スポーツクラブのインストラクター

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現在全国におよそ2000のスポーツクラブがあり、それ以外にも公的機関や企業内のスポーツ施設がある。そこで会員などのためにトレーニング方法を教えたり、トレーニングのメニューを作ったりする。健康運動指導士、運動指導担当者といった資格があるが、必ずしもそれがないとなれないというわけではないし、資格があっても仕事があるとは限らない。各スポーツクラブが独自に採用を決めるが、派遣会社に登録してそこから派遣される、というケースもある。また多くのスポーツクラブがエアロビクスと水泳に比重を置いており、専門のインストラクターを置いている場合も。たとえば複数のスポーツクラブにまたがりエアロビクスを教えて回るインストラクターなどもいる。そのほかに、リバーアクティビティ、スキー、スノーボード、ダイビング、乗馬、ヨットなどは、それぞれの施設にその種目専門のインストラクターを置いている。それぞれ種目ごとに日本体育協会や民間の競技団体がインストラクターの資格を設けている。

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最近ではスポーツの目的が、単に競技能力の向上というだけでなく、健康の増進やストレス解消、ダイエットなどにも広がってきている。スポーツインストラクターはスポーツクラブなどで、スポーツを楽しむ人にそのスポーツ技術の指導を行い、トラブルや事故を未然に防ぎ、個人個人の目的に応じたプログラムを提案して、人々が無理なく健康維持・増進できるような運動メニューを作成したり、実際の運動を指導したりするスペシャリスト。また、幅広い年齢層に指導するため、スポーツを教えるだけでなく、利用者の体力に合わせた指導や、科学的に裏付けられたトレーニングメニューによる目的別の指導なども必要となってきている。確かなスポーツに関する知識はもちろん、人と接する仕事のためコミュニケーション能力や、広い心を持った人が適任である。

スポーツクラブのインストラクターの正確な数は不明ですが、2000年の国勢調査の時点で、7万4023人が「職業スポーツ従事者(個人に教授するもの)」として働いていました。ちなみに、総務省の調査(※1)によれば、2004年時点でフィットネスクラブを営む事業所の数は全国に1319軒あり、従業者数は4万2963人となっています。

※1「平成16年 サービス業基本調査」総務省統計局

勤務先、経験年数、能力、雇用形態などにより異なりますが、フリーのエアロビクスインストラクターの場合、インストラクター料は1レッスン(60分)で3000~6000円が相場。(※1)

※1『将来の仕事なり方完全ガイド2』学習研究社よりp81

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スポーツクラブのインストラクターとして働くために必須となる資格はありません。ただし、スキーやテニスなど特定種目の場合は当然、その競技に対する優れた技能や指導経験、また各団体が認める指導員資格などが求められます。また、健康維持やダイエットなどを目的としたフィットネスクラブで働く場合でも、体育大学を卒業していたり、また、健康運動指導士やスポーツプログラマーなどの資格を取得したりしていると役立ちます。

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