通訳

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異なる言語を話す人々の橋渡しをする。外国語から日本語、日本語から外国語、もしくは外国語からほかの外国語にすばやく翻訳して、両者の円滑なコミュニケーションを手助けする。企業視察や商談、講演会、国際会議、テレビのニュース番組などが主な活躍の場。語学力はもちろんのこと、日本語のボキャブラリーや表現力、相手国の歴史や文化的背景、政治・経済・芸能・スポーツなどの幅広い知識や見識が求められる。聞きながら翻訳して話す同時通訳や、メモしながら聞いてまとまったところで訳す逐次通訳など場合によって通訳の方法はさまざまだが、いずれの場合も話し手の伝えたいことを的確に捉え、一番よい表現で聞き手に伝えることが重要だ。日本で活躍している通訳者の大多数は、通訳者養成学校を経てプロの通訳になっている。また、海外での留学経験を生かし、日本に帰国後、通訳エージェントに登録して実績を積んでいく人も。ライセンスは必要ないが、通訳能力を証明することのできる通訳技能試験などの資格を取っておくと有利だろう。

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国際化が進み、英語をはじめとする外国語を頻繁に聞く現代、各分野で通訳のニーズは飛躍的に高まっている。海外と日本を結ぶ会議、商談、放送などにおいて通訳の仕事は欠かせないものになっている。通訳に必要な能力はもちろん語学力だが、発言内容を理解するためには国際的な社会常識や通訳する事柄についての専門的な知識も必要となる。また翻訳と異なり、通訳とはリアルタイムで外国語を日本語に直さなければならない仕事なので、機敏性、機転、推察力、文章構成力といった能力も持たなければならない。日本語と外国語では文章構成がまったく違っている場合が多く、文章全体を聞かなければ正確に訳すことができないが、記者会見やインタビューの同時通訳は、そのような時間の余裕が無いこともある。そのため、相手が話している途中で、口調やそれまでの話の流れなどから推理して、同時通訳していくような技能が求められる。

放送通訳や会議通訳のトップクラスは日給で7~10万円。キャリア20年くらいになると実働日数は少なくても月収100万円を超えるといいます。また、一般の通訳でも、本気で取り組めば、日給3万円程度からのスタートで月収50万円前後にはなるといいます。(※1)

※1『他人の給与明細がこっそりわかる本』廣済堂文庫よりp169

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通訳者になるためには、高度な語学力や通訳技能に加えて、政治、経済から科学技術、芸術まで幅広い知識、教養や日本語能力が必要です。事前に資料を読み込むなど勉強熱心であることも重要です。通訳の仕事をするにあたり、特に必須となる資格はありませんが、報酬を受けて外国人を案内する通訳ガイドだけは、国土交通大臣が実施する通訳案内業試験にパスする必要があります。この場合は、日本の地理や歴史、文化などに精通していなければなりません。

通訳のジャンルとしては、商談、会議、講演などのビジネス分野や、外国ニュースなどを通訳する放送分野が代表的ですが、このほか、取調べや裁判で活動する警察・法廷通訳、外国人のアーティストやスポーツ選手などに対応する芸能・スポーツ通訳、観光客の案内を行う通訳ガイド、展示会やイベントなどで活躍する通訳コンパニオンなど、さまざまな活躍の仕方があります。

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