彫金師

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金属を使って、アクセサリーや小物、建築物の装飾などを作る職人であり、アーティスト。シルバーを使った彫金が最近の主流だが、鏨(たがね)を使って模様を掘り出す日本伝統工芸としての彫金もある。美術・芸術系の専門学校や美大には彫金を専攻するコースがあり、歴史から技術、デザイン、マーケティングなどを総合的に学ぶことができる。あるいは学校ではなく、カルチャーセンターや彫金教室で学んだり、独学することも可能だ。ある程度の技術を身につけたら、彫金工房の採用試験を受けたり、先生のアシスタントとなる、あるいは独立開業する。またそのほかの職場として宝石店や美術館に勤める場合もある。独立を志すなら、コンテストなどに応募し、賞をもらうなど、一般的な評価を得るのがもっとも手っ取り早いだろう。

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宝石、金、プラチナを用いて、アクセサリーや装飾品、小物などを作る専門家を彫金家、あるいは彫金師と呼んでいる。素材となる金属の特徴や色合いを活かし、さらにオリジナリティを発揮してデザインしていく。ジュエリーデザイナーとしての作業も兼ねている場合も多いが、彫金家はかなり職人的な工芸のジャンルと言うことができるだろう。また、最近では若いアーティスト達が自分で作品を作り、小さな店や露店などで販売してアピールするケースも増えているようだ。細かい作業のため、手先が器用であることはもちろん、こもった作業となるため、忍耐力も必要だ。

現在、彫金師として働いている人の正確な数は不明ですが、2000年の国勢調査の時点で5477人が金属彫刻作業者として働いていました。

工房や宝飾・貴金属店などの見習いやアルバイトで時給1000~1500円程度。アクセサリーメーカーに就職した場合で月収20万円弱。(※1)

※1『人間関係がニガテでもうまくいく天職ガイド』廣済堂出版よりp71

美術・工芸系の大学や専門学校あるいはカルチャー教室などで、彫金に関する基礎的な知識や技能を身に付けた後、彫金関係の工房やアクセサリーメーカー、宝飾・貴金属店などに就職します。趣味で作ったシルバーアクセサリーをインターネットなどを通じて個人で販売するケースも増え、中にはショップの開業を果たす人もいます。このほか、伝統工芸品としての彫金もあり、その場合は産地の工房などに弟子入りし経験を積みます。

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