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回答・コメントする(No.9956)
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中学の国語の教師になりたいんですけど・・・
[Q] 中学の国語の教師になりたい高校3年です!
質問ですが
国語の点がいい人はだいたいがセンスって
よく聞くんですが僕みたいに元々あまり国語にセンスがない人は国語の教師になることは不可能なのでしょうか?
またもしなれるなら
今からどんな勉強をしたらよいのでしょうか?
教えてください!
後大学はこのまま順調に行けば指定校推薦で
甲南か関学に行ける感じです(>_<)
まだ学部は分らないんですが(;_;)

中学校家庭科の教師をしています。
指定校推薦で大学が決まりそうということですが、学部によって教員免許状の教科でとれるものが変わってきます。
大きな目標が「教師」さらに「教科」となるのではないでしょうか。
複数の教科の免許状が取れる場合もありますので、進学される大学のくわしい「取得資格」などの条件を調べられるとよいと思います。
教える立場になったときに、二つのパターンがあると思います。
①大好きだった。得意だった。だから、この教科の楽しさを伝えたい。
②自分が生徒だった時代は苦手だったけど、高校や大学でおもしろさがわかってそれを今苦手だと思っている生徒にわかりやすく教えておもしろさに気づかせたい。
多くの人は、①のパターンだと思います。ですが、私は実は②のパターンの教師です。
中学校時代、高校時代、家庭科は苦手であまり好きではありませんでした。
でも、大学で家政学部に進み実習を進めていくうちに、だんだん思い通りに制作できるようになってくると、「おもしろい」と感じるようになりました。
教師になるつもりはあまりありませんでしたが、資格の一つと思って教員課程も取っていました。教育実習でちょっとやる気になり、ついつい採用試験を受けたら受かってしまったというのが、この仕事についたきっかけです。
でも、苦手だったからこそ嫌いだったからこそ、この教科をおもしろく感じさせるような教材の提示を考えたり、失敗しにくい実習方法を考えたりしています。
だから、苦手だからとかセンスがないから不可能なのではなく、克服しより楽しさをおもしろさを感じさせられること、が必要なのではないかと思うのです。

こんにちは。
高校球児ということは夏の予選真っ只中でしょうか。
卒業してもう何年にもなりますが
遠く離れていても母校の成績は気になるものです。
がんばってください。
さて、
少々畑違いかもしれませんが、
国語の教師に必要なスキルについて思うことありましたので
コメントさせていただきます。
まず、不思議だったのは
自信の国語センスに自信がないのに国語教師を目指されるのは
何か別の理由があるのですか?
無理ではないと思いますが、
教員として教育を語る際に、
自分がその教科を大好きであることは
大前提なのではないかと思います。
国語なら国語、数学なら数学の楽しみを
「ほら、おもしろいだろ?」と
なるべくわかりやすく、上手に提示することが教育かと。。。
自分自身が楽しんでいる姿が一番影響力あると思っています。
もしあなたがご自分のセンスに自信なくとも
その強い気持ちに自信があるのなら
なんら問題ないと思いますよ。
ただ、「大好き」になるきっかけには
やはり「得意」であることが多いんじゃないかなとも。
もしあなたが
特に「国語」に興味があるのではなく、
教員としての立場から
たとえば仮に、野球部にかかわっていくため
教員として国語を選び職業にと願ってらっしゃるのなら、
それもまたオッケーだと私は思います。
子どももそうですが、
「継続は力なり」
その立場を続けていきたいという気持ちで
国語に対するブラッシュアップをされるなら
教科に限らずきっといい先生になられるだろうなと思います。
私は国語が嫌いではありませんでしたが
正直センスはあまりないかなと思った時期もありました。
しかし、この歳になって
国語というのは小手先の技術ではなく
自分の経験が大きくものをいう分野だなと感じています。
たとえば読解に限るかもしれませんが、
今まで読んでも
他人事のように感じていた文章に接しても
自分の経験値があがると
我ながら深いなと思うところまで感じることができたりします。
知っているつもりでまだまだ知らない世界について
知識が増えると他の物事と結び付ける力もぐんと強まります。
だから今、ピンと来なくても
それなりに自分の経験をきちんと蓄えてその都度考えることをしていけば
センスは上がるはずです。
・・・たぶんですが。
私は小学校なのでいろいろと
教科や教材を研究しますが、
今はやはり国語が一番面白いと思っています。
新しい指導要領でも
どの教科でも表現力という国語的な力を問うことになってきましたし。
最後に一つ
指定校で進学を決められるということは
きっと日々、努力し
学業と部活を両立された賜物と拝察します。
しかし、脳の若い今、受験に向かって背水の陣で学習をすることは
たしかにストレスフルではありますが、
自分の限界に挑戦し、究極に自分を追い込む試練です。
成功するにせよ、失敗するにせよ
乗り越えたものにしか手にできない大きな経験です。
受験でなくてもよいと思いますが、
もしよかったら
何かそれに匹敵する経験をお考えに
なってはどうでしょうか。
蛇足なものいいお許しください。
熱い毎日ですが、お体に気をつけて
悔いの残らないよう精一杯がんばってください。