磨き」「自分の望む将来を具体的に描き」「定年・結婚に縛られない収入計画を計画する事」が出来ます。計画の途中で、何か大きなチャンスが訪れるかもしれません。とにかくポジティブに全力で取り組む事が重要です。
ちなみに企業の最終面接では学生の「本気度・熱意」をよく見ます。
それが無いと、やはり最終面接での落選が続きます。
何かに取り組むのに「遅い」なんて事は絶対ありません。
あなたは今、自分の未来に向けて「何も始められていない」と思っているかも知れません。だけど本当は、悩んでいる今すでに「自分の未来を生み出しかけている」んです。
ましろさんがお母さんを想う気持ちの中に、あなたの強さが存在しています。
その強さを信じて、歩んで行って下さい。
将来、お母さんと一緒にお仕事なんか出来たら良いですね。
大丈夫。がんばれ。くれぐれも、からだに気をつけてね。
耕介さん
確かに私は同級生と比べると甘やかされて育ったかもしれません。
ですが私なりに苦手な同級生、先生、バイト先の上司等と向かい合ってきたつもりです。私が親しい人間以外無関心なのは、障害をもつ同級生、問題児といわれた同級生の世話を担任の先生からよく頼まれたことが根本です。恥ずかしい話ですが、なぜ私が?ほかにも面倒見のいい人はたくさんいるだろうと思っていたからです。嫌な素振りをすると私が悪人のような扱いをするので不満に思っていました。
・・・ただの言い訳ですよね。
ごめんなさい。ただ、流せなかったのは、母子家庭を馬鹿にされているような気分になってしまったためです。これも私が幼稚なせいです。不快な思いをさせてしまったのであればすみませんでした。
最後に
ハロワのおやじさん、はんがんさん、耕介さん
未熟な私にためになるたくさんのご意見をくださり本当にありがとうございました。
私という人間は軸から直していかないとどうしようもないようです。
なので考え方から変えていきたいと思います。

※後段※
最後に、次の問いかけに対して、私の考えをお示ししておきますが、それがあなたにとって真理かどうかは、ひとえにあなた次第ですし、私の助言は所詮、あなたにとっては他人からの助言でしかないので、それを受け入れるかどうかも、責任主体であるあなたがご自身の決心として決めてください。あなたがどのような選択をされようと、私は何も困りませんのでお気遣いは不要です。ただひとつ確実に言えることは、こうした考え方、生き方をしてきた結果、私はとても楽だと感じているということです。ご参考になれば幸いです。
>>世の中に役立つ人間になろうという考えはどうすれば持てるのでしょうか。私は親しい人間以外どうでもいいと思っています。その人たちのために働けばいいのでしょうか。また社会で働いている方々は人のために働いているのですか?
「世の中に役立つ人間になろうとすること」は「自虐的な自己犠牲精神」とは異なると私は思います。人は誰でも親切で思いやりがある優しい人が好きな反面、自己中心的で冷淡な人は嫌いなもの。そして自分が幸せでなければ他人を思い遣るゆとりは持てないものです。だから好かれたければ無理のない範囲で自分の幸せをお裾分けする位のつもりで、人に親切にすればよいのです。つまり無理なく人を思い遣って親切にすること(その前提として、他人の気持ちを察することができる想像力を養うこと)は一方的に相手にトクをさせる損な行為なのではなく、反射的に相手からの厚意を義務以上に引き出す効果があるので、要求や糾弾をするよりも結果的に多くのものが返って来るということなのです。だからあなたが周囲の人々のために見返りを期待することなく働けば、周囲はそんなあなたを大切にするし放ってはおけなくなるので、結果としてあなたは与えた以上に得るものが多くなり、心が平穏で楽な生き方ができる好循環が回るというわけです。手始めとしては、周囲を見渡して、誰に対してでもいいから、あなたにとって大して負担にならずに力になれることを「手伝いましょうか?」と申し出て、見返りを期待せず100%善意で手伝ってみることから取り組んではいかがでしょうか?また就職できたあかつきには、興味の有無で選り好みせずに命じられた仕事は何でも全力で取り組み、成長しようと努力すればいいのです。要は他人の気持ちや会社のニーズを察して行動できるようになればいいし、それが結果としてあなたの幸せな人生に繋がるでしょう。
また社会で働いている人々が何を考え、誰のために働いているのかは、人それぞれであり、統一された答えはないと思います。自分のため、家族のため、社会のため、色々でしょう。ただ、多くの方々の悩みに向き合ってカウンセリングをしてきた私の経験則から言えることは、職場で悩んでいる人の多くは、周囲への思いやりや想像力に欠け、現実否認や正当化、逃避願望のスパイラルに陥っているケースがほとんどであるということです。そして魔法の言葉や薬をカウンセリングや精神科医療に求めてやって来ますが、自分が変わらなければ解決しないことに気づきたがらず、耳に心地よい慰めの言葉しか聞きたくない人も多いですね。人は聞きたい言葉しか聞こうとしないものですから。

※前段※
「親しい人間以外はどうでもいい」ということは、あなたは付き合って心地いい人だけにしか関心がないということ、言い換えれば、世の中に対して自分基準の関心しかないということですね。学生時代は嫌いな同級生とは友達にならなければ付き合わなくても済みますし、嫌いな先生の講義はとらなければ済みますが、社会人になったら嫌いな顧客やパートナー、上司、同僚とも付き合わないわけにはいかなくなります。そんなとき自分基準の考え方しか出来ない人は、上司や先輩が仕事を教えようとしてくれても、気に入らなければ、指導内容の是非ではなく、「言い方がきつすぎる」などと筋違いな着眼点から論点をすり替えて反発してしまい、結局見放されてしまう結果を招きがちです。現にあなたは、「気になった意見に返答」するだけ、しかも私からの心外なコメントに対しては「流せなかったから」と反論していますが、それはとりもなおさず、あなたの生き方が「聞きたい言葉だけを聞いて、気に入らない助言は聞き流す姿勢の生き方」であることを期せずして告白したのと同じなのは分かりますか?あなたは気づいておられないのかもしれませんが、採用面接ではこうしたちょっとした言葉の端々にあなたが企業にとって役に立つ人材に育ってくれるかどうかが如実に表れますし、面接官がそれを見逃すはずはありません。いくら装おうとしても、ちょっと刺激するだけで人の本質は言動に表れてしまうものなのです。
また、仮に母親や教師に望む学部では就職がないと助言されて不本意な志望校を選んだとしても、それを是と判断して受験し、入学したのはあなたではありませんか?あなたの人生の責任主体はあなた自身であってお母さんや先生ではありませんし、責任転嫁からは何も生まれませんよ。
結局あなたはこれまで、耳に心地よい言葉しか聞こうとしない生き方をしてこられたということではありませんか?もちろんそれが悪いこととまでは言えませんし、何不自由なく食うに困らない生活が保証されたどこかの資産家のお嬢様なら、そのままでも不都合はないでしょうが、今の生き方のままどこかに就職したときは常に周囲に対していらだち続けて疲弊する「いばらの道」を歩むことになるだけだと思います。
(字数制限のため後段に続く)
はんがんさん
・薬学・化学に興味がない(仕事にしたいとは思わない)
・薬剤師の資格は取得できない(生命化学部)
・薬学・化学に関した職につかないと転職の際仕事がないのではないか(経験)
自分が薬学科であるのでこの3行で薬剤師という単語が連想されると勝手に思い込んでいました。人に伝えるのは難しいとあらためて感じました。
少し頭を冷やして考え直そうと思います。

こんにちは。2つの論点についてコメントします。
あなたはは私の疑問点に対して
「薬剤師という言葉を出したのは、薬学科というと薬剤師と認識される方が多いからです。」と説明されたのですが、私の読み違いでなければ、あなたの最初の質問文には、「私は薬学科」という記述はどこにもありません。
別に私は揚げ足を取りたいからこの事を指摘するわけではありません。自分の思いを他人に伝える事は、あなたが思っているほど簡単ではない、という事を、あなたにはこの小さな事実を通じて改めて理解してほしいと思います。だって、私も含めて世界中のほぼ全ての人は、あなたの事なんか全く知らないのです。その中で一人の人間として生きていく上で、どのようにして自分の事を理解してもらうのか、自分の思いを伝えるのか。
おそらく、人間は人生の最後までずっとこの事で頭を煩わすはずです。就職活動もその一つでしょう。世の中にこの種のハウツーやノウハウは山ほど転がっていますが、結局のところはあなた自身で身に付けるしかありません。いい機会ですから、存分に考えてください。
あと、あなたが健康な人だとして、社会から正当な方法でお金をもらう(=自分の力で稼ぐ)ようになったら、わざわざ「世の中に役立つ」なんて難しく考えずとも、あなたはそれで十分社会に貢献しています。それ以上、どこまで社会と関わりたいかは人それぞれでしょうから、私から「これが正しい」なんて言うのは少々おこがましいでしょう。
もっとも、あなたが社会に備わった仕組みに基づいて権利を行使したい、若しくは自由を享受したい、と考えるなら、あなたには同時にその仕組みを守る義務と責任が発生するでしょう。ある人がただ権利や自由を得る事だけに専念するなら、社会から何らかのペナルティを受ける事があっても、その人はそれを甘受しないといけないでしょう。
それをあなたがどの程度認識しているか(をあなたが理解しているかどうか)が、あなたの疑問点を解決する鍵になる、と私は思います。正解なんてありませんから、こちらもよく考えてみてください。そうする事で、最初の悩みにも答えが見えてくるでしょう。
こんなにたくさんの回答ありがとうございます。
気になった意見に対し返答させていただきます。
はんがんさん
薬剤師という言葉を出したのは、薬学科というと薬剤師と認識される方が多いからです。また薬剤師は数年で過剰になることも理解しているつもりですので資格に頼ろうという考えはありません。
耕介さん
>>加えて、お母さんを大切に思う気持ちは大切にすべきとはいえ、もし心底からそう思っていたのなら、なぜ「勉強を早く終わらせたい」くらいの軽い理由で、「適当に」大学に入学できたのでしょうか?直面したくない困難に遭遇したときだけ、「母子家庭の私を苦しめないで」とお母さんを引き合いに出して正当化の道具にしてこなかったでしょうか?
確かに勉強を早く終わらせたいと思いました。それは私の望む学部では職につけないと母、教師に言われ、その時点で将来の夢をあきらめたからです。ただの我儘ですが。また、母子家庭であることを利用したことは一度もありません。質問している身ではありますがそこだけは流すことができませんでした。すみません。
再度質問したいのですが、世の中に役立つ人間になろうという考えはどうすれば持てるのでしょうか。私は親しい人間以外どうでもいいと思っています。その人たちのために働けばいいのでしょうか。また社会で働いている方々は人のために働いているのですか?
ひねくれ者で申し訳ありません。

厳しい助言になりますが、あなたの悩みは一言で言えば、現実否認と困難回避願望でしかないと思います。
どこでもいいから就職できればと考えつつ、一方で興味あることしかやる気が出ないともお考えのようですし、転職の有利不利を気にしているということは、最初から転職するつもりでいらっしゃるようですね。それに「最終面接で不合格になった企業は本当に入社したいわけではない」と、負け惜しみにも見える正当化が見て取れます。つまりあなたの発想の根本には自分が快適で楽しく仕事ができる「失敗しない就職」を夢見る気持ちだけがあって、「失敗」を極度に畏れつつ逃げ回っているということではないかと思います。加えてあなたが考えているのは自分の希望実現の成否だけで、いかに自分がその企業の役に立とうかという発想は全くないみたいですね。そんな発想のまま何社受けたところで、最終面接で落ちるのを繰り返すだけですよ。
どんな企業であれ(たとえ公務員であれ)、利益を生まない(仕事を任せられない)社員は要りません。あなたを快適にするためにボランティアで企業はあなたを雇うわけではないからです。ただ、現実問題として最初からバリバリ仕事ができる人材などいるわけがないので、その企業は「素人」をいわば先行投資と割り切って雇うわけですが、採否を分けるポイントは利益を生まない育成期間の給与の持ち出し分をそれ以上の利益として将来、企業に還元できるような役立つ人材に育ってくれる人かどうかです。だから待遇や研修、仕事内容の快適さ、楽しさ、やりがいなど、あなたの目線でのメリットにしか興味がない学生やその企業の事業をほとんど知らない(つまり興味がない)学生などは、採用し良い待遇を与えたところでそれを当然の権利と受け止めつつ気に入らない仕事からは逃げようとしたり、指導すれば簡単に辞めると言い出したりするのは明白なので、この厳しい時代は特に、最初から採用しない企業が多いのです。人生経験も面接経験も豊富な面接官はそのあたりを嗅ぎ分ける能力はずば抜けて鋭いので、今のあなたの発想体系のままでは簡単に見破られてしまうでしょう。
加えて、お母さんを大切に思う気持ちは大切にすべきとはいえ、もし心底からそう思っていたのなら、なぜ「勉強を早く終わらせたい」くらいの軽い理由で、「適当に」大学に入学できたのでしょうか?直面したくない困難に遭遇したときだけ、「母子家庭の私を苦しめないで」とお母さんを引き合いに出して正当化の道具にしてこなかったでしょうか?
今のあなたが意識すべきは、あなたの性格や知識を出発点にしつつも、世の中のため(狭義には職場のため)に役立つ人間に成長しようとする意志と、困難や課題から逃げず、変化を畏れずにひとつひとつクリアしていこうと覚悟を決めることだけだと私は思います。発想を転換し、結果として就職がかなえば、お母さんを大切にした上で自分も大切にする「両取り」が可能であって、「私かお母さんか」という二者択一は不要になりますしね。
ご参考になれば幸いです。

こんにちは。あなたは大学4回生という事なので、そのレベルに合わせたコメントを試みます。よかったら参考にしてください。
今、あなたが学んでいる学問の分野と、あなたが就職を希望する業界とが大きく異なる場合、(特にいわゆる「理系」を専攻していると)針路の修正が少々面倒になるのは、やむを得ないと思います。それは決して悪い事ではありませんが、一時的に人生を遠回りするかもしれないということを、あなたは認識する必要があるでしょう。そこで、せっかく遠回りするなら、この機会にいろいろ考えてほしい、と私は思います。
あなたの質問文を読んで、なぜ「薬剤師」という職業が出てくるのかが分からなかったのですが、以前何か特別な思い入れがあったのでしょうか? 薬剤師に限らず、なにか資格を取った/技能を取得したからといってあなたの将来が約束されるわけではありません。大切なのはその資格や技能をどう活用するかです。今の日本は弁護士だって失業するぐらいなのですから。もし「私に相談すればあなたの将来は大丈夫」とか「この仕事なら将来も安心」なんていう人がいたなら、信用しない方がいいですよ、というのが私の基本的な考えです。
あなたは嗜好品を扱う(例として示された会社は、確か紅茶の販売店だと思いますが)店の店長になって、何をしたいのでしょう? 中学生までなら「店長になる」が目標でいいのですが、実際に就業を考えるなら、もう少し深く考える必要があるでしょう。それがないままアルバイトでそこに就業しても、あなたには店長になる出目はまずありません(あなたに優れた才能があれば別ですが、そういう才能があるなら、そもそもこちらのサイトには質問をされないはずです=厳しい物言いですが、これが社会人の視点です)。
ただ、アルバイトという身分と店の店長(一応管理職)とのギャップは、あなたが考えている以上に大きいものです。時折「将来は店長の道あり」なんてアルバイトの募集があるのは事実ですが、世の中そんなに甘くはありませんし、甘くては困ります。
あなたが最初から正社員としての雇用を目指すのか、それとも社員雇用を目標としてのアルバイトでの就業を目指すのかは、あなたが自分自身で決める事で、そこで親御さんの事を意識する必要は全くありません。ただ、多くの場合、社会に通用するスキルアップの場としてアルバイトやパートという就業体系が存在しているわけではない事は、理解しておくべきでしょう。
ごく個人的な見解を述べるなら、ある企業の「雇われ店長」を目指すなら、最初からその企業の社員として就業した方が、はるかに近道だと思います。ただし、人生は近道=正しい進路とは限りません。何が正しいのかは、かなりの部分までその人の主観で判断されるからです。
結局のところは、あなたが仕事に何を求めるかを見いだす事が、あなたの進むべき道を判断するのに必要でしょう。様々な相談場所に話を持ちかけるのはもちろんけっこう。でも、その前にあなたの事をよく見てくれている人…ご家族や友人と率直に話をする事で、ある程度答えが導けると思います。もし、そういう話ができないなら、まずはそれを克服する事から始めてください。

昨年秋から全国のハローワークに「新卒応援ハローワーク」が開設されています。
是非、お近くハローワークを訪問し、人生経験豊富な民間出身のジョブサポーター
に相談してください。また彼らは地元の大学を訪問し大学の就職支援関係者と
連携し一人でも多くの学生の一日も早い内定確保のための総合的な支援を行っています。
私からのアドバイスは、
①他の学生と同じ行動をとらないこと
直接企業の社長に連絡をとり自分を売り込むこと(DM作戦)
②発想の転換をする
まず自分のやりたくない仕事を選ぶ。
③やりたい事と出来ることは違うと自覚する
仕事はやってみなければできるかどうかわかりません
④自分の売り強みを見つける
強みがなければ今から創る
⑤上記ジョブサポーターを含め多くの人に相談する
他者は貴方が知らない事や出来ない経験をもつ人たち、
そう考えると、他者・他人は貴方にとって皆人生の師。
(反面教師を含め)
⑥狭い視野で物事を考えるのではなく、上記の様に行動すれば、
数々の出会いの中から見えてくるものが沢山ある。
だからこそ沢山の人たちとの出会いがとても大切。
⑦誰のためでもない自分の人生。
まずは自分のことだけを考える。
時間は一瞬。二度度戻ってきません。貴重な時間を有効活用すること。
⑧とにかく行動すること
行動すれば見えてくることが沢山ある。
⑨必ず「手に職」がつく仕事につくこと。
顔晴(がんば)ってください。