エディター[編集]

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撮影済みフィルムを脚本にしたがって編集する。映画関係の専門学校を出て、助手から始める。これまではフィルムを実際に切ったりつないだりしていたが、現在はコンピュータの映像編集ソフトを使い、ビデオで行うのが一般的になった。日本ではフィルムのムダづかいを防ぐため、1つのシーンをカットごとに分けて撮影していくのが普通だ。つまり日本では、あらかじめ編集しながら撮影しているということになる。そのためか、編集は地味な仕事という印象もある。しかし、アメリカ映画では、1つのシーンを「マスターショット」として最初から最後まで通して撮影し、その後で、クローズアップなど、「ピックアップ」というショットを撮る。さらにショットによっては複数のカメラを使うこともある。マスターショットと膨大なピックアップショットを編集しなければならないので、エディターと呼ばれる編集マンのセンスと才能が映画全体の出来を左右する。アメリカ映画では、編集の仕事から映画監督に進出する人もいるし、監督が自ら編集を担当することもある。

◆ポジ編集者の年収は約300~600万円、デジタル編集者の年収は約300~500万円。(※1)

※1『業界就職希望者のためのマスコミ解体新書』角川書店よりp106、110
勤務先、経験年数、雇用形態などにより大きく異なります。

フィルムをつなげていくポジ編集者の場合は、映画関係の専門学校などで編集の基礎を学んだのち、編集専門の会社などに入社し修業を積んでいきます。ビデオ編集機を使ったデジタル編集者を目指す場合、映像技術系の専門学校を卒業後、エンジニアとして編集スタジオなどで働きます。(※1)

※1『業界就職希望者のためのマスコミ解体新書』角川書店よりp106、110

編集作業には監督も立ち会いますが、エディターの生み出すリズムが作品全体の基調になっていく大切な仕事(※1)。テレビ番組などの編集では、映像に特殊効果やテロップなどを施す作業もあります。映画、テレビ番組のいずれにしろ、公開日やオンエアの日程などが詰まっているため短期間の集中的な作業になることが多い職種です。(※2)

※1『業界就職希望者のためのマスコミ解体新書』角川書店よりp106

※2『つくにはBOOKS No.3 2006年版』さんぽうよりp55

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