自動車整備士

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整備工場やガソリンスタンド、ディーラーなどで、自動車の整備、点検、修理にあたる。整備士になるには、実務経験の後、国の検定試験に合格して資格を取得する方法と、養成施設(国土交通省指定の専門学校や工業高校や各都道府県の講習所)を修了し、民間の認定試験に合格して資格を取得する方法がある。資格は3級、2級、1級があり、2級整備士になると整備工場を営業できる。近年は技術が進み、自動車の構造・装置が複雑化しており、とりわけハイテク化された装置への高度な技術が必要とされている。このような専門知識を持った整備士が不足しているのが現状で、ニーズは高い。また、ハイブリッドカーをはじめ環境重視の社会に適応できる知識も求められ、自動車整備士の役割は変わりつつある。なかでも、これらの最新技術や知識を持つ1級整備士は、技術コンサルタントとして活躍することが期待されている。

<< 編集部の職業解説 >>

自動車整備士 日本国内を走る自動車は約8,000万台(2013年現在)ある。そんな自動車の専門的な技術と知識を持ち、点検・整備するのが自動車整備士だ。身近なところでは新車納入や車検時の自動車の点検・整備から、専門的な分野ではカーレースでのメカニック業務まで、自動車の整備や点検を幅広く行う仕事。点検・整備は車のユーザーに快適な運転を提供するだけでなく、車の安全性を向上させ不備による事故を防ぎ、排気ガスや騒音を抑えるといった効果もある。実際に仕事を行う上では、自動車整備士技能検定に合格して国家資格を取ることが望ましい。
(写真提供:一般社団法人 日本自動車整備振興連合会)

機械いじりの好きな人には、もってこいの仕事。
社会インフラである交通に関わる仕事であり、経済発展・豊かな暮らしを支えるという重要な役割を担う。

2014年時点で、日本における自動車整備業の事業所は92,135ヶ所(2014年現在)。そこで働く整備要員(工員)の数は401,085人で、そのうち整備士は342,486人。1事業所あたり整備要員が4.4人にいる計算なる。(※1)

※1『自動車整備白書 平成26年版』日本自動車整備振興会連合会より

◆自動車整備業(平均年齢43.0歳)の平均月収は27万200円、推定平均年収は413万8000円。(※1)
◆自動車整備要員(平均年齢43.8歳)の年間平均給与額は378万円。(※2)

※1「賃金構造基本統計調査 平成26年」厚生労働省より
※2『自動車整備白書 平成26年版』日本自動車整備振興会連合会より
勤務先、経験年数、雇用形態などにより大きく異なります。

大きく分けて2通りがある。
1つは、まず自動車整備工場などに就職し、働きながら修行する。この場合、技術がある程度習得できたところで、「自動車整備士技能検定試験」の資格を取得する人が多い。
2つめは、専門学校などで学び、「自動車整備士技能検定試験」の資格を取得後、就職する。

自動車の整備作業をすること自体に資格は必要ないが、自動車整備士の資格を持っていると就職に有利になる。
資格取得に際しては、国土交通大臣が行う「自動車整備士技能検定試験」に合格する必要がある。試験は1~3級および特殊整備士に分かれ、さらに二輪自動車、ガソリン自動車など整備対象ごとに細分化されている。

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