グラフィックデザイナー

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ポスターや商品のパッケージ、書籍、看板など、商品の宣伝・販売に関わり、かつ平面的なもののデザインをする。最近は、メディアの多様化にともなってウェブやCMなどのデザインを含む場合もある。書籍ならエディトリアルデザイナー、ウェブならウェブデザイナーと専門化して呼ぶことも多い。基本的には、商品の意図をくみ取り、それに沿いつつも美しく機能的にまとめあげる。企業のロゴなどのCIを手がける場合、会社の方向性や事業展開にも関わっていくことになり、きちんと意志疎通を図れる能力が必要。専門的な知識は、工芸高校、工業高校、専門学校、美術系の大学などで学ぶ。また、パソコンを使ったデザインが多く、マルチメディア関連の知識は必須だ。就職先は広告代理店や企業の広告宣伝部、デザイン事務所など。アシスタントからはじめ、10年ほどで独立する人が多い。また、数人のデザイナーをまとめるアートディレクターになる人もいる。多様なジャンルがある世界なので、どの方向に進みたいかを考えておくとよい。

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グラフィックデザイナーとは、平面デザインをつくる人を指す。その範囲はかなり広く、店頭POPやメニュー、チラシやDMハガキの原稿制作から新聞広告、雑誌、書籍、CDジャケット、商品パッケージなどがあり、個々のデザイナーが得意分野を持つことが多い。また、デザインだけではなく、スケジュール管理や印刷・製版知識も必要になる場合がある。最近は作業の多くを、コンピュータを使って行うので、コンピュータとグラフィック系のアプリケーションソフトを操作できるスキルも必要不可欠と言えるだろう。作業内容も、DTPオペレーターに近い人から、納期や予算管理を担当するアートディレクターに近い人までおり、知識の広さと行動力・実践力などにより活躍範囲が広がる職業でもある。どんな仕事でも依頼人の要望に応え、読者や購買者に魅力的なデザインをしなければならない。

グラフィックデザイナーは、デザイン会社や広告代理店、企業の宣伝部などに勤務するほかフリーで活躍しています。このため正確な実数は分かりませんが、グラフィックデザイナーとして生計を立てている人は、全国で7000~1万人程度といわれています(※1)。ちなみに日本で唯一のグラフィックデザイナーの全国組織である社団法人日本グラフィックデザイナー協会の会員は現在2300人です。(※2)

※1「職業データベース」独立行政法人 労働政策研究・研修機構より
※2日本グラフィックデザイナー協会ホームページより

◆初任給は17~18万円程度(※1)。年収は底辺で150万円、頂点で6000万円(※2)。本人の能力や仕事の種類によって大きく変動します。フリーの場合は作品ごとにギャラが発生し、例えば週刊誌のグラビアページで1ページ1万円以上。広告などの商業物の場合は通常の出版物の2、3倍になります。(※3)

※1『女性の職業のすべて』啓明書房よりp134
※2『フリーランス図鑑』実業之日本社よりp10
※3『天職事典』造事務所著・PHP研究所出版p41より

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印刷物をデザインする仕事なので、画家や漫画家のように、ペンや定規を使って版下(デザイン用紙)に描きこむ姿を想像するかもしれませんが、それは数年前までの風景。今ではほとんどのデザイナーはパソコンの画面上で一から作品を完成させ、データのまま印刷所に納品します。このため、デザインセンスだけではなく、パソコンの知識や技術も必要になっています。

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