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回答・コメントする(No.9958)
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いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
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回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
`かつぜつ`がよくなる方法
[Q] 将来、声を使ったお仕事がしたいのですが、私‘かつぜつ‘が悪くて よく言葉を噛んでしまいます。
‘かつぜつ‘がよくなる方法を教えてください。
道化さん、ありがとうございます!
わかりにくいところなども、区切っていただいて本当にありがたいです。
簡単そうに見えても、声に出していってみると難しいものですね。
毎日2回ほどで成果がでるなんてすごいですね!
しばらく続けてみようと思います!
ほんとうに ありがとうございました!
この前ネットで見つけたものです。
毎日2回ほどで成果がでましたよ!
↓↓↓↓
あめんぼ赤いな。
アイウエオ。
浮藻(うきも)に子エビも泳いでる。
柿の木、栗の木。
カキクケコ。
きつつきこつこつ枯れきやき。
ささげに酢をかけ、
サシスセソ。
その魚(うお)浅瀬で刺しました。
立ちましょ、ラッパで、
タチツテト。
トテトテタッタと飛び立った。
なめくじのろのろ、
ナニヌネノ。
納戸(なんど)にぬぬってなにねばる。
鳩ぽっぽ、ほろほろ。
ハヒフヘホ。
日向のお部屋にゃ笛を吹く。
まいまい、ねじまき。
マミムメモ。
梅の実落ちても見もしまい。
焼き栗、ゆで栗。
ヤイユエヨ。
山田の灯(ひ)のつく宵(よい)の家。
雷鳥は寒かろ、
ラリルレロ。
蓮華(れんげ)が咲いたら、瑠璃(るり)の鳥。
わいわい、わっしょい。
ワ ウィ ウ ウェ ヲ。
植木屋、井戸変え、お祭りだ。
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「ワ ウィ ウ ウェ ヲ」の段はわかりにくいので区切っておきました。
最初はゆっくり言うのがいいですよ!
ていねいに回答してくださって、ありがとうございます。
息の出し方とか筋肉の使い方とかも大切なんですね!
はんがんさんの教えてくださったアナウンサーさんの話、すごいとおもいます!憧れます!
今は、演劇系の専門書などを呼んで、毎日すこしずつトレーニングしていきたいと思います!
本当に、ありがとうございました。

こんにちは。最初に結論を言っておくと、滑舌をよくするにはひたすら練習あるのみです。当たり前の答えでごめんなさい。だけど、これしかありません。ただし、滑舌はよい発音(発声)の要素の一つにしか過ぎません。息の出し方とか筋肉の使い方とか、さまざまなことが正しくできて、初めていい発音ができることを、覚えておいてください。
演劇系の専門書には滑舌をよくするための練習法がいくつも書いてありますが、できればそれをプロの方に教わりましょう。独学でするよりも遥かに効率がいいし、自分の長所や短所もとてもよくわかります。また、自習する時は、必ず全ての練習を録音して、あとで全部聴き通しましょう。週に1回2時間練習するより、1日10分毎日練習する方が効果的です。1年続けることができれば、あなたの滑舌はかなり改善するはずです。
この春、女子高校生があるビジネス書を読んで高校野球のマネージャーにチャレンジする…という小説(?)がTVアニメになっていました。番組の冒頭で放送局のアナウンサーによるナレーションが入るのですが、この語りが驚異的にうまい! アニメ本編の声優さんだって練習はしているでしょうし、演技が下手というわけではないのですが、そんな声優さんなんか失礼ながら足下にも及ばないぐらい、アナウンサー氏の語り口はすばらしく、私は改めてアナウンサーの実力を思い知りました(まぁ、このアナウンサー氏は別格と言える方でもありますが)。
ずいぶん昔、アナウンサーの実力を確かめる実験をTVでやっていました。初見の原稿をアナウンサーに朗読してもらうのですが、その原稿を前触れなしに隠してしまい、アナウンサーがどこまでその先を読めるか試したのです。実験が始まって、突然原稿が隠されたあとも、アナウンサーさんは口調一つ変えず原稿を読み進めます…なんと隠されたところから確か50文字近くまで読み続けたのでした。これには驚きました。
つまり、このアナウンサーさんは、原稿を目で追っている部分の50文字近く前を声に出している=50文字先のことを意識しながら原稿を読んでいたのです(しかも初見!)。原稿を少しでもいい姿で視聴者に届けるには、常に先を読み込むことが必要だとこのアナウンサーさんはおっしゃっていましたが、この域に達するまでどれだけの努力が必要か、私には想像もつきません。
いい発音、いい滑舌は、もちろん大切ですが、それだけではいい語りにはなりません。自分が何を話したいのか、それをどう話したいのか、こういうことをきちんと考えることが、いい語り/いい演技には欠かせないと、私は思います。