管楽器リペアマン

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管楽器の修理を行う。木管楽器、金管楽器の専門工房で働いたり、メーカーや楽器店に就職して技術を身につけ、その後独立する人もいる。この職業につくには、音響学的な知識と音色を聞き分け判断できる耳を持っていることが求められる。専門の学校もあり、フランスに留学する人もいるが、学歴などよりも、技術を持っているかどうかが重要視される。客を満足させた経験を積み重ね、管楽器技術者は一人前になっていく。なりたい人は多いということだが、現状でも腕の良い技術者はなかなか少ないという声もある。

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壊れた管楽器を修理する専門家をいう。楽器とは非常にデリケートなものであり、楽器を修理するためには、高い技術力と楽器の特性や素材の知識が必要となる。また修理を終えた楽器の微妙な音色の調整なども行わなくてはならないため、楽器によっては確かな音感までをスキルとして要求されるものもある。楽器とは同じ製品であっても、ひとつひとつが細部において全て異なるとさえ言われるものなので、管楽器リペアマンの仕事は非常に重要であるといえよう。 有名な職人(クラフトマン)に弟子入りして修行を積む場合などもある。

◆楽器メーカーに就職した場合の初任給は17~20万円程度。(※1)

※1『つくにはBOOKS No.9 '06年版』さんぽうよりp42

学校卒業後、楽器メーカーや楽器卸し会社、楽器店、リペア専門の工房などで働きます。大手楽器メーカーの中にはリペアマンを社内で養成する制度を設けているところもありますが、採用数は少なく、また希望通りの職場に配属されるとは限りません。これとは別に、楽器製作を学べる専門学校の中には管楽器リペアコースを設けているところもあり、こうした学校で技術を身に付けることで就職の際、有利になるかもしれません。

わずかな調整の差でも楽器の性能は大きく変化するため、手先の器用さや繊細さ、そして根気強さが求められる仕事です。また、実際に音を出し演奏してみないことには状態が把握できないため、管楽器の演奏力も必要とされます。優秀なリペアマンは優秀なプレイヤーでもあるといえます。

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